紙の本
バビル2世ザリターナー 4
2017/08/12 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
バビル2世、101に続く、シリーズというか、派生物語の第4巻。原作は横山光輝。バビル2世の血液から生まれた超能力兵士がバビル2世を東京で襲う。ロデム、ロプロス、ポセイドンの3匹の下僕を従えて、正義のために戦う物語。合衆国のクリス・サンダーは異星人。合衆国はヨミを攻撃するが、V1が登場する。
投稿元:
レビューを見る
V号! バベルカー! 衛星落下! 巧みに現代化しながら原作の設定を拾っていくのがたまらない。1対3千という強烈な数のハッタリが気持ちいい。
投稿元:
レビューを見る
近代兵器の前に、辛くも勝利を収めはしたものの、傷ついたバビル2世とそのしもべたち。
ようやく、自らの住み処へと戻ってきます。
そう、伝説の、バベルの塔へ。
ここでうんちく。
本来、この物語は、旧約聖書にあるバベルの塔の伝説をモティーフに、「もし、バベルの塔が実は宇宙人が、故郷に帰ろうとして作った建造物であったならば」というところが発端になっています。
ところが、このマンガの主役の名前は、「バビル2世」。
「ベ」じゃなくて、「ビ」なのです。
これは、その昔地球にやって来て、故郷に帰ることができなくなった宇宙人の名前が、「バビル」であるためです。
なので、正確には、バビルさんが作った、バベルの塔。
「ベ」と「ビ」が混在しているかのようにも思われますが、まちがいじゃありません。
ところが。
原作では確かに、バビルとバベルを区別していたのですが、その昔にアニメ化された際には、おそらく、この微妙な音の違いが、子どもにとって不親切だろうと言うことで、バベルの塔改め、バビルの塔になったのです。(主題歌を聴けば、確認できます)
バビル2世OP
http://www.youtube.com/watch?v=4pytlIS6PHk&feature=share
統一されて、どちらも「バビル」になれば、こんがらがることもないし、旧約聖書をバイブルとする宗教がらみの問題も回避できるので、一石二鳥だったのではないかと推察。
さて、そんなバベルの塔から、次なる戦場は、宇宙人がいると言われる、エリア51。
バビル2世の本当の敵はいったい何者か?
大きな謎が一段落し、次巻より、いよいよ本格的な戦闘が、始まる。