サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

本格ミステリの王国 みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー19件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (8件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
19 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

面白かったです

2018/05/02 14:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まこと - この投稿者のレビュー一覧を見る

図書館でふと目にとまって借りた本です。
たくさんの本格ミステリや書き方の本なども紹介されていて、本格ミステリファン、作家を目指している方には非常に有益な本だと思います。門外漢の私でも面白かったです。
絶版になっているみたいですが、本格ミステリファンの方はぜひ一度読まれるのをお勧めします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

デビュー20周年記念出版て言葉に踊った私がバカでした。それにしても有栖川 有栖ってユーモア感覚がゼロで、総じて余裕がないっていうか。やっぱり小説で勝負の人なんだな、って思いました。

2010/06/18 19:58

8人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

結構、期待していたんです、この本。だって出版社のHPには
          *
有栖川有栖デビュー20周年記念出版
著者秘蔵短編「蒼ざめた星」と「殺刃の家」を初収録!
“本格”の地平を見つめる透徹した眼差しの先には――
          *
と書いてあります。「デビュー20周年記念出版」っていうのがね、なんだか期間限定!なんていうわけの分からないオーラと化して、周囲を漂っているわけですよ。値段も1700円でしょ、ハードカバーで布装なんて勝手に想像妊娠。わくわくしながら書店にでかけたわけです。ところがです、私が夢見た豪華分厚い記念本が見つからない。で、やっと探し出したんですが、手にしてボーゼン。1700円でこの装幀かよ、なんて思います。

ミステリならともかく本格ミステリでミリオンセラーっていうのは難しいとは思います。値段は販売予想から決まるんでしょうが、でも私の感覚では1200円の装幀ですよ、これ。しかも、軽装。これでハードカバーならギリギリ許せる値段とデザインですが、これはないでしょ。装丁の大路浩実さん、もうちっとなんとかならなかったんですか。ま、内容の方もかなり薄いのでバランスが取れている、っちゃあそうなんでしょうけど・・・。

ちょっとフライング気味に書いてしまいましたが、本の中身、読んで損したかな、って思いました。私はどちらかというと有栖川の自分を前面に出した感のある小説自体があまり好きではないのですが、でもエラリー・クイーンを尊敬し、論理的なミステリを書く、という点に関しては評価しているわけです。でも、エッセイって、基本的に自分が前面に出ざるをえないじゃないですか。そうなると人間性で面白さが決まっちゃう。

それと、安楽椅子探偵誕生の話、そんなの関東にいる人間は知らないよ、そんなに宣伝しなくたっていいじゃん、って思う。それと作品の選評。これって「デビュー20周年記念出版」といううたい文句に相応しい記事でしょうか。なんていうか埋め草以外のなにものでもない、っていう気がするのですけど。なんていうか有栖川が亡くなって、未完の遺作が出版されたとき、あるいは全集の補巻に載せるべきものじゃないかって。

おまけに文章に少しもユーモアが感じられなくて、オレオレっていうような記事ばかり読まされると、ああ、やっぱり椎名誠さんの昭和軽薄体って素晴らしい文体なんだ、椎名さんて楽しくて頼りになる大人なんだなあ、って思います。これって生来のものなんだから仕方ないんでしょうが、同じようにエラリー・クイーンを高く評価していても北村薫さんの大人の文章のほうがもっといいぞ、なんて思ったりするわけです。

ちなみに、クイーンの遺作を完成させる話って、北村薫も『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』書いていた気がするんですけれど、これって出版社が二股かけてたって話なんでしょうか。後発のこの本で、そのことに触れる必要がある気がするんですけどいかがでしょう。それに笠井潔に対する文章、あまりに感情的で論理性が感じられなくて、大人気ないし。きっと、有栖川は小説で勝負の人なんでしょうね。

最後に目次を写しておきます。

はしがき

Contents

ミステリが好きなあなたへ
Put new wine into old bottles
(新しい酒を古い革袋に)
     日本推理小説小史
     江戸川乱歩を追いかけて
     大渦巻きに呑まれ、立ち尽くす
     私の山田風太郎ベスト
     女王の夢から覚めて
     泡坂妻夫さんを悼む
     清張と新本格推理
     何故、密室なのか?
     名探偵にとって迷惑な犯人像ベスト9
     安楽椅子探偵誕生 など

ミステリが書きたいあなたへ
Easy to say,Hard to do
(言うは行なうより易し)
     第58回日本推理作家協会賞選評
     トリックの創り方 など

ミステリ作家未満
You’re only young once
(青春は一度だけ)
     三国の宿にて
     初めての原稿料
     殺刀の家

ミステリに関する二十の断想
The child IS father of The man
(三つ子の魂百まで)
     一九八九年の幸運
     同業者という存在
     新本格はどこからきたか
     戦争と本格ミステリ
     本格ミステリはどこからくるのか
     本格ミステリの王国
     幻の小説
     江神シリーズのこと
     火村シリーズのこと
     キャラなんとかについて など

本格ミステリの王国 Index
有栖川有栖 著作リスト(2009年11月現在)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/12/19 19:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/13 22:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/21 15:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/10 23:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/26 18:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/14 14:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/26 03:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/19 13:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/22 16:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/28 08:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/17 22:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/11 12:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/09/19 22:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

19 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。