紙の本
読みやすくてストーリーが良い。
2012/07/27 14:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:giwatake - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて苦痛を感じないので良い。
ページをジックリ堪能できる。
紙の本
自らの死を見る少女と、死をまき散らす少年の出会い
2009/04/25 19:16
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
西洋風ファンタジーということで作者の最近の傾向とは少し違う作品なのかな、と思い読み始めたのだけれど、キャラクター的な面では「さくらファミリア!」などの近作を踏襲している。
戦場にあって鎧も身につけず、踊り子の様な服装で大剣を振るうミネルヴァと、獣の烙印による殺戮衝動に怯えるクリストフォロ。そして彼らを保護下に置く、フランチェスカやその近衛たち。無意識に勘違いさせるような発言をすればそれに過敏に反応し、彼らにちょっかいを出して楽しむお姉さん役がいるという構図は、まさに「さくらファミリア!」そのもの。
一方で、託宣を下す女王の下で貴族や神職が実権を握るという政治体系や、女王の力をめぐり争いが起きるという構造は、「火目の巫女」に通じるものも感じる。人気作の良いところを取り入れつつ、あえてこの道を進もうということは、異能ファンタジーを書きたいという強い希望が作者にあるのかも知れない。
問題は、そういう方面の作品を書くと何故かダークサイドに落ちる確率が高いということだろう。今回は何とかバランスを取り、プラスマイナスゼロに止めた感じだが、今後はどちらに傾くのか分からない。最近の、プラス思考、ハッピーエンド思考に傾きつつある流れの勢いを借りて、このシリーズも完結まで突っ走って欲しいと思います。
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1巻まで既読<1〜2>いい恋愛ものだった。ヒロインと主人公の関係いいなあ。ヒロインがずっと夢に見てたという設定は、最近読んだ少女小説のイリアディスの乙女を思い出して尚キュンキュンきた。あっちは殺してしまう方だけれども。ヒロインの格好が女の子らしい格好で戦うのは素晴らしいんだけど、挿絵がもっとファンタジーっぽかったら最高だったのに。ミニスカニーソがどこか制服っぽい。
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杉井光さんの本は初めて読んでみた。
毎年、気になってはいたのだけれど読む機会がなかった。
何かファンタジー系が読みたかったので、これを機に購入。
面白いw
主人公クリスとヒロインミネルヴァの、
切ない心情がリアルに描かれて行く。
うっかり夜更かしして読みそうになりました。
翌日も仕事だから、我慢しましたが。
まだ3巻ぐらいまでなので、揃えられそうです。
読了 12/9
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杉井光さんの作品は他にも多数読んでいるのですが、今まで読んだ杉井光さんの作品にはファンタジー系は無かったので、新鮮な感じで読めました(*^^*)
とても面白かったです。
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後半読めなくもない展開だったけど、なかなか面白く次が気になるところ。
ただ・・・コルネリウスは誰に殺られた?
何度か読みなおしたんだけどよくわからない・・・。
流れではクリスと思うんだけど・・・・
クリスの刀は
”二人の両眼の間にある虚空を刺し貫く”
虚空って何もないよね??
って事は何も刺してないよね?
虚空が無かったら繋がるんだけど虚空の一言で混乱。
運命を断ち切ったからその影響で死んだ?
”透き通った刃”って見えない運命っぽいの?
一番の見せ場が混乱・・・
残念。
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主人公が力に振り回されて、世界がーry。で大体合ってたはず・・ そんなことはさせないために、ヒロインに寄生させているような主人公に見えてしまう・・。
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まだ序盤も序盤だが、文章的には期待感はある。
剣と魔法、というか剣と剣の戦争ファンタジーなのかな?ラノベ版ベルセルク(傭兵時代)的な舞台仕立て。
キャラについてはまだほとんどわからないけど、大剣を振り回す伝説的な強さの17歳美少女ヒロインとかラノベすぎて困る。
主人公は超不幸な生い立ちの、片親魔性タイプ。男なので期待はしたいが、思ったよりも台詞がへたれてて心配。
それなりにまだ期待は続いてるんだけど、ラノベの宿命か、状況説明が大急ぎだなぁ。
ゆっくり時間をかけて伏線を張る余裕がないのか、かなり展開がわざとらしい。
「まさかこの未来を予見する力は・・・いやいやそんなばかな」的な思考を主人公が取るんだけど、いかにもヒロインは王族でござーいってストレートすぎるんだよね。
ではどうすればよかったかといわれると困るんだけど・・。限られた配分の中、どこでどれだけ「匂わす」ってのは難しいのか、乱暴なのか。
まああれだ。デレるのが早いなぁ。なんで命がけで戦った捕虜相手にいきなりデレデレなんだよラノベすぎる・・。
うーん、いきなり捕虜を先に逃がし、自分が矢面に立つヒロインとかわけがわからんなぁ。
そこまでにたいした交流があったわけでもなく、あくまでも捕虜と敵の関係なのに。さっそく馬脚をあらわしたか・・ざんねーーん。
・・それにしてもなんで大剣なんだろう。大剣が好きなのか、それともやっぱりベルセルクのリスペクトなのか・・
傭兵、大剣、烙印、たぶん他にもキーワードは有りそうだしなぁ。
でもやっぱヒロインに大剣持たせてハードファンタジーは難しいんじゃねーか?
