紙の本
地雷原突入
2015/12/28 09:18
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投稿者:AKF-ZERO - この投稿者のレビュー一覧を見る
万里と香子、地雷原突入な感じのストーリー。過去と現在、リンダと香子の間で揺れる万里の心理描写の描き方がリアル。未だ万里に対する本心がみえないリンダ。そして不安な心を万里に打ち明ける香子。この三角関係、まだまだ波乱が続く予感。
電子書籍
万里と香子、地雷原突入
2015/12/06 01:06
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投稿者:AKF-ZERO - この投稿者のレビュー一覧を見る
万里と香子、地雷原突入な感じのストーリー。過去と現在、リンダと香子の間で揺れる万里の心理描写の描き方がリアル。未だ万里に対する本心がみえないリンダ。そして不安な心を万里に打ち明ける香子。この三角関係、まだまだ波乱が続く予感。
紙の本
同居する等量等質な感情
2015/09/15 11:23
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
突如として高校時代の記憶を取り戻し、林田奈々への溢れる想いを思い出した多田万里は、彼女の許へ駆け出そうとして、盛大にこけた。目を覚ました翌朝、記憶を失う前の時分はまたどこかへ去ってしまい、だが林田奈々を想う気持ちは熾火の様に燻り、体を熱くしていた。…いや、盛大にぶつけて切れた顔面の傷が化膿し、高熱を出してしまった。
隣に住むNANA先輩に助けてもらいながらクリニックへ向かい、雨の中で捨て犬に傘を差しかける不良に対する様な暖かな気持ちになりながら、戻って来た自分の部屋には林田奈々がいた。
昨日の気持ちを思い出してまともに彼女の顔も見れない多田万里。万感極まるかと思った時にやって来た加賀香子は、彼女たちの間に割り込み、「浮気だよ?」と完璧な笑顔を向ける。
実は一緒に来ていた柳澤光央や二次元くんこと佐藤隆哉が林田奈々と仲良くしているのを見て疎外感を感じたり、今の彼女である完璧美女(ただしストーカー)の加賀香子を裏切っている様な気持になったり、でもあの張り裂けそうな林田奈々への気持ちを無かったことには出来なかったり。
そんな空気を吹き飛ばす様に、加賀香子から提案された、二人で海に行こうという約束。その資金稼ぎに多田万里はバイトをしようとするのだが、加賀香子は絶対反対の立場をとる。それでもバイトをしたい万里は、岡千波にバイト先を紹介してもらおうとしたり、NANA先輩から怪しいバイトを紹介されたりもするのだが…。
万里は今回、別腹な感情に振り回される。岡千波の可愛らしさを愛でる感情は良いとしても、記憶をなくす前の林田奈々に対する愛情と、記憶をなくした後の加賀香子を愛する気持ちは、いずれも偽りのないもの。ただ、それを感じている主体が、同じ万里の体の中で別個に同居しているだけだ。
しかしここで問題になるのは、彼の相手をするのは、体と心が一体であるヒロインたちだということだろう。彼女たちは、それぞれの時間軸にいた万里を、それぞれのその時の気持ちで感じている。でもやっぱり確かなのは、今この瞬間の思いが最も欲深く嫉妬深いのだ。
その結果として、万里が取る選択は自然なもの。しかしそれで他の感情がおさまるのかというと、そんな簡単なものではない気がするな。
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見た目上、決着をつけたつもりでも、恋心が感情がそんなにおとなしくしてるわけない。いちゃいちゃ共依存バカップルもいつまでもその状態が続くわけない。泥沼だなー。感情移入しちゃってキツかった。/挿絵が小説の描写にあってなさ過ぎたのが気になった。ショートパンツなのに、タイトスカートとか…いろいろ。
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万里とリンダの高校時代の話からstart。
リンダは万里を好きじゃないと後輩に話しているのを聞いてしまった万里。
それから…口を聞くのをしばらく止めてしまった。
夢とも思えぬ状況で目を覚ます万里はボロボロで。
前巻ですっ転んで下唇を切って、放置して寝たら悪化。
朦朧として部屋を出てNANA先輩を頼る。
リンダが後を引き継いで面倒を見てもらう。
香子が引き継ぎ『海に行こう』という話になり…
万里はバイトをする事に。
バイト反対の香子を押し切って。
NANA先輩の紹介で『柳澤を連れてくる事』が条件でバイト決定。
バイト先は怪しいコスプレ的な給仕。
ヤナは半裸。万里はメイド服。
NANA先輩とリンダは一緒に双子の悪魔コス。
そこへ香子がやってきて…
反対されていたバイトを見つけて、香子はキレる。
謝り倒す万里。
香子の願いは『過去を思い出さないで』というもの。
万里はOKを出すが…
リンダと会って、高校時代の写真を見ながら話。
