- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
紙の本
“貧乏人”には、縁がないかな
2011/03/01 22:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7ひきのこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
果たして、日本にカジノはできるのだろうか。正直言って、私は真剣に考えたことがないテーマである。断っておくが、いわゆる“ギャンブルアレルギー”ではない。どちらかというと、むしろ、好きなほうでだ。
序 章 カジノは本当に必要か?
第1章 カジノが地方を再生する
第2章 カジノ合法化の問題点とその対策
第3章 アジアのカジノ、世界のカジノ
第4章 カジノ合法化をめぐる動き
第5章 日本各地のカジノ計画
現在、国会議員の間では超党派で“カジノ議連”が存在している。もっとも、「カジノ議連」では、あまりに露骨だから正式名称は「国際観光産業振興議員連盟」。とりあえず国際観光の振興を表看板に掲げてはいるが、新興の手段としてはカジノが主になるものと思っていいだろう。そして、そういう議連ができているということは、カジノができる可能性が皆無ではないということだ。
それでは、そんな風潮が発生したのだろう。何といっても、“お金”が落ちるからだ。韓国のカジノのお客は日本人がかなりの割合を占めているという。だから、もし、日本に合法カジノができれば、そのお客を取り戻せるかもしれない。カジノができれば、直接、間接の雇用も生む。合法カジノができれば、ともすれば暴力団の資金源となっている非合法カジノも、なくせるかもしれない。運用の仕方で、考えられる弊害は割と避けられるはずだ。
いわゆる「特区」形式でカジノを作るのは無理なようである。賭博はあくまでも犯罪だから、公営ギャンブルや宝くじのように、マイナス面よりもそれを上回って余りあるプラスが見られるとき、別の法律を作ってそれによって処罰の対象から外す手段がある。つまり、「合法」というより「違法性の阻却」というほうが正しい。
まだ、たたき台の段階だが、カジノを設置される場所は、とりあえず2カ所、最大限10カ所とされているようである。もともと集客力がある場所か、それともカジノができることによって、新たに地域の活性化ができるところか、新たに“利権”も生じそうで、なかなか難しそうだ。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |