紙の本
ねこファンタジー
2014/09/24 12:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よんよん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ねこが主人公のファンタジー物です。
ファンタジーは私、あまり好きではないんですが…
こちらは普通に楽しめました。
中盤まではユーモラスで結構気軽に読めますが、
後半になるとちょっぴり切ないストーリーに。
ねこもこうやって飼い主を心から愛してくれたら嬉しいな〜
相思相愛ってことで^^
紙の本
猫好きでも全く好きになれない猫の世界
2015/09/10 10:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
完全に裏切られた。「猫弁」のようななユーモアあふれる世界を期待してたら、猫が飼い主の女の子に思いを寄せて人間になったり、猫同士の世界で語ったりする。ファンタジーというよりかなりひとりよがりな雰囲気の漂った世界だと感じた。動物視点の語りが駄目なわけではない。ただ、ここまで作者が〈浸っている〉感じが滲み出ていると、読んでいて逆に引いてしまう。私は猫が大好きだけれども、こういう猫の描き方はちょっとアウト。
唯一嬉しかったのはテヌーが出てきて、わずかに「猫弁」と繋がったこと。
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オビと裏表紙を見てああ最後は泣くような展開なんだな,じゃあ久々にそういうのを読んでみるか,というくらいの気持ちで手に取りました(この人の作品を読むのは初めて)。
意外な結末ではありませんが,結末へ行くまでの展開は結構新鮮でした。
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タイトル買い。
どこまでも穢れなき真っ白な純粋さに、きゅん。
猫目線なので少しズレた感じ、清清しい。
ポールギャリコ作「トマシーナ」「ジェニィ」に次ぐステキな作品。
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一匹の真っ白な猫の視点から描かれた物語。ファンタジックでほんわかとして、哀しく美しい物語。「猫弁」とのリンクもあります。
自分を救った少女に恋をした猫・タマオ。少女を守るため、とある能力を手に入れるものの、それは彼の命を削ってしまう。同じような能力を得た猫との出会い・さまざまな事件を通して描かれるタマオの一生。
ラストはひどく哀しいけれど。それでもこの物語は、とても幸せな猫の物語だったと思えました。
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この世界をくれた女神を、命が尽きるまで愛そう-。真っ白な猫、タマオは少女に命を救われた。高校生になった少女は、ある日何者かに追われていた。タマオは塀の上を走り、あやしい男に飛びかかる。すると…。。
猫弁シリーズの作者が他にどんな作品を書くのかと思って読んでみた。漱石の「吾輩は猫である」は神経衰弱になった漱石が猫語を翻訳したものという解釈は斬新だった。全体がかやや物悲しいトーンで語られ結末を暗示しているが、読後感は悪くなかった。
(C)
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読みたいんだけど、読み進めない・・・。
タマオのお話だ。
もうそれだけで、涙が出てきちゃう・・・。
読みたいんだけど
ページをめくれない
そんな本があってもいいかなぁ。。。
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猫が好きな作家の愛情を感じる、ということか。猫好きにはあるあるがたくさんだが、小説としてはどこまで猫の気持ちを表すか。その辺りが入り込めなかった理由だろう。我が家の猫とは同性だから、まあ違うかな。
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まるで猫の言葉や気持ちを理解できているかのような内容で、大山さんは本当に猫のことが好きなんだなと感じる作品。
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「猫が人間に恋をする」なんて生易しいものじゃなく、これは“愛”だと思う。そんな、人間を“愛”する猫が主人公(?)以外にももう一匹出てくる。どちらもまさしく命を削り命懸けで愛してる。
少しでも長く理々子の側にいるためもう2度と人間にならないと決めたのに、理々子が傘を忘れたと雪の中フラフラになりながら迎えに行く場面は心が“キュッ”となった。
また嘘だと気づいていても、理々子を信じ黙っている“家族”の愛も深いと思った。
「吾が輩は猫である」の新解釈(!?)や猫弁のテヌーが出てくるところも魅力的。
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可愛く楽しく、そして切ないお話。
猫目線の1人称でスラスラと読めました。
1読目はちょっと短すぎるんじゃないかなって思ったけど、2読目して、ちょうどいいと思った。
これを読んだら、今後世の中に存在するものの見方が変わります( *´艸`)
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タイトル買い。
猫の視点で進む物語。ユーモアたっぷりで、ニヤリと読み進めた。
ほっこりしたり、きゅーんと苦しくなったり。
猫と話すには、神経衰弱にならないといけないらしいので、某サカイ氏の精神状態を心配してしまったのは余談です。
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猫による猫目線の恋愛小説。
ただそばにいたい、寄り添いたい、ピュアな思いを描くには人間ではだめなのかもと思わせる。
ラストがとても美しくて切ない。
最近ラストが切ない本が続くな…。
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猫弁の著者が描く,少女に恋した猫、タマオの物語.タマオの一途な想いに胸が締め付けられる.読んでいると人も猫も一緒なのだと感じる.最後は切なすぎて,涙腺が・・・
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猫目線の物語で、大人版の童話のよう。報われない(当の猫は幸せだったかもしれないが)結末が残念だった。ファンタジーなのだがうまい具合に現実と融合しており、非常に読みやすい文章で書かれている。楠、ポストのキャラも個性的で面白かった。