順番が乱暴だなぁ。導入こそハードな戦争ものっぽかったのに、急激にラノベっぽさが全面に出てきちまった。
いきなり近衛に入れるとか、荒っぽいなぁ。もうワンステップツーステップ挟めばいいのに・・何をそんなに急いでるんだろう?
面白がって試す、くらいのイベントはあってしかるべき。お約束過ぎるから飛ばすという判断なのかもしれないけど、安っぽく見えるなぁ。
急速に萎えてきたなぁ。どうせリスペクトするならガッツくらいツンツンしてればよかったのに。主人公へたれすぎ。
最初の山場で主人公が解説役に堕してるのはダメだなぁ。ヒロインにも負け、続く戦闘で解説役かよ・・。巻末の山場まで引っ張る気か?構成もいまいちかもなぁ。
こういう、特殊な生まれを持つ特殊能力持ちの主人公なら、まわりのキャラが驚くような能力を序盤から発揮してていいと思うんだよね。
その方が痛快だし、爽快。これじゃ、特に何のとりえもない一般主人公の立ち回りと変わらないじゃない。
運命を食らう獣とか言ってるくせにごちゃごちゃと色々なことを考えすぎなんだよなぁ。獣に解説約は似合わない。
なんだろうなぁ、途中まではそれなりの構成力を予感させたのに、キャラがしゃべりだしてからはガッタガタに感じる。
キャラ(パオラ:小娘)の台詞、洞察力が不自然に鋭すぎたり。そこでその台詞は順番がおかしい。物語の構成的に必要でも、そのキャラがその場面でその台詞を言うのは不自然だろう、と感じる���面が度々ある。
つまり、全体の構成が下手、と感じてしまう。物語構成が上手い実力派のラノベ作家ではこんな風に構成が下手だなぁと感じることは少ない。やっぱこの杉井光とやらがダメなんかなぁ。
退屈しながら読み進めてるけど、びっくりするほど萌えがないな。MF文庫か?といぶかるほど。
ラノベで、特にMFで萌えがないってのがここまで退屈に感じるものかと思わされた。シリアスで暗すぎて面白くないなぁ。
萌えに傾きゃひめパラみたいになっちまうし、シリアスに傾けばイコノクラストみたいになっちまうんだなぁ。
一巻読了。まあこんなもんかなーって感想。とにかく、萌えが足りない。
どう考えても妹の方が不幸なのに、あっさりそのまま帰すし。かと思えば、妹の託宣の相手、つまり次の夫が主人公になってるし。
普通の萌えラノベなら姉妹でうはうは、きゃっきゃうふふなんだろうけど、この話だとどうかなぁ。無理っぽいなぁ。
あんまり続きに期待できない上に、重いから読むのがめんどくさいんだけどどうしよう。
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周囲の運命を食らって生き延びる烙印を持った主人公。
ある戦場で、ふたつ名を持つ少女と出会った。
こんな烙印が自分にあったら、これは辛すぎますが
死にたくはない、という現実。
そんな自分を必要としてくれるというか
必要かもしれない相手に出会ったのは
幸せなような、違うような…。
今までの生活を考えると、いや、前歴があるからこその
怖さがありますが。
まさかな所と繋がっている少女と、その妹の…婚約者?
妹の性格はどっちだ? と思ったのですが
ごく普通でした。
いや、普通の血筋じゃないですけれど。
これどう収拾つけるのか、と思っていたら
そんな所に落ちがくるとは。
このまま、どうなるのでしょう。