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銃弾を頭に残った刑事
病院で死人と話せることがわかる
死体が火葬されるまで話ができる
訓練で呼び出し可能
55才の営業部長が殺される。
死後、犯人を聞くが、記憶にあるのは
鬼のような男
動機不明。社内には不倫の噂。
女子社員は自室で自殺未遂。
病院に運ぶが死亡。
自分と部長は不倫関係ではない。
相談にのってもらっていた。
犯人を必ず見つけてください。
代議士秘書がホテルの部屋で首吊り。
二人の男は、同じ代議士の秘書だった。
調査すると、もうひとり秘書が殺されていた。
情報屋に頼むが、殺された。
死後話すと、代議士の息子がアジア遊説旅行同行で
殺人事件をおこしていた。
地元フィクサーに隠蔽させた。
元秘書が脅迫してきた。500万円支払う。
次は2000万円。部長は知らないが、知っている可能性があるので
殺された。
次に殺されるのは旅行代理店の男。
尋ねると鬼が先に来ていた。
殺されかけたが、男を救いだす。
特別検視官の女。沖縄出身。母と祖母は霊と話す能力があった。
自分はないので検死官になった。
代議士が逮捕されるが、連行中にテロにあい射殺。
地盤を引き継ぐ男の仕業。
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ドラマ→小説の順番でした。
ただ、個人的に思うのは、小説の方がまだ夢があるな、と。正直ドラマはネタバレになってしまうので詳しく書きませんがラストがラストなだけに後味がとても複雑になってしまいました。
それに比べて小説は、主人公石川の本音の部分も含めたより深みのあるストーリーになっているような気がします。
ドラマのように心境を語ることが少ない、演技によって見る者の判断を仰ぐとどうしても物足りなかったり、私自身が未熟なせいで受け詰め切れなかったりするものですが、小説では事細かく心情を感じながらストーリーを読み進めていけるところが良かった。
立花と石川、そして石川と比嘉。そして石川を中心に考えればアンダーグラウンドの人々。人間模様がすごくリアリティありました。面白かった。
ただ、ここでもやはり石川は、見届ける人なんだな、と物悲しくなりましたけどね。
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死者と対話できる刑事という設定や主要登場人物はドラマと共通ですが、ストーリーは違っていてこちらはこちらで楽しめた。
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ドラマと設定は同じだが、別の事件。
検視官の名前が「比嘉」だったが、沖縄のユタの血を引いてるとあり納得(本人には死者の声は聞こえない)。
痴情のもつれで処理されそうだった事件が、大物政治家絡みの連続殺人に発展する。
ドラマのキャストが読書中のイメージをしっかりサポートしてくれた。
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石川と立花がちゃんとバディしていて嬉しかった。お前ら車の運転の云々でも負けたくないって可愛すぎるわ。
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原案は金城一紀で主人公を端から「小栗旬」と決めてつくったお話だとか。主人公、確かにぴったりです。
設定がしっかりしているからということもありますが、なかなかに面白いです。初めて読む作家さんでしたが、文章はシンプル。抵抗なく読めました。(好き嫌い多いのです…)まああえて言うなら、なんてことない会話がもっとナチュラルだったらな!とは思います。伊坂幸太郎とかはその名手だと思う。どうでもいい会話をほんと面白く読ませるんですよね…伏線までもぐりこませるし。
ドラマでご存知のかたも多いでしょうが一応、設定ぐらいはさらっときましょう。
主人公は石川安吾。
警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事…だそうです。うん、覚えきれない…。捜査の最中に銃で頭を撃たれ、意識不明となるも奇跡的に生還。ただし弾丸は脳内に留まっており、手術するのかというのも今後気になるところ。手術は難しいが残ってても鉛中毒で死ぬかも…って、にっちもさっちもいかないですね。その弾丸のせいなのか、彼は死者と話せるようになってしまう。小説は石川が追った事件のひとつとして展開。ドラマ・コミックとも違うストーリーのようです。時間軸としてはドラマのあと。コミックは読んでないので分かりません(読むかも…)。
まっとうな刑事としての捜査か、死者からの情報を使った捜査か…金城さんによると彼は「いろんな境界で悩む」そう。正義と悪とかいろいろ。勧善懲悪の話じゃないってことですね。
この、「死者と話せる」というところをドラマも小説も上手く使ってますね。単に「幽霊と話せる」とかじゃなく。また、犯人や手がかりを死者から得たとして、それをすぐに生かせないというジレンマもいいです。バディである立花や上司の市倉に頭おかしいといわれちゃいますからね。そこで裏の情報屋ともつながりを深めてしまう。簡単な、それこそ「死者と話せる刑事」ならもっと軽くて洒脱なお話だってできたはず。なのにあえてこの「ヒューマンサスペンス」というべき「重さ」にしたのがいいなあ。小説もドラマも(観てます!)1回じゃなくて、2回3回と読んでも(観ても)面白い。
最後にひとこというとすれば「やっぱ小栗旬かっこいい刑事役似合うスーツ似合う」かな。
小栗さん好きな方、是非読むべし。
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2014.6.21読了
ドラマを先に観た長男に借りて。読みやすいしスラスラ進むんだけど、鬼の話が興ざめ気味。なんだかスッキリしない終わり方はドラマの勝ちか?
