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最終巻です。
オズマの聖地にたどり着き、「雨の渦」に一人入ることになったモトコ。
不安に思うモトコに向けたヴィンセントの笑顔がたまりません。
「雨の渦」でモトコは元の世界に戻ることができると告げられますが、ヴィンセントがジェイクの実の子でないことや雷が怖いってことから、聡=ヴィンセントではないかと思って、エルヴィスに泣きついちゃいます。
そのときのエルヴィスの態度は、その後のエルヴィスの正体を知ると納得なんで、ラストまで読んでから、このシーンを再度読むと、ヴィンセントへの当てつけやモトコが自分に恋愛感情がないことに安心してたりしてた理由も分かります。意外と思わせぶりなことを言っていたんだなぁって・・・。
エルヴィス=聡と分かって、聡とヴィンセント、ヒースに面識があったことも明らかになったけど、確かに容貌が全然変わってしまったら、分からなかったのかなぁ。
最後はモトコはヴィンセントのいる世界を選んだけど、聡は元の世界に戻っちゃいました。身体も悪そうだし、一人戻ってどうするんだろうって、聡のその後が気になってしまいました。ラストがイマイチだったかなぁ。