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殻都市という架空の都市を舞台にした連作短編集です。
もとは連作になる予定はなかったとのことで、あとがきに作者自ら書かれてますがメインのキャラクター造形が微妙(;´▽`A``
ストーリーはどれも秀逸です!
鬼頭作品らしく、児童ポルノチックなシーンはやっぱりありますので苦手な方はご注意を。
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ほんと独特な感性。
人間が他の存在へ発する、それぞれの愛の形。他者からみれば滑稽であったり、奇妙であったり、畏怖されるようなものであっても、主観的には「愛」という感情の発露による行動なわけで。
んー、深い。
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貧乳は正義。
と言いたくなる絵柄の作者。代表作の「ぼくらの」は1巻を読んだだけで止まっているが、なんとなく気になる漫画家。
連作短編集。
第1話 誕生日の棺
若い頃の妻のクローンを殺し続ける男
第2話 3年間の神
3年の命と引き換えに契約をした、路上生活者の少女。
第3話 生死者の聲
逃げ出した死体を追う。死体は離婚した妻の元へ。
第4話 娼薬水の味
507号室にたまった水は惚れ薬だという。
第5話 座敷童の印
崩落を続ける都市。崩落を予知する少女。
第6話 造物主の檻
誘拐された少女たち。少女たちを観察する男。
第7話 涉猟子の愛
禁書を暗記させられた少女は 死なねばならない。
1の男が再登場。全エピソードの総括。
気を抜くと、どんな話だったのかすぐこぼれ落ちそうなくらい淡いストーリー。でもこういうの好き。これ読んで無視できない漫画家になった。
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「積み木の家」のように、上へ上へと積み上げられていく都市の出来事を描いた連作的短編集。小川洋子的なはかなさが良いです。細くて儚い画風とよくマッチしてるし、お話としても好み。
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SFxロリxディストピア的都市。各エピソードのエッセンスはとても好きなのだけど、ロリセックスいらなかった(仕方ないと思うが
本を記憶する話が本読みとしてとても好き
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「なるたる」みたいな長編もいいけど(「ぼくらの」は未読)、
「ヴァンデミエールの翼」「残暑」に並ぶ短編集もいいなぁ。
恋とポゼッションというテーマが、嫌味でなく綺麗に示されている。
そしてただ綺麗なだけでなく、人間の孤独や愚かさをうまくクローズアップしている。
とにかく線の細い薄倖の少女を描かせたら最強の漫画家さん。
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単行本1冊できれいにまとまっている。
相変わらず一般的な倫理観を超えたところでガラス細工のようなストーリーを構築。
最終話が◎。