紙の本
ハッピーエンド?
2021/01/24 18:55
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投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の歪んだ国防思想と無責任体質の自衛隊をなんとかしようと決起した脱走兵による度島奪還。調子にのってわが国を爆撃しようとする韓国F-15 に対して,空対地ミサイルを発射するまでは気取られずに背後に接近し,ミサイルをミサイルで撃ち落とし,その後は丸腰でドッグファイトするという神業パイロットにより危機は回避されハッピーエンド。元航空自衛官だけあって各種考証もしっかりしている。啓蒙書として推薦したい。結末も一応ハッピーエンドだし…。
電子書籍
これも大した迫力です
2020/12/31 09:44
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投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでみて良かった作者の従前の作品を読んでみるということをよくやるのですが、本書は実質的なデビュー作。本人は、後書きで謙遜しているが、なかなかに迫力のある筆力だと思います。今後も期待するとともに、他の作品も読んでみようと思います。
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先が気になって一気読みしました。面白いです。
但し、武器やシステムについて知識がない人用に解説があった方がより親切だったと思います。
最後は悲劇を予想していましたが、ある意味明るい(しかも理想的な)未来を想像させるものであったので、ほっとしました。
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内容(「BOOK」データベースより)
空自幹部の倉橋日見子は、二年間交際していた陸自・特殊作戦群の秋津和生からプロポーズをうける。だが、上司に婚約の報告をしたその日から、日見子に対する情報保全隊の執拗なマークがはじまった。身辺を疑われる覚えのない日見子は、情報班の部下、安西とともに真相を探るべく、密かに動き出す。その矢先、秋津率いる約四〇名が演習場から突然失踪。直後、「竹島を“奪還”した」という驚愕の一報が!緊張が走る航空総隊司令部。はたして失踪メンバー、秋津たちの真の目的は?そして日本政府は、自衛隊はどう動くのか?情報の閉ざされた中、日見子の孤独な二四時間の戦いがはじまる…。航空総隊司令部を舞台に元空自幹部の著者が放つ、緊迫感あふれる異色のエンターテインメント登場!
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表紙を見て空中戦がメインの話しかと…ありゃ!?これは最近の傾向か、それとも私が読む本がたまたま?(・_・?)そして実際の戦闘より情報戦の話が多い気がする(゜゜;)それにしてもこの本は難しい(-_-;)難しい言葉と地理が苦手な私には知恵熱が出そうなほど(*_*)でも後半はゾクゾクしどおしで面白かった(^^)
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2021年9月8日読了。
陸自、特戦群の一部が竹島に上陸、占拠する。
首謀者の婚約者、空自情報部幹部は関与を疑われる。
占拠の目的は?日本と韓国の関係はどうなる?
作者は元航空自衛隊幹部隊員。
在職中にも小説を自費出版して、本作は二作目。
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141平和ボケと言われて久しいが、軍事行動などない方がいいに決まってる。しかし外交はキチッとやってもらいたいなあ。総選挙も終わったことやしね。頼みますよ
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設定が面白い。特殊自衛隊員が竹島を占拠。日本政府による行動だと韓国に公表することを要求する。これによって政府が拒否すれば竹島を日本固有の領土として訴える事が出来ない、かといって認めてしまえば一種の宣戦布告となり日韓緊張を高めるのはもちろん、日米韓の関係も揺らいでしまう。なるほど、自衛隊員により飲み屋のネタ話、”もしも”シリーズとしては出てきそうな話である。それをどう展開するのかってところでなんだか日本国民は日和見だから日本国土を攻撃させて目を覚まさせるんだというのはどうなんだろう?
広げた風呂敷は意外に小さかったって感覚でテンションは下がる。読んでいてすごく専門的でマニアでなければとても話に追いつけない事もしばしばで、あとがき読むと、なるほど元自衛官か、納得。フィクションものとしては面白く、元だけあって迫真に迫るリアリティさも盛り上げてくれたので読み物としては面白かったが、尻つぼみではある。続編として尖閣諸島を舞台にしたものがあるそうだが、オチはもう見えてしまったのでこれで完結としておこう。