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出版社のかたから、献本でいただきました。
もともと、ブクログの新刊で登録数が少し多かったので、気になってた一冊でした。
心の報酬(働く喜び)をどう、従業員に伝えるかというのがこの本のメインテーマ。
そこから、憧れられるリーダーとは?従業員のモチベーションのあげ方が具体的に著者の経験から書かれている。
部下にもっと自分の熱意を伝えたいと悩んでる、課長、部長職の人にはオススメの一冊です。
で、読んだ中で気になったのが、この本で
書かれていますが、同じぐらいの給与や待遇で働いてる組織にはこのやり方は効くと思った反面、その逆の状況なら、またやり方は違ってくるなーというのが、本音だった。
今の職場が、それに近い部分もあるので、部署によっては、それが実現されてるんだろうなーと思うところもあるし、そうではないなぁ難しいなぁというところも感じた。人を育てる、動かすというのは一筋縄ではいかないものだと感じた。
でも、一つのやり方がまとまってるので、良書です。
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■心の報酬
A.顧客も従業員も経営者も、皆が満足を得ながら成長する会社は、次のような「しあわせサイクル」がきれいに回っている。「経営者」が働きがいのある職場づくりをする →「従業員」はやりがいを感じ質の高い仕事をする →「顧客」は満足し、会社は業績を伸ばし、働きがいのある職場づくりを一層進める
B.報酬には、「金銭的な報酬」と「心の報酬」の2 種類がある。私たちは金銭的報酬が十分でも、心の報酬が欠けていると、「働きがい」を感じることができない。
C.心の報酬には、次の3 つがある。
1.役立ち感:誰かのために自分が役に立っているという実感。よい仕事をすると、人に喜んでもらえる。このことは、働く人にとって大きな心の報酬になる。
2.成長感:仕事を通じて得られる、自分が成長しているという実感。ワンランク上の仕事をすることで、部下は成長感を得られる。
3.絆・連帯感:仲間と一緒に働いていると楽しい、と思わせるもの。従業員を会社に繋ぎ止めるために欠かせないものであり、会社の業績にも影響を与える。
D.心の報酬は、従業員を、働くことに喜びを感じる「わくわく社員」に変身させる。わくわく社員は、「自分の仕事」「自分の会社」「自分の顧客」「自分と一緒に働く仲間」、そして「自分」に関心を持っている。もっと言うと、愛を持っている。
愛する気持ちは重要である。自分の仕事が好きだから、仕事の質を上げるよう努力できる。愛社精神があるから、会社の発展のために尽くすことができる。
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チェック項目11箇所。心からわき上がる笑顔と働きがいを持った「わくわく社員」を増やすために、そして、みなさんが「わくわくリーダー」になるために、本書がお役に立つことを願っています。小売業は35.8%、医療福祉業界などは38.6%という高い離職率に苦しめられています。誰にも働きぶりを認めてもらえない職場では、仕事に向かうモチベーションを維持できません、そこでリーダーの出番です、リーダーが、従業員に声をかけることで、期待感を伝え、感謝を伝え、そして承認することで、「役立ち感」を生み出すのです。ポイントは、〇〇さん、と冒頭に相手の名前を必ず入れることです、名前を呼ぶことは、お互いの心の距離をぐっと縮めてくれる大事な要素です。100点満点から一人分をマイナスして、99点? いいえ、そんな甘い点数はつきません、100人中、たった一人の気がゆるんでいるだけで、舞台全体が質の低いものに見えてしまいます、その結果、99点どころか、0点にまで落ち込んでしまうことだってあるかもしれません。たとえば、「神経質だね」という言葉と「几帳面だね」では、印象が180度変わります、同じように、「仕事が遅いね」ではなく「少し丁寧すぎるね」を、部下を指導するときも、こうした気遣いがあると素直に聞き入れてくれます。もし部下の失敗をおそれるあまり、部下に仕事を任せることができないのだとしたら、その失敗に応じた対策をあらかじめ用意しておけばいいのです、そうでなければ、いつまでたっても部下は成長することができません、「自分でやったほうが早い」という考えと言葉は禁物です。立派な理念や素晴らしいビジョンも、従業員に具体的なイメージで教えていなければ、彼らは実行に移せないということです。私は、すべての従業員に「〇〇のため」を見つけてほしいと願っています、「〇〇のため」が変われば、行動が変わるからです。リーダーの能力ではなく、リーダーの努力と情熱にこそ、部下はついてくる、そんなリーダーがそばにいると、部下達は、この人のために頑張ろう、先輩のようになりたいと、モチベーションを高めていきます。職場における楽しさとは、従業員が笑顔で、働きがちを持ち、いつも生き生きと働いている様子のことです、従業員どうしのコミュニケーションも良好で、なんといっても職場の雰囲気が明るい、これが職場における楽しさです。
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大きな会社でも、小さな会社でも
組織がある以上、大なり小なり
組織の壁は存在します。
そして、個人やグループでの最適な方法は考えられますが
会社全体で考えた場合の最適な方法というのは
なかなか考えられていないものです。
本日ご紹介する本は、
チームワークを向上させ、
業績を上げるための秘訣が書かれた1冊。
スーパーの元店長さんが書かれていますが、
一般的な中小企業にも当てはまる内容となっています。
ポイントは
「仕事を通じて得られるもの」
人間の欲求には
だれかの役に立っているという「役立ち感」
自分は成長しているという「成長感」
仲間と一緒に頑張っているという「連帯感」
があります。
これらの嬉しい実感は仕事を通して得られるものです。
どうすればこれらの実感を得られるかを