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ドラマが面白かったので小説版も読んでみたかったんだけど、「原作」ではないようですね。それもまた違う事件として面白かった。
死者と会話ができるというのは、刑事という立場からすると何ともズルい能力だけど笑、結果、検死ってそこまで確実ではないことが分かった(仕方ないんだろうけど)。声を聞いて初めて知る真実、想い。これが伝わって、初めて成仏できるのかなあ。
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購入。ドラマは観ていませんが、金城さんの作品なら読もうかと。死者が見える刑事なんてファンタジーもいいトコだと思ったのですが、中々読み応えのある物語でした。
ドラマは全く違うストーリーのようなので、DVD借りてみようかと思いました。
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ドラマが素晴らしかったので読んでみた。しかしノベライズではなく、設定を同じくしたオリジナルプロットである。
石川が死者と会話できるという設定は同じだが、こちらは能力がだんだん進化しているらしい。あとドラマではなかった立花や比嘉のバックボーンが描かれていたのがよかった。でも石川が不死身すぎでは…
全体としては面白かったが、ドラマの方が深い味わい。
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シリーズ化してたらまず続編を読んでしまう…とても面白かったです。読了後にドラマ化していることを知りました。小栗旬かぁ、へぇー。(イメージ違うけど、合いそうですね)
最初は死者と話せる刑事って…余裕で事件解決じゃん!て思いましたが、第三者(プロ)による殺人だとこうドラマティックな作品になるんですね。ただ、暗殺者の鬼というのが、何かの偶然やトリックから鬼のように見えた…ではなく、本当に鬼(のような容貌)だったというのは、ある意味残念。
まあ強大な追跡者として、恐怖を植え付ける意味ではいいのかもしれませんが…。
できれば続編として、残り僅かな命の中で、多くの被害者の声と無念を晴らしつつ、ミカちゃんとの距離を縮めていくけど、踏み込めない…みたいな作品をお願いしたいですね(笑)
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金城一紀ファンとしては、書いてはないとしても読みたい本。ドラマの前に読んでしまうとか初めてでした。
死者と会話が出来る刑事。と聞くとなんかすぐに事件が解決できるような簡単な話になるんじゃないか?とも思えるが。被害者が1人、2人と増えていくに連れて。これは大きな事件じゃないのか!と話が大きくなっていくところ。
すべてが解決したようでも悪は捕まらないとかおもしろいストーリーでした。
まずは放送開始が楽しみです。
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これも旅のお供として。薄い本。中編って感じ。金城一紀が原案だけど、この人自身が書くのはやめたのかしら。好きだったのに。ドラマ、漫画、小説のメディアミックスとして元々書かれたそうだ。話の中にも出てくるけど、まさにシックスセンス。銃弾が頭に入ったままという、死から蘇った石川が死者の霊から話を聞いて事件を解決していくというもの。何かめちゃめちゃ殺され過ぎじゃね、とも思う。やっと黒幕・生島が捕まった、と思ったら、右翼にすぐ殺されてるし。何だかなー。
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ドラマの内容にどハマりしたため購入。ドラマの後の話みたいですね。原作先行のドラマなどだと原作とドラマでイメージ違うじゃん!とか良くありますが、元々小栗さんイメージで作られていたって事で全然そういうイメージ崩れとかも無いし大好きな作品の1つとなりました^^*
ただ、私が大好きなS&Gコンビが出ないのが少し残念←
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ドラマを全く見ていないから、きっとこんな感じかな(^^;)という想像で読みきった!死者と交信ができる石川刑事が死者の証言を元に事件の真相に近づいていく話なんだけど、殺し屋 鬼の正体がよくわからないうちに焼死してしまったのでモヤモヤ(--;)この本をオススメしてくれた方々はドラマの方が面白かったと言っていたので、機会ごあれば見てみたいなぁ(^^)