これからは先輩と後輩というキチンとした立場で接したいという万里。
写真を破り捨てるリンダ。
高校時代の万里とリンダの話。
十日ほど口も聞かなかったあの時。
キチンと話をしていれば、今の状況は変わっていたのかも。
のち、香子と万里は名前で呼び合う仲に発展。
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4巻目にして読むのが辛くなって来た。物語としての面白さがちょっと物足りなかったのかなぁ。香子のウザさはなかなかのもの。でも自覚があるだけまし。リンダはまだまだ生きてそうで次でドーンと修羅場ると見てる。
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負傷したあげく、熱を出してばったり。
それを隣の住人に助けてもらった。
熱で倒れたのを看病してもらっても…浮気。
電話して! という気持ちは分からなくもないですが
それよりも、花束で遊ぶ2名の男が面白すぎるw
海に行こう、と約束をしたものの
先立つものがない状態。
それに対して反対する彼女は…さすがお嬢様。
解決策が、確実に親のすねかじってます。
確かにここまで反対されてしまえば
ちょっと言い出しにくいものはありますが
最初にばったり倒れているのを考えると
ちょっと問題あり、だったかと。
でも彼女のあの行動力は…愛が、すごい。
少しずつ見えてくる過去と、さらなる人間関係。
爽やかそうに取り繕われている関係ですが
内心、皆さまぐっちゃぐちゃ?
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2012 5/11読了。WonderGooで購入。
一瞬だけ記憶を取り戻した万里は、そのときのリンダへの強い思いを引きずって、香子への罪悪感を抱いたままで日々を送るようになり・・・。
かなり鬱々とする巻。
以前から思っていたことだけど、竹宮ゆゆこはラノベのパッケージに載せていったい何を書こうとしているのか。世の中そんなに甘くないってことか。悪いのは実はいつもだいたい自分だってことか。知ってるヨ!
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今回は万里の独り相撲に終始する。
香子のストーカー的ベタ惚れも、性格的なものがあると思ったら実はワケありで…。
そして決着はちょっと痛い。
でも、男女関係ってそんなもんだよね、って思える。
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香子とリンダの関係をはっきりさせようとする巻です。
この巻は次への伏線なのかなーと。
以前の記憶からくる感情を無理やり引き剥がして、今を大切にしようとする万里。でもそれでいいのか、本当はリンダが、でも…みたいな感じなんでしょうか。
次巻からもう少し踏み込んだ内容になると期待。
とらドラ!でも思ったけど、ラノベというジャンルにカテゴライズしていんでしょうか?(笑)
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ゆゆこさん34歳か。
繊細な容姿ファッション描写に対して挿絵が合わない気がするんだけどなって言ったら怒られるのかしら?
とりあえず、次が水着回ですかね。
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長らくほうっておいたので、3巻目のラストを忘れてるんだが、幽体分離してた側の万里が戻ってたんだっけか。
しかし、それで、リンダの思いがどうであったかを思い出したにも関わらず、現在の香子との関係を慮ってリンダに別れを告げるところまでのお話。つまりは、仕込み段階。本番はこの先ちうことか。
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これは三角関係にケリがつくか?と思ったら表面的な部分だけで内情ドロドロすぎる。なんか先の展開が怖いなー
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まあ、昼ドラだよなぁ。
電撃でやる内容ではない気がするが、背後霊のようにしている記憶喪失前の主人公がのっとりをやったりしたら電撃でもいいかも。
グリムがすぷらったな方向にいっている今、初期Missingのようなホラー成分も必要だろうし・・・必要かなぁ?
正直・・・・
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陳腐になりがちな記憶喪失というギミックの使い方がうまい。
いい意味での緊張感が漂っている。
ただそのせいでメインヒロイン(のハズ)のロボ子から
かすかに当て馬臭が…
このキャラ配置なら普段は迷わずコーコさん一択なのに
(ストーカー気質のダメ美人が好き!例:戦場ヶ原さん)
迷いが生じてしまうため、キャラ萌えに没頭することが
できないのであったw