考えて、実際に行動できれば違った毎日になりそうです。
「役立ち感」
誰かの為に役立っているという実感は、
働く人にとって何よりも大きな心の報酬になります。
お客さんでも、周りの仲間でも「ありがとう」「助かります」
と言われれば嬉しくなるものです。
自分は何によって、役だっているのかを
常に考えることは重要だと思いました。
「成長感」
毎日同じような決められた仕事をしているうちは、
自分が変わることは難しいです。
なにかを変えるには、まず自分が変わらなければなりません。
自分が変わり、周りを変えることで、結果がでるものです。
まず自分が変わらないといけないと思いました。
「連帯感」
チームワークの発端となるのは、
「誰かを助けよう」という気持ちです。
自分の仕事が忙しいと周りのことえを考える
余裕がなくなります。
しかし、チームで仕事をやっている以上、
チームために、どうするのが一番いいのかを
常に考える習慣をつけないといけないと思いました。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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感動エピソードを探しながら毎日を暮らしているうちに、感動を見逃さない目が身につく
誰かの為に役立っているという実感は、働く人にとって何よりも大きな心の報酬になる
従業員に役立ち感を与えるには、ダメなところでなく、よいところを日常的に探す習慣を身につける必要がある
部下の可能性を引き出すためには、部下の話をしっかり聞くことも必要
チームワークの発端となるのは、「誰かを助けよう」という気持ち
自分が数字に責任をもつことで、経営の一端を担っているという意識が生まれる
挨拶を怠り、お互いの心が開いていない状態では、どんな言葉も相手に届かない
リーダーの役割=わくわくと楽しく働ける職場づくり
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◆目次◆
Chapter 1 成功は「わくわく社員」づくりから
Chapter 2 心の報酬(1)「役立ち感」でやる気をアップ
Chapter 3 心の報酬(2)「成長感」で定着率をアップ
Chapter 4 心の報酬(3)「絆・連帯感」で業績をアップ
Chapter 5 みんなを巻き込むリーダーになる
Chapter 6 すべてはリーダーからはじまる
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/0f65145b2a0a2d44.png
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時給760円のスーパーのパートさんだった筆者が、店長になり今では年収1000万(今はコンサルティング会社経営)。中小企業のサービス業のリーダー指南書。会社が成功するためにはわくわく社員を育てることが必要。それが顧客満足度に繋がる。そしてわくわく社員を育てるリーダーはわくわくリーダーでなければならない。その方法はとても具体的で分かりやすく簡単なんだけど、中途半端なリーダーである自分には難しいなーと考えさせられた。
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リーダー論。自分があるべき姿でないと口で言っても部下はついてこないということ。「すべてはリーダーからはじまる」偉くなるほど当たり前でなかなか難しいもの。
「心の報酬」=「役立ち感」「成長感」「絆・連帯感」
<ミーティング8つのルール>
1.定期的開催(緊急時はその都度)
2.事前にテーマを告知する
3.進行役は持ち回り
4.全員が発言する
5.メンバーの話は最後まで聞く
6.発言の後は拍手をする
7.NOだけを言わない。その理由と代替案を提示する
8.ミーティングの結果をまとめ、参加できなかったメンバーとも共有する
<経営者・リーダーの5つの関心>
1.部下・従業員以上に自分の仕事に関心を持つ
2.部下・従業員以上に自分の会社に関心を持つ
3.部下・従業員以上に自分の顧客に関心を持つ
4.部下・従業員以上に自分と一緒に働く仲間に関心を持つ
5.部下・従業員以上に自分に関心を持つ
<わくわくリーダー>
1.笑顔がステキで目力があり、生き生きとしてパワフル
2.熱い思いがあり、軸がぶれない
3.自分の仕事に誇りを持ち、天職だと思っている
4.自分の会社、自分の上司・部下を誇りに思っている
5.部下に対する愛がある
6.自分大好き
7.思いを伝える&思いを形にする力がある
8.行動が早い
9.巻き込む力を持っている。ノリがよい
10.人を大切にする。おもてなし力がある(目配り・気配り・心配り)
11.謙虚で、「ありがとう」をたくさん言う
12.自己管理ができている
13.言行一致、約束を守る
14.ユーモア感覚や遊び心がある
15.オシャレで清潔感がある
16.学び続けている
17.常に問題意識を持っている
18.何事も「自分原因論」で。自分を客観視できる
19.自分の可能性を追求し続けている
20.世のため人のためにという夢を持っている
最後に、楽しい職場作りこそが最大の役割。
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リーダー論の本。
独特の不思議なキーワードがちょくちょく出て来るものの、
今まで見てきたできるリーダーとできないリーダーを比較すると納得できる点が多い。
書いてあることを徹底すれば、おそらく良いリーダーになれる。
個人的にいささか気持ち悪いと思っているが、関わったリーダーの評判を見る限りはまぁ自分が歪んでるんだろうなw
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読みやすいが元気の出る本。
どうすれば楽しくチームとして仕事ができるかのヒントが入っています。
軽く読める分、明日からでも始められそうなヒントがたくさん。実践して見たくなる本です。