電子書籍
何回読んでも面白い!
2014/01/22 10:01
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しろしろくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のドラマ化をきっかけに、今度は電子書籍で読み返してみました。
何度読んでも、面白い!
ストーリーも何となく覚えているのに、読んでいるうちに物語の世界に
グイグイ引き込まれてしまいました。何度もドラマ化されるだけあります。
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作者の眉村卓さんの「現代なら楽観的すぎる内容」という、ボヤきみたいな後書きが全てを語っている。
テレ東で今年からオンエアしているドラマで、主人公の父親役が39年前に主人公役だった高野浩幸が演じているとは知らなかった。
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放送中のドラマを見て、原作本の存在を知りました。
ドラマは岩井さんプロデュースでとてもいい感じですが、
本は正直、私には微妙でした・・・。
これって面白いの??
中学生なのに言葉遣いが生意気で、可愛げも純粋さもないし。
わざとなのかな?
D15世界が私たちの今いるこの世界とは限らないってことも
あるからかなー?
う、、、う~ん。もともとかなり昔の本のようなので仕方ないか。
謎の転校生が、異星人じゃなくて時空放浪者っていう設定は面白いけど・・・。
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ドラマ観て原作が読みたくなったので読みました。
やっぱりドラマとは設定がちょっと違う。たしかに原作通りだとあっという間に終わってしまいそう。
ストーリーとしては異次元を放浪する人間との関わりを描いたSF作品。SFは好きなのでこういった設定はすごく楽しめる。でもちょっと物足りなさが残った。
異次元から来た人間たちが現次元の人間たちに素性を知られて普通に生活していけるとは思えない。すごく爽やかな青春ストーリーのように描かれているけど、もっと違う終わり方があっても良いかも。
主人公は広一だけど、典夫の異次元を放浪するストーリーがあったら面白そう。
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ドラマ放送を機に、子供達と読みました。
懐かし~。そしてみどりちゃんの想いにじ~んと来ちゃいます。 こうして皆、大人になって行くんですね。
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時代の流れを感じた作品でした。それだけ、現代は複雑で、かつ、一捻りもふた捻りもしたものでないともの足りなく感じてしまう時代なんだと改めて思いめした。
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昭和50年4月20日初版発行の角川文庫版も読んだが2013年12月13日発行のこちらも。文字が大きくレイアウトもゆったりしていて読みやすかった。
角川文庫版では解説が手塚治虫だったので驚いたが、こちらはドラマの企画・脚本の岩井俊二が解説している。中学生の時にNHKの少年ドラマシリーズで「なぞの転校生」を見たそうである。
今回のドラマはあまり真剣に見ていなかったが、最終回で今の世界がD-15ではなくD-12で、原作の39年後の話だという事がわかった。そういえば「時をかける少女」のアニメ映画も原作の何十年後かの話だったのを思い出した。
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書庫の整理をしていたら、カバーのないものが出てきた(汗)
もう一本タイムとリップものの短編が収録されていて、手塚治虫氏が巻末で書評を書かれている。
新しく撮り直しされたらしきドラマを深夜にやっていたけれど、結局一話で離脱してしまったので、本なら読めるかもと開いてみたら、こんな面白い話なら全部見てみれば良かったと後悔。
児童文学っぽく堅い言い回しの台詞なので、それが苦手な大人は苦痛かもしれない。ストーリーは深い。何故これが我が家にあったのかは謎のままだけれど……。
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SFを読むのならば初等レベルなのでしょうか。TV等何度も映像化されている作品。2014年版はあの空気感が好きです。『風の又三郎』を髣髴とさせる内容。
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時代設定が古く、ピンとこないところも多かった。
最近やってたドラマを見て、読んだけど
ちょっと別物な感じ。
テーマとか大きな設定とかは一緒みたいだけど。
当初が子供向け雑誌に連載してたようなので
あっという間に読めた。
解説込みで、考えさせられる話なんだなぁと思った。
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子どもに読ませようと買ったのに、こっちが読んでしまった(中学生の頃以来)。
今読んでも内容はほとんど色あせていない。
名作ですね。
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懐かしくて、つい手が出て久しぶりに読んだ。核の恐怖とか全滅戦争とか穏やかでない設定があってもどこかのんびりというか淡々としている感じがするのは、70年代のジュブナイル故か、こちらが大人になってしまった故なのか。
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再読。1967年の作品
中編「侵された都市」を収録。
NHK少年ドラマシリーズ、懐かしい。
タイトルどおり謎の転校生の話。
主人公の少年は正義感が強くまっすぐで、母親は子ども思いで心配性、父親は子どもの意思を尊重し頼もしい存在というのは「ねらわれた学園」と同じ。
「侵された都市」は1960年代から1999年の世界に飛行機がタイムスリップした話。
こちらは新聞記者が主人公。
面白かったのは1999年の東京。
本書に書かれていたような未来都市にはなっていないし、宇宙人からの侵略もない。
もう一つ敵に立ち向かう際の隊長が女性。
「女が隊長だといえばいかにも妙に感じられるが、この時代の人びとは、ひとつの仕事をするのに、いちばん能力のあるものをえらび出すだけで、そうした男とか女とかいうことにこだわらないらしい。」
これも実現していないな。
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岩田広一が通う中学に山沢典夫という転校生が入ってきた。典夫は美男子で成績優秀、スポーツも万能だが、なぞめいた雰囲気を持っていた。ある日とんでもない事件を起こした典夫の秘密とは…。SFジュブナイルの傑作。
初版は1967年という古典的少年少女向けSF。数年前に深夜ドラマ化された時、その映像の美しさには目を見張ったが、ストーリーは把握していなかったので読んでみた。学研の「中一コース」に連載された作品というが、確かに小さな盛り上がりがいくつもあるストーリーで、連載モノの痕跡はあった。ただこれが半世紀前に書かれたということから改めて眉村卓の才能に驚いた。
(B)
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1975年と2014年にドラマ化、1998年には新山千春主演で映画化もされてます。1975年に初版が発行されてるので、かなり昔の作品です。一番の驚きは巻末の解説を手塚治虫氏が書かれている事です。40年以上も前の作品ですが、今も人類が直面している問題が取り上げられているのが鮮烈でした。ただ、平仮名が多すぎて読みにくい。舞台は大阪なのに登場人物が誰も大阪弁を喋ってないのにも違和感を感じました。言い回しや表現が幼かったり、かと思うとやけに文学的になったり。さくっとSFを楽しむのにはいいかと思います。