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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.1

評価内訳

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13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

人生を描くマンガ家

2012/02/11 15:30

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 連載初期は、長く彼女がいなかったカラスヤさんが様々なタイプの女性とお見合いをする、という企画だったらしい。しかし、どうにもうまくいかないということで、途中から好みのタイプの女性について考えたり、恋愛映画を見たり、伊藤潤二先生に恋愛についてインタビューしたり、カラスヤさんが恋愛指南を受ける内容に。平行してお見合いも時々実施。
 この前半部分も面白い。特にツッコミ役でもある編集K城さん(女性)が、人物紹介で「破天荒なのか貞淑なのかよくわからない」と書かれているとおり、なかなかに個性的(彼氏に靴と携帯電話を線路に投げ込まれたりした経験も)。ただ、やや連載の方向性が迷走している感もあって、このまま続いたらどんな結末になったのだろうかと思う。

 そう、実は終盤、連載の内容とはまったく別のところで、驚くべき出来事が起こる。友人に飲み会で紹介された音楽ライターの女性が、出会ったその日カラスヤさん宅に泊まる(カラスヤさんは酔いつぶれて覚えていなかった模様)。翌日取材の高尾山にも二人で行き、その夕方に、カラスヤ「つきあってくださいませんか……」、女性「あ/はい/いいですよ」(p.163)というやりとりがあって、そのままカラスヤさん宅での同棲が始まる。その後、二人で沖縄に旅行したり、カラスヤさんが長髪パーマにしたりしつつ、同棲を続けるうちにうまく行かないところも出てきて、ついにはカラスヤさんが彼女に「しばらく…/実家へ帰っててくれ!」(p.187)と告げたのが2011年3月。しかしそこで東日本大震災が起こる。その後の大変な状況の中で、カラスヤさんは彼女がそばにいたことが「今もこの先も一緒にいよとの天の思し召し…/と思っとけという天の思し召しかもしれん…」(p.192)と思い、彼女もそのまま家に残り、引き続きふたりで暮らすことになる。そして彼女の妊娠が判明し、カラスヤさんは夫となり父となる。

 なんというか、現実がマンガを超えてしまったような怒涛の展開。母娘の退院を待つ間に「確かに/2年前くらいの自分に」、「お前 2年後いきなり子持ち嫁持ちになってるぞって/いうても信じへんやろーなー」(p.200)と回想しているが、読者のほとんどは更に信じられないだろう。
 実は、カラスヤさんが今の奥様とのエピソードを描くまでには、若干の葛藤があったようだ。当時を振り返る文章で、「たとえ一緒に住んでいても、またすぐ別れられるんじゃないか」、「マンガに描いて、もし案の上(原文ママ)その通りになっちゃったら、もー立ち直れないんじゃないかな」(p.113)という不安があったという。編集K城さんもその思いをくんで、「だったらしばらくは私のことでも描いて、漫画の中でウソは描かないようにしましょう」(p.151)ということになった。中盤でK城さんの恋愛の思い出の場所めぐりや、カラスヤさんの友人とK城さんによる合コンを開催した回があるのはそうした事情らしい(この辺り、カラスヤさんとK城さんの、マンガでは強調されていない信頼関係を感じさせる)。
 しかし、ついに奥様との話を描くことを決意し、2011年の夏以降は連載の完結に向けたエピソードが描かれる。私はカラスヤさんの作品には私小説のような面があると思っている。『カラスヤサトシ』シリーズも、自らの日々や周囲の人々のエピソードを、赤裸々にギャグとして描いていて、面白さとともに迫力や凄みのようなものを感じることもある。映画化された『おのぼり物語』も、上京当時の面白エピソードを描いていたのが、最後は御尊父の逝去についても描いていて、他の作品とはまた違った魅力のある作品だった。今回も、自らの人生を描く作品のひとつになったのではないか。

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紙の本

おめでたい、という事で。

2016/01/29 10:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メロリーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直私はこのマンガからカラスヤさんを知ったので、「ああ、あのカラスヤさんがとうとう。。。」的な感慨はありません。この本だけ読むと編集K城さんよりかはカラスヤさんの方がだいぶまともに思えますよ。しかし、この本でカラスヤさんに注目するようになり、少しはわかってきたつもりですので、カラスヤさんをひっぱってってくれるような素敵な方に出会えてよかったなと思います。最後の赤ちゃんの顔はぐちゃぐちゃしてるもの、というところでのハーフらしき赤ちゃん、笑っちゃいました。

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紙の本

結婚に驚き

2015/05/04 00:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆっくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本のタイトルを見たとき正直驚いた。
そして中を読んで、また2度驚いた。

今までのカラスヤさんの彼女の話から恋愛観
そして嫁さんと出会った経緯が収録されている。
もともとエッセイ漫画で人気になった人だし漫画が面白いのは
分かるけどこの人人生そのものが凄い!!
なかなかない経験してるな。

これからのカラスヤサトシから目が離せなくなりました。

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2012/01/22 22:38

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2012/01/23 22:32

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2012/02/03 21:13

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2012/02/27 22:33

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2012/06/19 00:57

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2013/03/08 14:40

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2014/01/12 00:55

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2018/11/10 18:21

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2018/10/27 14:54

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