新婚合宿 みんなのレビュー

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投稿者：emis　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　私自身が結婚してまる一年経ったばかりなので、身にしみて「笑え」ました。
　一人のときには無縁だった「めんどくさい」事の数々。一人では味わえない、あんなこんながテンコモリ。新妻マキちゃんの悪戦苦闘ぶりが本当に面白い。
　正月、ダンナの実家に里帰りで必要以上にがんばるマキちゃんが壊れていく様子は、涙ながらに笑えました。そして、ダンナと同僚の男性を見比べて「はやまったんじゃないか」と思う、その思いが頂点に達したときにふとダンナの良さに改めて気がつくその「夫婦のキビ」なんかもリアルでおかしい。
　これ読んで、独身者は結婚を怖いものと思うかも知れない？けれど、選んだ相手に間違い無ければきっとそれも楽しい思い出…。
　ちなみに私はこんなに大変な思いはしていませんが。

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投稿者：吉野桃花　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　そうそう。あるある。結婚した途端に襲ってくる数々の嫌なこと。どうしたらいいのかわからないこと。私も、２、３回しか会ったことないじいさんばあさんに、いきなり「娘」扱いされて嫌だったなあ。あと電話！　もともと電話は嫌いで、自分の親からの電話には「用もないのにかけてくんな！」って感じで対応していた私。しかし、義父母にはさすがにそんな態度はとれない。一生懸命やりました。が。急に電話の対応がうまくなるわけもなし。必死で話題を探してオロオロするし、意味もなく愛想笑いばかりの不自然な対応で、切ったあと「ああ…、ヘンだった…。」とブルーになったっけ。こっちからかけないもんだから「太郎（仮名）は仕事で忙しいんだから、あなたがちょくちょく電話してよ。」ってよく怒られた。知らんよ。そんなん。電話１本できんほど忙しいわけねーだろっ！　自分の子供と直で話せや！　って、ブチ切れていたんだけど、なんだかそれも懐かしいわ。
　結局「慣れ」なんだよなあ。２、３回しか会ったことない他人が、時間が経つにつれて、けっこうよく会う親戚の人になり家族になっていく。嫁姑間の嫌な気持ちは、時間薬が解決してくれるものも多い。
　この漫画、ショートストーリーなんだけど、その間に挟まれているひとコマがおもしろい。義母からの電話に「今かけようと思ってました。」、「ゴールデンウィークには帰ってくるの？」にっこり笑う義母。思わずプッ。
　これを真剣に「そうなのよ。どうにかならないかしら？」と思うあなた、あなたはまだ強化合宿の途中。プッと笑えたら、その時、強化合宿も終わりだ！