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?深川澪通り木戸番小屋?シリーズです。
実はこのシリーズ、最新作から読み始めたので、どんどん古いのを読んでいってます。いいのか?(^_^;
木戸番小屋の夫婦を中心に作られたお話なんですが、ほのぼのというよりは切ないお話が多いです。
本来ならあまり好きじゃない話のはずなんですが、この夫婦、特に奥さんのお捨さんのキャラクターがとっても素敵で救われてます。
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3 深川澪通り木戸番小屋
ひさびさに殺しの伴わないのに退屈しない、好みな江戸モノに出会えたと思ったくらい、愁いが漂ったなんともいえない雰囲気。
鬼の撹乱 お捨が寝込む
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落ち着いた環境で久々に読んだ本だが、これは???ってな感じ。
人情ものという割に機微が細やかに描かれていないと感じるし、連作のようでいて何らその機能を果たしていないと思われる。
要するにこれは低い評価にならざるを得ない。
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20130529 どうにもならない人間の思いに振り回される。木戸番小屋の夫婦は拠りどころなのだと思う。
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切ない話ばかり。お金があっても寂しさからは逃れられず。 一度裏切られると他人への不信感がいつまでもまとわりつく。まったく現代にもありそうなお話、身近にいそうな人物ばかり。ひねくれた人にも優しい声をかける夫婦はじんわりゆっくり凍った心を溶かしていくにちがいない。そういう予感を残しつつエピソードを終わるのが常套のようです。でも今回は夫婦の出番がちょっと少なかったような気がします。
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深川澪通りシリーズの3作目。
町に住む人々の悩みを、笑次郎・お捨夫婦は、温かく聴き、見守り、時には喜怒哀楽を共にしてくれるが、二人がするのはただそれだけ。一緒に解決してくれるとか、謎を解いてくれるとか犯人探しとか、そういうミステリー的な要素が前の作品に比べて減っている。
それが味わいになっていていいんだよなぁ。お手軽にハッピーエンドにしないことで、なんとも深い味わいの余韻が沸く。生きてきたら穴に落ちたことも壁に当たったこともあるだろう。そういう経験があれば、見守ってくれるだけ、飯を食わせてくれるだけの木戸番夫婦のありがたみが、読んでるだけでジワーっと心に沁みる。
これからは、弱ってる人、困ってる人がいたら、酒じゃなく飯を食わせよう。
俺自身も弱ったり、困ったりしたら、まずは飯食って寝るようにしよう。
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木戸番小屋の夫婦お捨と笑兵衛。澪通りの長屋の住人たちの人生に寄り添う。二人にあった人の人生にいつも消えない燈になる。