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前回よりも話が1つだけな分読みやすかったように感じる。
相変わらず引き込まれる文体で好き。
謎が溶けた部分と、さらに深まった部分とで、またさらにもやもや…
次で最終巻になるのかな?続きがとても楽しみ。
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面白かった。
もうひとつの順番はわかってたけども、さすがの演出力。
何というかちょっと…あざとい部分も感じましたが、あーいや、幽霊と脚本家の方ですけど…、…嫌いじゃないよ!うう、小説家に演技力があり過ぎるのがいかんのだ。
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バラバラになった脚本とそれに取り憑いた幽霊の噂。
その事件を紐解くのは“小説家”と“編集者”の探偵コンビ!?
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前作よりオチが納得行って、またバラバラの脚本を組み立てる、という設定も面白かった。次が最終巻だろうか
?もっと日常のミステリーでもいいので、もう少しこよシリーズを読んでいたい。
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前作よりこちらの方が、私には数倍面白かったです。やはり幽霊にも話を聞きながら、作家と元編集者のコンビで事件の真相に迫るのですが、才能ということについても考えさせられました。作家でいつづけられる人間について述べた個所が、とくに印象に残っています。ナルシストか、リアリスト。どちらかでないと、追い求める理想と現実の乖離に耐えられず、書きつづけることができなくなる。そんなことが書かれていて胸に迫りました。二人が探偵を続けている謎にも手が届きかけて、でもまだ距離がある。その距離を続編で埋めてほしいと、願わずにはいられません。
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シリーズも2巻。
物語として起承転結の『承』に当たる部分として、緩やかに進むのかな、と予想していました。
あっさりと裏切られました。
相変わらずの丁寧な伏線と、見事な回収。
パズルのピースが埋まっていくかのようなカタルシスは、河野先生ならではです。
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これが2巻目だとは知らずに買って読んでしまいました。前作を読んで無くても問題なく読めたと思います。
短編なのかな?と思ったら長編でした。読み始めるとすぐにお話に引き込まれました。ライトっぽい軽さと、しっかりした設定とストーリーが、とてもよかったです。帯にあったように、イケメン2人というコンビは非常に萌えますね。前作を今からでも読みたいです。
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シリーズ2冊目。今回は長編。
ユキが大学に進学しその大学で出会ったラバーグラスという演劇部の練習中に現れる幽霊についての依頼を受ける。
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カフェを舞台に物語が語られる安楽椅子モノ……かと思いきや、シリーズ2作目の本書では思いっきり外に出ていた。
カフェのオーナー兼探偵(元編集者)と、小説家のコンビが活躍するミステリー。大学の演劇サークルから相談が持ちかけられ、ストーリーが動き出す。探偵と小説家がまるで物語を作るときのように会話を交わし、推理していくのが面白い。
当たり前のように幽霊が出てくるのもミステリーとしては珍しいのではないか。主人公コンビは幽霊に関わる相談を優先して受けているのだが、今作では、その背景が少し明らかになった。なるほど。
この先が気になる終わり方。ラノベ的にスラスラ読むことができるし、近々3作目の「ゴーストフィクション」も手に取ろうと思う。
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編集者&作家コンビの2作目。
前作よりずっと好き。ばらばらになった脚本の順序を探る、ということ自体が、コンビの職業に合っているからかもしれない。し、ネタ自体が自分の好みだからかもしれないけれど。
「著者には書けない」。なるほどね。切ないね。
探偵役ふたり(というかおもに小説家の方)の才能こそがテーマになっているシリーズにおいて、「才能」が謎の根幹になっているのも、すんなりと納得できる。才能って、すごいことなんだけど、随分とつらく悲しいことでもあるのかな。
ナルシストでいられる作家(に限らず芸術家、なのかな)というのは幸せなのかもしれないですね。
1作目で、「幽霊」ってなんだよ、と思う部分もあったんだけど、「幽霊の未練」、「未練をかなえるための心霊現象(という力)」というものが示すものが、少しずつ見えてきた感じ。「未練」に縛られ、未練をかなえることに特化した存在になってしまった「幽霊」。なるほど、人間だったら、一つの目的のためだけに存在することなんてできないもんね。何かにすべてを賭けていると言われる人だって、ごはんも食べれば、第三者と会話もするし、別のことで楽しんだり悲しんだり。そんなことをすべて排除して、ぎゅっと凝縮されたのが、幽霊なんだね。
そしてそんな「幽霊」にとらわれた人間というのもまた、一種の幽霊みたいな存在なんだ。幽霊は幽霊で切ないけれど、その他のことにもかかわっていかなくちゃいけない人間も悲しく見えてならないなぁ。
可哀想とかつらいとか哀れとか切ないとか。そんなのとは種類の違う、しかし哀感としか言いようのない余韻を醸し出すコンビだね。萌える、なんてのは違うなあ、と思います。
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大学の演劇サークルに現れる幽霊から始まって、バラバラの脚本まで、今回の謎も難しいわ~(--;)と思っていたけれど、きれいに丸く収まりました(^^)佐々波さんと雨坂さんの過去や、雨坂ファミリーの事もだんだん明らかになってきた!すごく気になる終わり方だし、次の巻が楽しみ♪
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レイニーの登場により更に謎が増した二作目。河野さんのいつもの感じが戻ってきた気がする。三巻目にも期待。
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SNEのコンベションでご本人を見かける機会があったので、どんな作品を書く人なのだろうと思って買ってみましたが、とても素敵な文章で驚きました。
ファンになったかも
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シリーズ2作目
大学生になったユキが運んできた依頼を、元編集者と作家のコンビが解き明かす。前回では描かれなかった事が色々わかります。
柔らかい文章と、細かい心理描写。ストーリーを紡ぐ作家と見守る編集者。読みやすいのに、なかなかどーして奥が深い。魅力的なキャラとこのラスト。
まんまと作者の罠にかかり、続編を購入。
会話の楽しさは前作同様。今回は、ピノにやられた。
可愛すぎる。
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天才小説家と、幽霊が見えるという元編集者が謎解きをする素人探偵シリーズの第二弾。流行りのキャラクター重視かと思いきやそこまで極端に誇張されておらず、かと言ってミステリーと呼ぶにはロジカルでもなく、輪郭がはっきりつかめないのに何故か続きが気になるシリーズです。