紙の本
最高でした!
2014/04/07 18:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tiillnoma - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに良い小説に巡り合いました。
登場人物、ストーリー、情景描写、どれもが素晴らしい。
今すぐ続編が読みたくなりますよ。(出るのかな?)
映画も楽しみです。
電子書籍
癒された
2022/10/30 15:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
秩父連山の山小屋の話です。社会生活に疲れた人や事情のある人が訪れ、心を癒されていく。タイトルのように、人はいろいろ事情を背負って生きて行くものなんだ、だから自分のペースでしっかり進んでいこうと思った。大切にしたい一冊です。
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2014/3/7 Amazonより届く。
2014/6/20〜6/25
初の笹本作品。先日封切られた映画「春を背負って」の原作。父親が営んでいた山小屋を、父の急死により引き継いだ息子の成長を描く連作短編集。先日映画も観たが、どちらも良い出来。普通どちらかがガッカリするのだが。何と言ってもゴロさんのキャラが良い。小説、映画ともゴロさんが陰の主役である。山にハマる前は分からなかったが、山ってホントに素晴らしいところだなあ、ってことをしみじみ感じさせてくれる小説である。オススメ!
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映画が話題のようだったので、原作を読んでみた。山の厳しさもあるが、全体的にほっこりする物語。昔立ち寄ったことのある山小屋を懐かしく思い出した。その後映画をみたが、見なければよかった。
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前から気になっていた作家さん。
山小屋を舞台にしたヒューマンドラマ?。
なにもかもが嫌になって
抜け出せなくなって
投げ出したくなった時に読み返したい。
出てくる人たち、みんなあったかい(^^)
<印象的だった言葉たち。>
★人生で大事なのは
自分の足でどこまで、どれだけ歩けるか。
自分の足で歩いた距離だけが本物の宝になる。
だから人と競争する必要はないし
勝った負けたの結果から得られるものなんて、束の間の幻にすぎない。
★総理大臣も大富豪も庶民も
「いつか死ぬ」のは平等。
違うのは生きている間。
どう生きるか
★自分というトンネルを
いくら奥へ奥へと掘り続けても
出口は決してみつからない
空気も光もない場所から抜け出すには
外に向かうしかない
人のいる場所へ
心と心がふれあう場所へ
★人生の出会いや出来事に無駄はない
プラスにするか
マイナスにするかは自分次第
次は『還るべき場所』を読みます。
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山小屋が舞台のヒューマンドラマ。
脱サラして山小屋の主人になった主人公を始め、山を訪れる人それぞれにドラマがあり、人とのつながりにほっとできる。
巻末の映画監督との対談にもあったけど、タイトルが素敵。
続編出ないだろうか??読みたい。
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一気に読んでしまった。読み終えて、心があったかく柔らかくなったような気がする。そこらの心の持ちようの自己啓発本より、効果は大だ。映画になるようで、舞台や登場人物の様子は違ったもののようだが、観てみたい。
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奥秩父の山小屋を舞台にした短編小説集。予定調和的な結果ではありますので、気軽に読むのがよいとは思いますが、人生について考えさせられる部分もあります。2014年6月に映画公開予定。
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うーーん、
読みやすくっていい話だったけど、心に残らなかった。
終わり方も、え、ここで終わり?って思っちゃった。
読む時期じゃなかったのかも。
印象的だったのはゴロさんの台詞。
”つまりね、人生で大事なのは、山登りと同じで、自分の二本の足で歩けるか、自分自身に問うことなんじゃないのかね。自分の足で歩いた距離だけが本物の宝になるんだよ。だから人と競争する必要はないし、買った負けたの結果から得られるものなんて、束の間の幻にすぎないわけだ”p136,l8
仕事をしていると、自分を良く見せるためにミスを揉み消したり他人のせいにする人、成功を自分の手柄のように話す人たちがいて嫌な気分になるし、そういう人が評価されたり出世したりするのをみてガッカリする。世の中言ったもん勝ちか、って。
会社という組織を取り払ったときに、空っぽにならない様に仕事の仕方や人とのかかわり方を自分なりに考えてみようと思える言葉でした。
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「春を背負って」
春になって、山小屋へ今年もいける喜びが伝わる言葉でした。
苦労してたどり着けるから喜びがあり、下界とは全く違う素晴らしい景色が堪能できる山ってやっぱりいいですね。
最近は楽してなんとか過ごせないかと、そればかり考えていた自分を反省しました。
それを気づかせてくれて感謝です。
映画も観にいきたいです。
2014/5
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父親が亡くなった跡を継いで、それまで勤めていた都会の会社を辞めて奥秩父の山小屋の主となった青年と山を舞台とした人間模様を描く連作短編。なんだかストーリー展開がTVドラマみたいだなーと思って読んだ。人情味がコミックの「岳」を思い起こさせます。
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話がうま過ぎ感はあるけど安心して読めます。
ただ、一つだけ深く考えさせられたのは身寄りのない男性が脳梗塞で倒れ、病院に運ばれたシーン。自分の最期を自由に選択出来ない辛さとそれを許さない友人。どちらの言い分も間違っていないし、正解でもない。舅が一時医療放棄した時に似てて読んでて胸が痛くなった。納得のいく最期とは何だろうか。若い頃には全く思いもしなかった事が直面しているお年頃…
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久しぶりに山の小説を読みたくなって手にしました。
奥秩父の架空の山小屋を舞台にした短編小説と言うのか小さいほのぼのとしたお話のかたまりです。
それでも世の中がどうなっているんだと考えさせられるエピソードが散りばめられてありそれなりに楽しめます。
春を背負ってと言うタイトルが物語っているように春を背負ってやって来る人達が少しづつ集まって重ね合わせるようにこの物語を支えているのですね。
登場する人たちの微妙で程よい距離感が気持ちいいです。
主人公が言っているように歳を重ねると今まで見えてなかったものが見えてくるし、感じなかったことが見えて来るのですね。
この本を読んでいると、いつか行った奥秩父の森に囲まれてみたい気になるのが不思議です。
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旅先でロケされた本と知り、本屋で見つけて購入。
久しぶりに読んだ小説ということもあってか、旅先という非日常の空間のせいもあってか、ぐいぐい読めた。登山もしないし山の知識は全くないが、それでもスケールの広さと自然の雄大さを感じて心が洗われるような感覚になれた。
ゴロさんの正体にドキドキしたり、美由紀の気持ちがわかるなあと共感したり、色んな登山客のストーリーが本当に面白かった。ぜひ映画見たい!!
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山岳小説みたいだし、映画化される帯をみて購入。いい小説だった。主人公の名前が一緒だし。
山小屋の主人、少し憧れる。でも大変だろうなー。