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元祖ロボットアニメ『鉄人28号』の制作者が30年近く前に執筆したファンタジー。ライトノベルのような感覚でサクサク読め、世界観もしっかりとしている。多少駆け足気味な部分もあるが、そこはジュブナイル小説故に仕方ない気もします。
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彼らは、全員ではないにしても、心の中に入って、お互いの心に直接触れて意思を通じ合わせる力を持っている。
なのになんでこんなことになるのか。
もっとわかり合えなかったのかな。
折角の能力なのに宝の持ち腐れですよ。
真意に気付くまではいかなかったとしても、なんか変だなってことぐらいは分かるんじゃないのかな。
やはり、「ある」ということに胡坐をかくと、その有用性やありがたさまで忘れてしまうのかな。
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NHK FM 青春アドベンチャー「砂漠の王子とタンムズの樹(全10回)」の原作
http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2014016.html