紙の本
興味深い
2021/10/10 19:04
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロ野球の知らなかった事件の真相が、面白く読むことができました。グランド以外での事件に興味が湧きました。
紙の本
ノムさんが見てきたプロ野球重大事件の真相
2020/08/15 11:41
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
選手時代から監督時代までの中でいわゆる事件と言われているものを当事者としてはどう考えていたかを語る本。他のノムさん本と話題が重複している点はご愛嬌だが、スタンカーの1球事件、とそれに関連する王ボール、長嶋ボールの下りが面白い。いずれもジャンパイアとも揶揄される巨人贔屓と取られかねない球審の判定を語っている。それから、球界改革案とメジャーリーグに関する現状認識のところが面白かった。
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ノムさんの本は以前にも読んだことがあるので、落合解任の話、長嶋が南海に入団予定だった話などなんか聞いたことある話だなと思いながらも楽しくてあっという間に読んでしまった。「気持ちが入っていないからボールだ!」審判の判定が絶対だった時代だからこそできたこと。昔は贔屓だ、理不尽だと思うようなこといっぱいあって、上から言われることは絶対でくやしくて涙を呑むようなことがいっぱいあったんだろうなあと思った。
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野村の語り口で紹介されるとなお面白い。みんな知ってるor古過ぎて知らない、あの事件に意味を与えてくれる。面白い。
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チェック項目16箇所。監督には三つの敵がいる選手、ファン、オーナー。落合は解任を知らされた時「もう来年のことは考えなくていい、勝ち負けだけに集中すればいいんだ」と気持ちを切り替えた。プライドとはコントロールするからこそ価値がある。優勝逃せば選手の給料をあげなくてもいい。プロの監督としてはファンの感動を喚起し夢を抱かせなければならない、ファンが球場に足を運んでくれなければ商売が成り立たない、監督はファンの存在を忘れてはならない。監督になる時に次の監督について問いただした。ライバルチームにも協力を惜しまなかったのはそうすることが日本野球全体の進歩と発展につながると考えたから。無料の力は磨けば磨くほど研ぎすませば研ぎ澄ますほど強くなる。仲間の失敗を望んでいる自分がいたことで野球を続ける資格はないと感じた。アンパイヤの性格をよく把握しておだてるのがいいのか頭ごなしにがんと言ったほうがいいのかその辺のテクニックは心得ておいたものだ。
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野村さんの本は、他の著書と何割か被った内容になる事が多い。ただ、常に直近の情報を反映しているためか、内容は興味深いものが多い。楽天の監督の最後で胴上げしてもらってのは、相当嬉しかったんだろう。
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タイトル詐欺。焼き直しのネタばっかり。もう老い先短いのだから知ってること全部ぶちまけちまえよ。人のことも自分のことも。それがノムさんの望むプロ野球の未来に貢献することになることに間違いないからさ。最後の仕事だよ。ノムさん。
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ノムさんの本は、タイトルに関わらず、編集方針に関わらず、どれも同じ。
どこを切り取ってるかだけ。
綺麗事でないのが心地よいが、他人の愚痴を聞くのに虫唾が走る人には勧めない。
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野村の著作はどれも面白いです。野球の奥深さと人間としての深みがあります。
でも、この本はちょっとテーマが散漫な感じ、最近の事と大昔の事。その間のことは一切なし。著作が多いためネタを寄せ集めた感があります。
でも、それでも、それぞれの話自体は面白いです。
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ノムさんの本は何冊か読んだことがあるが、この本の内容はどこかで読んだものばかり。 高齢だから難しいだろうが、やはり現場で活躍してほしいものだ。
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野村克也氏が今の球界を批評し、氏でしか知り得ない球史の裏側を披露する。
いつもぼやいて泰然自若としていると思いきや、実に繊細でナイーブな方だったとは意外だ。
楽天の監督を解任された時には、
野村氏自身はやる気満々だったのだ。
しかしマスコミを通じた印象ではそうは見えなかった。
楽天の監督としては最後の試合となったクライマックスシリーズで敗退が決まった時、かつての教え子達が敵味方関係なく野村監督を胴上げし、スタンドからは野村コールが起こった。
日本を代表するプロ野球監督である。
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今だから書けるっていう話もあるのだろうし、かといって、特定の誰かをあまり悪くいうこともなくて、読みやすくてなかなかおもしろかった。オールスターの江夏の9連続三振って、前の年も入れると、14連続三振だったのね。あと、オレ竜とはやっぱりわかりあえるみたいで、落合も「ノムさんしか野球の話をできる人間がいないんですよね。」と言ったとか。
札幌ドームでの最後の胴上げは、けっこううれしかったみたいで、現場にいた小生としてもよかった。
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今までの本が所謂監督時代以降の「野村ノート」的なものなのに対し、この本は彼自身の回顧録と言った感じ。
もちろん、監督以降の話も出てくるけど、それ以前の現役時代の話が新鮮で面白かった。
往年のパリーグに興味がある人なら間違いなく楽しめる一冊。
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タイトルを見て「満州某重大事件」を想起。関東軍が暴走して張作霖を暗殺した、あの事件。近現代史オタクかと苦笑い。内容は、きな臭い話はまったくなく、プロ野球界で現役生活・監督生活のべ50年の中で遭遇した事件ちついて語り、また見聞きしたことに考察を加えたもの。昨今のノムさん本はこれまでの著作本からの引用・重複掲載がやたら多く、目新しいものは少ない。大久保彦左衛門が関ヶ原の合戦での勇猛な働きぶりを語ってるかの如く有様で、“おじいちゃんの佇まい”充満。例えて言うなら球界の「独善的見解を述べるいたこ」ですな。昨秋勃発した「清武の乱」にも言及しているもののあくまでも推測。同じ球界とは言え、グランド外のことについてはIDは通じないんですな。いずれにせよ粗製濫造は否めない本であります。裏を返せばノムさん本の相次ぐ上梓は球界OBに知性・言葉を持つ人材の払底を冗舌に物語っていることの証左。しばらくノムさんの印税生活は続くでしょう。ちなみに二馬身差で星野仙一が追尾しております。
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序章、第4章はノムさんのほかの著書やテレビで語られているので、あまり見るべきところはなし。
第1章~第3章は私の知らない昭和30~40年代の話が中心なので、当時の映像は見てないので知らないが、なかなか面白い内容だった。”サッチー”にまつわる南海監督解任騒動を自らが語ったのは初めてではないだろうか?
ノムさんもそろそろネタが尽きてきたかも?