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紙の本
悪意はこっそりと忍び寄る
2015/09/10 16:05
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
予知能力を持つゆえに魔女と呼ばれ忌避された少女・観田明日香、読心能力を持つゆえに両親からも見放された少女・綿貫聡里あらため高尾聡里と、従姉の天才少女・高尾沙耶の助けを借りながら救ってきたオレは、ラブコメの修羅場に放り込まれていた。聡里と沙耶を出し抜き、想いを寄せる明日香を夏祭りに連れ出したまでは良かったものの、結局は二人に見つかり境内で正座させられる。
そこまでならば笑い話で終わったところ、今度は明日香先輩がナイフで襲われ、庇ったオレは腕に怪我を負ってしまった。しかも目撃情報を信じるならば、襲ってきたのは親友の小沢信司なのだ。
だがわずかな違和感と、小鳥遊京水の情報から、それ以外の可能性が浮上してくる。それには、オーバードライブと名付けられた存在が関係していた。
明日香、聡里と来たので、今回はようやく、最も付き合いの長い沙耶に出番が回ってくる。倒叙形式風なプロローグから始まり、それを伏線として犯人を二転三転させる構成に仕立てられているのだが、そのあたりの演出は「ひきこもりの彼女は神なのです。」に似ている。
オーバードライブという概念が登場し、ヒロインたちに共通点があることが明らかになってきた。そんな世界観の謎に迫っていくと同時に、一人の少年に迫る三人の少女の様々なアプローチ方法にも注目できるようにして欲しいような…。
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