紙の本
無意味な恋人ごっこ
2013/09/06 15:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だこれ?
キャラクターが全然立ってない
本命ほったらかして恋人ごっこ
単純に不快な内容
台詞の繰り返しもいい加減読み飛ばすレベル
ラストに向けた繋ぎ以外にまるで重みない話
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8巻目です。
クライマックスな感じになってきました。
前巻で笑顔を見せた是光が、文化祭をきっかけに
少しずつ皆に馴染んでいく。
確かに前回がターニングポイントではありましたね。
今回大きいのは、彼がそうなっていったことに
Wヒロイン?が直接は関わっていないことも
大きい気がします。
誰と進展云々でなく、彼がヒカルを通してでなく
一人の男の子として皆と関わっていくうえで。
同じものを背負っていたのが、ずっと親友・帆夏ちゃんの
影に(自分から)隠れていた今回のヒロイン・みちるちゃん。
この子のお話を読むには「末摘花」を読んでからが
良かったんですが、諸々で前後しておりますorz
この子が表紙ということは…ですが、個人的には
何だか寂しかったようなううぬ
ますます帆夏ちゃんを応援したくなりました(ぇ
しかも最終巻所持してます。
かなりネタバレ匂わせる挿絵もあったので読むまでは
あまり見ないほうがいいか;
クライマックスまで追いかけたいです。
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2013 9/4読了。Amazonで購入。
地味だけどがんばってきていたクラスメイト・みちる編。
この子もやっぱり、ヒカルと縁があった設定はあるんだなあ・・・とかはさておき、そのみちると帆夏のおかげもあってクラスにも馴染みだした是光。
いい感じだなあ、ってところでとんでもない修羅場展開になって以下、次巻。
次はとうとう、六条御息所かあ・・・
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「橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ」最初の頃は、ただの脇役だと思っていたみちるも、立派なヒロインでした。今までのヒロインの中では、性格が自分と一番近かったので、感情移入もしやすかったです。橘のように優しく、清らかな心の彼女が、ヒカルを喪った哀しみはとても大きかった。そのヒカルの代役を果たす是光は相変わらずかっこいい!文化祭を通して、是光がクラスメイトと交流するようになっていく場面は胸が温かくなりました。恋愛は怒涛の展開を見せ、次巻が早くも楽しみです。
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クラス委員長、花里みちるのターン。
恋をしてきれいになる……にしても、これは変わりすぎじゃないか。
ラノベらしいラノベと言えなくもないけれど。
今まで周囲から「ヤンキーキング」だの好き勝手言われ距離を置かれていた是光。学園祭の実行委員に任命され奔走するうちにクラスメイトと馴染んできてよかったなぁ、と親心。
モブ扱いのクラスメイト(男子)にもやっぱり名前はありました。
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みちるというキャラクターの特徴を捉えた、すごくいいエピソードだったと思います。その一方で是光と女の子たちとの恋模様が進んでいくのも読んでいてやきもきしますし、終わりが違いんだなと感じます。
原典をイメージはしつつも展開は異なりますし、今巻の最後にはさらなる波乱が巻き起こる兆しがありましたので、一体どの女の子と結ばれるのか楽しみです。
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みちるヒロインの話。
以前に少しだけみちるの話が出てきてたのでこれで終わりかなぁ、と思ってたのでビックリ。
影で支えてるところがみちるっぽくて良かった。
朝ちゃんの空回りとか、三つ巴戦の展開とかも気になる。
(他ちょっと気になるのが、しーこは是光にたどり着けたのだろうか?)
