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帯表
沖縄はこの男で笑っていたのかー立川志の輔
沖縄料理にまつわる愛すべき逸話と抱腹絶倒の珍談が今、明かされる。
帯裏
食べられるのはクマゼミだけさあ
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藤木勇人が沖縄のおいしい食べ物をいっぱい紹介してくれる本。お値段が高すぎるのが難点だけど、写真もきれいで内容も充実してるから仕方ないかも。アマゾンとかで古本を安く手に入れればラッキー。ちなみにわたしはブックオフで105円でゲット(笑)。
沖縄好きにとってはさほど目新しい話題はないけど、あの藤木さんの語り口に乗って紹介されるとやっぱり楽しい。個人的には「クリントンとサータアンダギーの出会い」がなかなかイイ話だと思います。
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藤木勇人さん。知らなかったんですが(すみません)、
りんけんバンドを経て、「ちゅらさん」にも出演されており、
今は沖縄について語る”うちな〜噺家”として活躍中、とのこと。
そんな作者のプロフィールを知らずに手に取った
私のような人でも、もうじゅう〜ぶんに楽しめる内容でした。
沖縄の食べ物が好きならば。
最初っから「次はじぇったいナーベーラー」だもん、
沖縄に行ってはじめてへちまを食べて、そのおいしさに思わず
旅行後に八百屋の店先にへちまの姿を探してしまったことが
ある人なら(や、なくても)きっと楽しめる本だと思います。
へちま、島豆腐、豚、魚、海藻、てんぷら、スバ、
ジューシー、ソーミン、野菜、パパヤー、ゴーヤー、
ターウム、島らっきょう、島にんじん、ハンダマー、
さとうきび、ポーク、サーターアンダギー、泡盛・オリオン。
これが、藤木さんの語り口調で(つまりウチナー言葉で)
つづられていくわけよ。もう、読むだけで沖縄気分さぁ。
・・・って、つい自分の頭の中でも、かつて沖縄で聞いた
独特のイントネーションがよみがえってきて、
あやしげな沖縄言葉をあやつりたくなっちゃうくらいです。
ただ「こんなものがありますよー」と
食材を紹介しているのではなく、沖縄の歴史とか、
生活習慣とか、食べものの背景にも
触れていてくれるので、より興味深い。
写真もいっぱいで、おいしそう。
そして私はこれを読んで、今度沖縄に行ったら
シリシリー器を買ってこようと心に決めたのでした。
あと沖縄手帳。
忘れないように、書いておかなくちゃ。