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紙の本
神話の座から降り立つ魔法使いたち
2015/09/10 11:28
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察庁警備局に事実上組み込まれた魔導師公館の事務官・十崎京香は、≪協会≫の主流派に対抗するため、二つの策を準備していた。ひとつは、一般市民の“目”をネットワーク化して、魔法使いの行動範囲を封じるMシステムの構築。もうひとつは、魔法使いの第三位勢力である≪連合≫との共闘の呼びかけである。これにより、実働部隊である専任係官と刻印魔導師を実効的に失った≪公館≫と日本政府が、これからの≪協会≫や神聖騎士団との戦争の中で存在感を維持しようというのだ。
一方、東郷永光から≪鬼火衆≫の生き残りを引き受けた武原仁は、鴉木メイゼルの謎カレーに苦しめられつつ、悪人としての一歩を踏み出し始めていた。そこに、≪魔術師≫王子護ハウゼンが、死んだはずの武原舞花を連れてやって来る。彼女は、小学二年生くらいの見た目になっていた。
≪連合≫の最高議長、混沌大系≪導師≫アリーセ・バンシュタインの来日で開催される、魔法使いと≪悪鬼≫代表である警察との会議において明らかにされる円環大系の秘すべき事件、≪大崩落≫の真相。それを明かすのは、イリーズ・アリューシャの娘であるメイゼルだ。そして彼女は、≪九位≫の本当の名前も明らかにする。
さらにその場では、もうひとり、糾弾される人物がいた。超高位魔導師であるアリーセすら恐れるその人物の名とは…。
普通の女子高生の立場を頑なに主張し続けた倉本きずなにも、奇麗事だけでは切り抜けられない状況が訪れる。それなのに、エピローグの王子護ハウゼンの行動は、あまりにも意外すぎて笑いと無縁ではいられない。
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