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この巻までほぼまとめて一気読み。それなりにおもしろいのだけど、源氏物語をベースにしているせいで主人公がよくあるラノベのようにハーレム状態になってしまっているのが残念。
文学少女シリーズは少女漫画のようでいて、男臭いギリギリの緊張感も感じられるユニークさが魅力的だったけど、この作品はずっとラノベ的で少し物足りない。
とはいえ、十分に及第点を超えるクオリティなので、最終巻まで読むと思う。
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今回も胸がドキッとなったりズキッとなったり、顔がカァっとなる話。ヤンデレ化してしまったみちるとのデートをうまく収めてからの、葵、帆夏、夕雨との三つ巴フラグ。最後の強烈引きで本編の記憶がふっとぶところだった。ラスト短編の朝ちゃんのこの是光とのちぐはぐは、もはやネタっぽくなってて面白かった。素直になれない朝ちゃん好きですけどね。というか皆が素直になったらそれこそカオスになるし、なりかけてますが。ラスト、是光はきちんと一人を選んでくれると信じています。
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最後の二人同時告白、ラブコメ展開ですね。これで、帆夏の勝ちは決まりで、出来レースと思いますが、夕霧が帰ってくる、しかも一朱が絡んでいる!物語りの展開は読めない部分も多いですね。こるりと紫織子の伏線が弱すぎます。あとでなんかに使うのかな?おまけの朝ちゃんの心の声は萌えます。
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穏やかで家庭的な、心優しい源氏の妻の一人「花散里」を
モチーフにした巻。級長こと花里みちるさんがヒロインです。
本歌取りともいえるこの作品。
源氏物語の花散里も、華やかさはないけれど、心優しく
聡明で、人を恨むことのないヒロインとして、源氏の息子
夕霧の養育を任され、傷心の源氏を包む花散里は異色の
存在です。他の美女達のように、熱情を傾けられることは
なかった花散里。身分が高いだけに、女性としての自分に
他と比べてつらい日もあったのに、それを見せない
芯の強さもあるのです。
花里みちるちゃんも、同じく、健康美に溢れる人気者の
帆夏の陰で、切々と恋心を育んでいました。
自分なりに可愛くなりたくてイメチェンした彼女。
十分かわいい娘なのに。
幼いころ、友人に溶け込めなかったヒカルの傷ついた心を
癒してあげたのは、彼女でした。人の悲しみに寄り添える
のは、とても素敵な長所だけど、みちるは自分が、ただの
便利でいい子でしかないことを、良く知っていました。
それと、本当に好かれるのは違うこと。
頑張ってもただの便利使いで終わる自分の孤独も
言わないだけではっきり見えている。
自覚がある、ということは時に凶器です。
やわらかな心をざっくり切る。
ヒカルはちゃんと全てを理解していたけど、
何もしないまま死んでしまいました。
是光くんは、やはり本当の良さを理解されないという点で
みちるちゃんと同じような痛みを抱えていましたけど、
彼女と帆夏ちゃんのがんばりに支えられ友人も出来そう。
ただ、クライマックスシーンでみちるちゃんと是光くん
デートするのですけど、結局それは、余計に恋心を
苦しくさせるだけじゃないかな、と思うのです。
恋の夢を叶えてもらったみちるちゃんですが、それは
作中にもある通り、所詮は二時間だけの恋人。
みちるちゃんがいい子なのと、やっぱりお話だから
諦めて帆夏に譲ってくれますけど、普通はのたうち回る
思いで、叶わない片思いに壊れていくことでしょう。
本当に愛されなければ、彼女の悲しみは埋まりません。
でも、だからこそ。
赤城くんとくっつかなくってよかった。
だってみちるちゃんは十分普通に可愛いのだもの。
みちるちゃんでないとダメなんだ、って人に愛された方が
どう考えても彼女の幸せです。
橘の花が彼女の傷を、芳しく隠してくれますように。
いつか傷がいえた頃、彼女を誰かが愛しますように。
お話は、帆夏と葵・夕雨の三つ巴の戦いになりそう。
是光くんもヒカルくんもいい子だけど、本当に愛せるのは
ひとりのはず。他の少女たちの寂しさに思いが向いて
作品に惹かれているから読んでいるけど、切ないです。
次は「六条」。
なぞの怪メールのからくりが解けるでしょうか。
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【ヒカルが地球にいたころ・・・・・・】8冊目。
みちるちゃーん!結局やっぱりみちるちゃんもそうなのかーとまぁこの巻がある時点でわかってたことだけど。ヒカルくんにとっててもよかったねって感じだったのかな。全体的に読みながら泣いてました(笑)
是光くん、ほんと成長しましたね。ヒカルくん以外のお友達ができるのも遠くないんじゃないかな。
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みちるの牽制はちょっとあれでしたが、彼女の心が救われたのはよかったです。残り2冊くらいかなぁ、とか思って読んでいたら、本当に残り2冊。怒濤の展開が待っていそうで楽しみです。
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文化祭の準備や当日には代理デートもするみちると是光が、爽やかで微笑ましくてほのぼのした。みちると帆夏のややこしさもすっきりと終わってくれてほっとした。ここへ来て夕雨が帰国することになって、そこに一朱が関わっていることが意外。葵や帆夏に遅れをとりながら是光を気にしている短編の朝衣が可愛かった。
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花散里。是光への思いを胸に、すっかり綺麗になったみちるの話…ではあるんだけど、印象に残っているのはみちるより是光。
実行委員となりクラスを引っ張る様子は、ほんと成長したなぁと。
これほど成長が見てとれ、それを素直に嬉しく誇らしく思える主人公も珍しい。
前巻の空蝉で過去のトラウマを断ち切り、今回は周囲の信頼を勝ち得た。
となると次は・・・
ラストで少女たちからの本気の告白を受け、同時にしばらく姿を見せなかった初恋の相手である夕雨からの連絡もあり。
後2冊で最後ということで、物語も終幕へむかっています。
ブログでもう少し詳しく感想を書いています。
http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/32403918.html