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まず、スウェーデンについて見てみましょう。()内は日本のデータです
人口…およそ900万人(1億2千万)
面積…およそ日本の1.2倍
年齢別人口構成…日本と同じくらい少子高齢化が進んでいる
平均寿命…日本よりやや低いくらい
出生率…1.77(1.25)
大きく違うのが消費税率25%!さらに国民負担率が76.5%(日本は36.6%)
国民負担率とは…租税負担額および社会保障負担額の合計の国民所得に対する比率をいう。
平たく言うと、税金がどれだけとられるかってことです。
スウェーデンは税金がものすごく重く、国が社会福祉を充実させているんですね。
具体的には、医療費無料、教育も基本的に無料、出産育児休暇の充実、住宅手当や失業保険、保育施設の充実、高齢者サービスの充実など数えきれないほど多いです。
5週間の有給や週休2日の徹底などもあります。
そのおかげで女性の労働力率は75%です。
日本も近づいていくのでしょうか?(ちなみに日本の女性の労働力率は50%もいきません。)
重い税負担を除けば天国のようなスウェーデンですが、経済状況の悪化により、社会福祉サービスもどんどん悪くなってきている現状です。
でもスウェーデン人は社会福祉が充実しているなら高い税負担も納得だという意識をもっています。
そして投票率も80%前後です。
日本はここが違いますよね。政府を信用せず、投票率も低い。
僕の考えでは、まず大々的に選挙に行こうキャンペーンをすればいいと思います。
まず選挙に行く人を増やす。そして、選挙に行く人が徐々に政府や政治について考える機会をもつ。
実際僕は政治に対してものすごく興味があるというわけではありませんし、勉強中です。
でも選挙には行っています。選挙がきっかけで考えることもたまにあります。
まずは投票率をあげる。これは数値としてはっきりでますから目標が明確です。
選挙に行こうキャンペーン。どうでしょう?w
まあ、今は新聞を読みながら少しづつ政治について学んで行こうと思います。
日本を見つめるためにこの本は参考になるのではないでしょうか?