ソード・ワールド短編集 ナイトウィンドの影 みんなのレビュー
- 著者:山本 弘, 編者:安田 均, イラスト:見田 竜介
- 税込価格:506円(4pt)
- 出版社:KADOKAWA
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紙の本
幻想世界フォーセリアへようこそ
2001/08/13 00:09
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第一作「レプラコーンの涙」に引きつづき、複数のファンタジー作家が集って作品を発表するソード・ワールド短編集。中身はどれも「読み切り短編」なので、前作を知らなくとも問題なく楽しめるものとなっている。
が、どの作品にも共通して言えるものとして「世界観」があげられる。物語の背景となっているのは「剣と魔法」の幻想世界フォーセリアで、しかもその一大陸であるアレクラスト限定なのだ。
しかしそれはマイナス要因となっていない。むしろ、物語に共通の法則性を与え、読者に安心感と「世界そのもの」への好奇心を煽る効果をあげている。
何しろ舞台となっているアレクラスト大陸だけでも広大なのだ。表題作である「ナイトウィンドの影」は西部諸国の女怪盗の話、その他、大国オランのはずれにいるドワーフの賢者の話や、辺境の一村で起こる神官同士のいざこざ話など、バラエティに富んでいる。
巻末にはこれら作品の登場人物が「ソード・ワールドTRPG」のデータとなって収録されており、ゲーム側のファンをもニヤリとさせてくれる一冊。ファンタジー・ファンならどうぞ。
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