紙の本
人間関係がわかりにくかった
2024/01/06 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物がぱらぱら出てきて、人間関係がわかりにくかった。
特に表題作の「ダンスホール」、戸野本晶と護国寺さんと、西聡一と。。。
もう一回腰を据えて読まなくてはわからないかなと思いながら。
投稿元:
レビューを見る
ただでさえ私は活字をとおして今年、そう、特に今年、佐藤正午にメロメロだったのに、活字で音楽が鳴り(古内東子なんていう、私にとってなつかしの音楽も登場したもんだからなおさら)、いつものようにやんわりと物語がはじまり、口説かれるようにその物語にのめり込まされ、だまされるように文章に揺さぶられ、あっという間にハマってしまった。そんなふうに軽く心をもってかれてくようでいて、彼の小説は、人生の本質や真髄をついてくる。たまらないバランス。
投稿元:
レビューを見る
『愛の力を敬え』『空も飛べるはず』『ピーチメルバ』『ダンスホール』これが題名ですが、それぞれ曲を聴きながら読んでみると、どんなリンクになっているのか(なっていないのか)楽しめるかも知れません。
投稿元:
レビューを見る
些細な偶然の出来事が人生を変える。運命に踊らせられているのか、それがその人の本質なのか。登場人物が不思議な行動をみせる短編集。
五つの作品のうち四作品のタイトルに曲名が当てられ、その曲がまた微妙な選曲なのがもどかしい。誰もが知っているヒット曲ではないが、歌い手はほとんどの人が知っている。私はスピッツの「空も飛べるはず」しか知りませんでした。
投稿元:
レビューを見る
1話目の「愛の力を敬え」は佐藤さん特有の段々と話しの内容が明らかになっていく文体がはまっていてとても面白かった。2話目以降は設定に無理があるように感じるものばかりで、ちょっといまいちだった。