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内容は
沼さんがヤプーの作家として名を伏せていた時代なんかに
他の名前でマゾヒズムについて書いた連載エッセイ等。
そのエッセイの内容は
飽くなきマゾヒズムの探求というか悶絶。
もう気の毒なほどのご努力。
しかし、ものすごく頷くような人間考察も。
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マゾヒズムを目の当たりにするの自分はあまり好きではないようだ。
ヤプーなみに吐き気を催す。
しかしながら、沼は三島なのかとも言わしめたその人の姿を知りたい衝動は抑えきれなかった。
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知らない世界の出来事。
『家畜人ヤプー』を読んだ時も相当衝撃を受けたけど、その作者とされる人の経験を書いたこの本も、物凄く衝撃的。
この頃では、ゲイやら女装家やらは容認されつつあるけど、作者のようなマゾヒストという人物はなかなか受け入れられないだろうと思う。
実際、近くにいたら気持ち悪い。
自分で自分を変質者だと分かっているから、ここまでできるのかなと思ったり。
目的がハッキリしているから、確かに無害ではあるけど……。
非常に興味深く読んだ。
どうすれば、相手の警戒心をとくことが出来るか、相手の心情の変化を誘うよう振舞うことができるのがすごい。