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ここに来て、高潔なる王・エルハイアと今ひとつ主人公としては頼りなかったアルドの立ち位置が皮肉な形で逆転する。
そういう構成はすごくうまいんだけど、どのキャラクターも同じ距離感で描かれているように感じてしまい、未だ特定のキャラに感情移入することが出来ないんだよなー。
堤さんはキャラの生っぽさを描くのが苦手みたいで惜しい。
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力を得た代わりに記憶を失い、変質していくエルハイアが哀しい。彼が本当に進みたかった道は、見せたかった世界はどんなものだったんだろう。
「アリアのためでなく、人間のためでなく、すべての弱き者を救うために」その言葉を思い出してほしいです。心を失ったまま魔王としてアルドに討たれるような展開は悲しすぎるから。
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すげええええ! と思った一冊。この急展開を誰が予想しただろう。
主人公の成長ぶりも凄いが、ヒロインと魔王の激変ぶりも凄い。
ああ早く続き読みたい!
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「異種族との共生」をテーマにしたファンタジー。
テーマもエピソードも重いけど、どんな決着をつけるのか楽しみだったので、どこかで続刊してくれないかしら。ほんとに。
ややネタばれ↓
ミーハーな感想をいうと、
幼馴染の親友が、実は親の敵で、魔王と勇者で(別の視点から見ると覇王と反逆者で)、別の生き方を選択して決定的に決別して、でも心情的には手を取り合いたいと願っている。
って、すごく王道なシチュエーションで、燃えるし萌えるんですが。
なんでこんなに知名度がないのか不思議でならない。