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「不本意に生きて、何もできずに死ねばいい」
苦悩の蒼衣を気遣いつつも、雪乃が取る行動は――!?
“――彼女の髪に、触ってみたい……”
少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖とともに堕ちていき――。
いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。周囲は蒼衣を休ませようと気を遣うのだが、〈泡禍〉解決の依頼は増えていくばかりで……。そして舞い込んできた蘇りの娘が関わる〈泡禍〉事件に、蒼衣も責任を取るかのように、雪乃と二人で解決に向かうのだが――。
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ホラー系というか、スプラッタ系。
必然と読み飛ばしが多くなって早く読めたり。
本末転倒。
周囲の悪意にさらされる回。次回あたりで解決できるとは思えないので、最終回にシチュエイションは続くのかなぁ。
ラプンツェルの前半はしらなんだ。
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蒼衣が理不尽な悪意に晒される回。
少しデレた雪乃がほんの少しだけ手をさしのべるのが良い(´▽`)
最後はかなりびっくりしたけど、
こいつほんと成長しないな。
だから認められないのだろうね。
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甲田作品好きすぎて書ききれない!
もうすぐ終わるらしいけど、まだこの話が最終章ではないよね。
最終回としてはピリオドで書きましたし、本編でどう完結するのか……。
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これまでの登場人物を全て巻き込む葬儀屋の死。そして、恨まれる蒼井。周りから全て自分の性にされて恨まれる状況ってほんと悪夢だなぁ。そして、悪夢がこの程度で済むはずもなく…
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まさかの勇路くん発動!!
いやー、ここで来るとは正直思いませんでした…
そしてそろそろ終わりに近づいてきた予感ですね…。
蒼衣くんの今後が気になる展開です!
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気持ちの悪い表現、痛い表現は秀逸だと思います。
でも、語彙やその使用法が、「ああラノベ」って感じです。
それが悪いって訳じゃあありませんけどね。
その流れで、感情移入もしにくく、ストーリーの展開にも納得しにくいところが散見されます。
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そろそろ終盤だろうなあ、とは感じました。
後付けでなければこの伏線は中々いいと。
次巻にも期待しています。
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甲田学人さんの作品は、とても面白くて気に入っています。
ミステリー(謎解き)とホラー、ファンタジーが上手く絡まっていて、読み出したら止まりません。
今巻は、前回と比べて落ち着いた話の流れになっています。
恐怖感も控えめで、派手な心霊現象もありません。
しかし最後辺りから危険な雰囲気を漂わせ、「下巻で一体何が起こるのか・・・」と読者の興味を誘います。
蒼衣の断章の暴発や、葬儀屋の消滅等、このシリーズも大御所といった感じです。
「missing」のような、後味の悪い結末は遠慮したいですが・・・。
下巻を読むのが楽しみです。
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勇路登場か。彼の性格からして現れても不思議ではなかったけど。
そっちより雪乃の蒼衣に対する態度がやわらかくなった気がしてそっちにビックリ。順調に終わりに向かっているという解釈でおkかな。
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自分の起こした事への責任をとれ、と迫られ、自責の念から他ロッジの応援へと向かう蒼衣。
雪乃の持論:「騎士の応援を呼ぶ意味」、風乃の揶揄:推理物に於ける探偵の役割「アリスの特性」、に苦い思いを感じながら、「ラプンツェル」の象徴する泡禍の渦へと巻き込まれていく。それはただの一つの事件のようでいて、けれど物語は連綿と流れ行くのだった。
一度知った幸せが失われた時、多くのひとは取り戻すことを考えてしまう。できることの選択肢は多いはずなのに、視野が狭くなり、溺れるように目の前しか見えなくなるのだ。目の前に、自分に都合のよい事象があれば、手に入るまで惹かれ焦がれ続けるしかない。人参を吊り下げられた馬車馬のように。
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責任と取れ、と責め立てられる少年。
それを守ろうとする世話役。
そして、また捲られた童話。
仕事がやりにくくなった、と騒がれるのは分かりますし
それに対して責任を、と言われるのは分かりますが
向かった先のロッジは、どう考えても八つ当たり?
しかもそれが『仕事』に対してではなくて、副産物のため、なら
その人が選んだ事なので部外者は黙れ、ですね。
失ったものが戻ってきた。
けれど消えた…故にその責任を、というのはお門違いかと。
もう一度失う事を、殺す事を選択したのは自分達だというのに
何を勘違いしているのだか。
それが分かっていても言いたい、というのなら分かります。
しかしそれを自覚してなかったり、気が付いてなかったり、なら
だからどうした、という感じです。
単純に考えれば、落ちた母親が『王子』で、閉じ込めた『魔女』は父親。
そして同じく、落ちた友人も『王子』だとすると…?
しかしこちらは完全に死んでますし、違うかと。
キャストは『魔女』『王子』『ラプンツェル』の3人なのか
『父親』と『母親』を足した5人なのか。
『茨』と『塔』もいれていいものか。
そして最後。
またしても八つ当たり要員がきました。
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ちょいちょい出てくる手が本当に怖い。
いつも思うケド怪奇現象が起こる前の雰囲気が
怖くて読むのが引ける・・・
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前巻の最後に、蒼衣の能力の発動によって「葬儀屋」がこの世からいなくなってしまい、関東の騎士団に動揺が走ります。責任を感じた蒼衣は、まだ精神が不安定だといって反対する神狩屋の忠告を振り切って、他の騎士団からの要請におうじることを決意します。
蒼衣が向かったのは、飯田真佐代(いいだ・まさよ)という女性が世話役を務める騎士団でした。そこで彼らは、眞守大輔(まもり・だいすけ)という男と会うことになります。彼は、娘の死を受け入れられない妻を救うため、葬儀屋に依頼して娘を生き返らせていました。しかし、蒼衣の力によって葬儀屋が死んだために、娘もふたたび亡くなってしまい、狂気の淵にいる妻のために苦悩していました。
蒼衣は、大輔と彼のもう一人の娘である眞守玲(まもり・れい)の身のまわりに起こりつつある泡禍の対応にあたりますが、そんな彼らに神狩屋から、勇路がリカのもとからすがたを消したという知らせがもたらされます。
登場人物が増えたことで、騎士団関係の人間どうしの軋轢も生じてましたが、身動きのとりづらい状況に蒼衣たちがどのように対処していくことになるのか、つづきが気になります。
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「ノロイの仔」
責任をとらせるためにも。
重要な仕事をしてきた騎士が仲間に殺されたと聞いたら、事故だとしても責任を問うだろうな。
「トナリの畑」
断章に助けられていたが。
怪物だとしても心の支えとして、そこに居るだけで良かったのに二度も奪われたら辛いだろう。
「トリコの塔」
気になり覗いてしまった。
どれだけお願いされたとしても、ここまで酷い状態なら家の中を見せるだけでもダメだろうな。
「カヨイの森」
送られてくるメッセージ。
騎士からの忠告を信じたくないのだろうが、既に巻き込まれていることを自覚すべきだろうな。
「クダリの窓」
勝手な行動をとったうえ。
得体の知れないものを相手にしているというのに、感情だけで突っ走っては死しかないだろ。