投稿元:
レビューを見る
たまたま知って手にした本。
知らない作家の作品が多くて、楽しめました。
最後の「校閲ガール」が面白かった。
投稿元:
レビューを見る
本にまつわる8名の作家さんの短編集。
中田永一目当てだったけど、原田マハの「砂に埋もれたル・コルビュジエ」が秀逸だった。1冊の本に対する父親の思い。そして、この話が実話をもとに書かれたという作者のあとがきを読んで、私も人生でこんな一冊に出会いたいと思った。本を読むためにフランス語を習得しようとするこの熱意。読み手をも熱くさせる素晴らしいエピソードだった。
投稿元:
レビューを見る
中田永一、宮下奈都、原田マハ などによる本にまつわる短編集。
作家たちの物語を生み出す苦しみなどが描かれている物語が多くて、裏話的に面白く読むことができた。
物語をかいて、直して、印刷して、表紙を決めて、出版するまでってたくさんの人の手によってなされているんだなぁと改めて実感できる一冊だった。
そう考えると本って安いなぁ。
読んだことのない作家の短編もあり、他の作品も読んでみようかなと思った。
沢木まひろ、朱野帰子 という作家の他の作品を探してみよう!!
投稿元:
レビューを見る
本のお話。本を作ったり、読んだり、それぞれのお話にそれぞれのテーマがあって、どれも面白い。
2014/6/30
投稿元:
レビューを見る
さえない現実から離れて、自己投影させた完璧なヒロインが登場する二次創作を楽しんでいた私は、自分の作品の弱点を知って・・・中田永一『メアリー・スーを殺して』など、一冊の本が生まれる地点を描く物語のアンソロジー8編。
投稿元:
レビューを見る
中田永一『メアリー・スーを殺して』、宮下奈都『旅立ちの日に』、原田マハ『砂に埋もれたル・コルビュジエ』、小手鞠るい『ページの角の折れた本』、朱野帰子『初めて本をつくるあなたがすべきこと』、沢木まひろ『時田風音の受難』、小路幸也『ラバーズブック』、宮木あや子『校閲ガール』
投稿元:
レビューを見る
書名通り、本をにまつわる、いろんな作家さんの短編集。その中で、時田風音の受難が少しコメディっぽくて、一番面白かった。
投稿元:
レビューを見る
このタイプの企画本は当たり外れが多いので、書店で見かけて惹かれるものだけに手を伸ばすようにしているのだが、今回はAmazonで衝動買い。
その理由は冒頭作「メアリー・スーを殺して」の作者、中田永一が好きだから。
そしてこの短編も、やはりよかった。好感と清々しさを覚えた。ふと辻村深月の「スロウハイツの神様」を思い出した…と言えば伝わるかな。
メアリー・スーという存在は初めて知ったが、その意味を読んで、どきりとした。
私の中にも、スーがいる。おそらくは作者の中にもいたのだろう。
この作品だけでなく、どの作品からも本に対する愛がしみじみと滲み出している。
ストーリーは本の中だけじゃない。本が生まれるまでのストーリー、本を手にした読者が主人公のストーリー、さらには本そのものが紡ぐストーリー。
どれもがそれぞれの作家の、その人だけの目線で作られた短編で、どれもまったくテーマや趣きが重なっていない。しかも、おざなりな作品はひとつもなかったように思う。
やはり本は素敵。愛してる。
投稿元:
レビューを見る
本をテーマとしたアンソロジー。
それぞれ「本」「読書」に対するアプローチが様々なので、飽きずに楽しんで読みました。
中田永一「メアリー・スーを殺して」は、オタク趣味の少女が二次創作小説を書くようになるが、いわゆる『メアリー・スー』(ファンが二次創作の中に登場させた自己投影したキャラクターのこと)に悩まされ・・・という話。
小説を書くことで現実と向き合った結果、小説から離れてしまった少女が、世界を広げていったその先でまた小説と出会うという、本好きにはたまらない素敵なお話でした。
小路幸也「ラバーズ・ブック」はノスタルジックな雰囲気が印象的。
この世界観でもっと続きを読んでみたい。
宮下奈都「旅立ちの日に」は短いけれど好感の持てる話だったし、
原田マハ「砂に埋れたル・コルビュジェ」も整理されていない感情を
うまく表現している、センスが感じられるお話でした。
他の作品を読んでみたい作家が増えてしまうので、アンソロジーは困ります。
投稿元:
レビューを見る
二作目の「栞は夢を見る」はSFっぽいけれど、この作品は現実的でどの話もあり得そうで面白かった(^^)ほとんど読んだことのある作家さんだったので読みやすかった!一番好きなのは宮下奈都さんの「旅立ちの日に」かな♪「校閲ガール」も読みたい本の一冊です(^^)
投稿元:
レビューを見る
砂に埋もれたル・コルビュジエ 原田マハ
初めて本をつくるあなたがすべきこと 朱野帰子
校閲ガール 宮木あや子
この3作が良かったな。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通り、本にまつわる短編のアンソロジー。
中田永一の作品が読みたかったのと、他の作家が著作を読んだことのない名前ばかりだったので、新規開拓のため読みました。
表紙のイラストを見るに若い読者がターゲットかと思いましたが、話のキーとなる本は二次創作の同人誌から戦争に関わるものや官能小説まであり、全体として不思議な一冊。
お目当ての中田永一「メアリー・スーを殺して」に関しては、メアリースーという言葉は知っていましたので、オタク趣味で中高生の時分そういった部活に所属こそしなかったものの周囲に部員の友人がたくさんいた自分としては、なんかもう胃が痛かったです。創作活動は簡単なことじゃないぞという内容を十代でデビューした著者が書いたんだから、なんだかな、という感じ。あと乙一の描く女子は何故「実は美人」ばかりなんだろう。わざとやっているんだろうけど、メアリースーそのもの。男子は等身大に見えるキャラクターが多いのに。まさか、女の子は誰だって本当は可愛いのよ、という考えの持ち主なのか?男子の実態は女である私には想像するしかない部分も大きいので、等身大と感じるのが間違いなだけなのかもしれない。
他の作品に関しては、言葉選びや運びが面白かった小手鞠るい「ページの角の折れた本」、言い回しは好みではないが頭の中にはっきり風景の浮かぶ描写とストーリーが良かった小路幸也「ラバーズブック」、キャラクターが立っていて爽快な宮木あや子「校閲ガール」が気に入りました。それぞれ他の著作も読んでみようと思う。「校閲ガール」は連作短編集になる予定とあるので既に出ているのかな。
投稿元:
レビューを見る
薄い本に8人の作家は詰め込みすぎ
そのせいでほとんどが盛り上がらないまま何となく話が終わる
感想も出てこないぐらい残らない
朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」
小路幸也「ラバーズブック」
宮木あや子「校閲ガール」
の3作は良かった
投稿元:
レビューを見る
最近お気に入りの中田永一さん、宮下奈都さん、宮木あや子さん等の作品が含まれた短篇集だったため、迷わず手に取りました。
やはり中田永一さんはおもしろかった!
朱野帰子さんの作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと感じました。
投稿元:
レビューを見る
11/9 図書館
宮木あや子さんの作品が収録されていたので。校閲ガールまだよんで読んでないのよね
八篇収録されてますが後半四作品が好みでした。