電子書籍
環境問題
2018/05/27 17:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
103巻以降ならば、この巻は比較的良いものであろう。
この巻で描かれている話は、今でも通用すると思う。
この巻で描かれている危惧が、本当に起こるとは…。
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海原さんと仲直りした山岡さんが、2人+仲間たちで協力をして環境問題の原因究明と食への影響をさぐる。
なんか、最近の美味しんぼは社会の問題をリアルに取り上げることが多いな!ネタ的にきついから時事問題を、ってのもありそうだけど、なんか興味あること(食べ物)をフックに勉強になることを調べてマンガ化してくれているとおもうと非常にたすかるなぁ~なんて思ったりもする。
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カウンターに返却された本。士郎が三人子持ちになっていたのにはビックリ。さらに、天竜川、伊那市美和ダム、伊那谷自然友の会など身近な地域の記載が。浜松の中田島砂丘の侵食に関わっていたとは知りませんでした。「地域情報あり」のシールを貼り、除籍対象外にしました。(R)
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食と環境問題
こむずかしい環境問題を 食のレベルに 結び付けていく
手腕は 優れている・・・
よく調べ上げたというべきか・・・
ダムが どんな問題を持っているのかを
天竜川と中田島砂丘の関連を明らかにして
生態系の破壊 そして ダムが 水害を起こす
という ところまで 発展させる。
でも これだけのテーマを いったい誰が読むのだろう。
どうも 作者の自己満足的な ものになっているような
気がしてしょうがないなぁ。
私には 面白いけどね。
天竜川の環境問題から・・・
長良川 沖縄の泡瀬干拓埋め立て 六ヶ所村・・・
に切り込んでいく。
公共事業という 官の進めるものに結びつく ゼネコン
それに お墨付きを与える学者 という
構造に メスを入れる・・・
「学者」をあぶりだすのは 雁屋哲らしい 所作。
それを 批判させるのも 学者なんだけどね。
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初期から環境問題については食に絡めて訴えていたがこの巻では本格的に取り上げている。御用学者云々、漫画としては面白くも無いが今の日本人に伝えようとする試みは評価されるべきである。