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読みづらい。
宮台先生の見解を述べてるんだけど、もうちょい平易にお願いします^^;
ところどころ鼻につく。
パラ見でいいと思う。
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現代の「新しい知識人」として「知識の社会的在庫」(学者サイド)と
「日々の生活」(一般市民サイド)を媒介するミドルマンー宮台真司による
「宮台版・日本の論点」。
議論の質を落とさず、こちらサイドに直観的にわかりやすい言い方でパラフレーズ
する力は、まさに「社会学的啓蒙能力」。
その挑発的モノ言いから嫌いな人も多いだろうけど、社会学者としての「本物の」
矜持が感じられる。「本物」だからこそ、宮台節は心に響く。
自分にとっては日本で一番好きな学者。
「信頼できる大人」とはこういう人。
「底の抜けた社会」で、「それでも生きる」ために読むべき本。
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900円やけど3000円くらいのボリュームあった。
相当体力いったけど、いろいろおもしろかった。
時間あったらちゃんと読みたい。
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ダメなものはダメなのであって、どうでもいいような理屈を理由に、子ども達、または若者を説得しようにも話が通じず、ましてや気持ちが通じることはないのである。
必要なのは、絶対的な強さであり、何か惹き付けるものがないと、本気は感染しないのだ。
また、この本で、宮台さんの強さもかなり感染しそうになった。話に出てくる論点も、興味を引く内容ばかりで、難を言えば、あまりに強引なために、ちょっと引いてしまう場面もあることだ。
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これからの日本を方向付けていくために必要な示唆を多く含んでいる本だと思う。基本的に伝統的な社会の包摂性が崩壊してしまったことを認めて、新たな社会の包摂性を構築していかなければならないと言う著者の今までの主張から大きく逸脱した内容ではないが、書き方が平易なので一連の著作よりは読みやすいのではないかと思う。
最後は何となく超人待望論になってしまっているのではないかと言う気もしなくもないが、超人でもいないと変わりようがないのもまた事実なんだろう。
自分のふがいなさの裏側から来る衝動に対して溜飲を下げるために語る「国家」以上に「国家」を論じたいのであれば是非読んでみると良いと思う。
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宮台さんの著作はこれで何冊目になるだろうか。文章は相変わらず難しいな~というのが読んでいてまず感じた。でも言いたい事はシンプルだったりする。とにかく言い回しが難しいから自分の言葉で置き換えて読んでみることをおすすめします。
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社会学は「べき論」を含む時点で他の科学、とりわけ自然科学から隔離される。筆者もご多分に漏れずあるべき社会の姿について述懐するが、当たらずとも遠からず、といったところ。そういう読み物としては面白いのでは。年次改革要望書の基本的な認識が間違ってたり、妙なエリート主義に立ったりするところには違和感があるが。
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ティーンの生態や社会的な変化を年代的に捉えるについて納得できる箇所も多かったので、その点は良かった。
また、クレームについての箇所は、著者のラジオ番組での実例が書いてあったが、3年したらクレームの件数が少なくなり、彼はこういう人だからと世間が受け入れたのだろうという箇所は、なんとなく流れとして納得できた。
しかし後半は複数の反対論者への反論が主で面白くない。
社会や文化的な話だから、誰に対して取材しているかによっても結果は変わるので、正直興味ないという感じ。
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社会学の本です。
同じ人の本を何冊か読んで行くと、始め難解に思われた主張もだんだんと理解できるようになってくるもんですね。
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2009.06 宮台さんの本は、どうしてもひきつけられます。独特で深い洞察があって、納得感がある。やはりなかなか良いです。
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宮台氏によるポストモダン社会における難点をまとめたもの。底の抜けた現代社会への処方箋として、(1)道徳よりもシステム(SRI,SRC)、により外部性を内部化する、(2)合理よりも不合理、チェ・ゲバラの様なプラトンの言葉を借りれば、感染的模倣(ミメーシス)を感じさせる人間の存在。多数決による奪人称機能の有効性(誰某が決めたを失くす)、日本は官僚内閣制だった(故郷に錦を飾るという裏付けがあったからこそ成立し得た)等は発見。新自由主義の元来の意味は「小さな政府」で行くぶん「大きな社会」で包摂せよにあり、市場原理主義とは異なるは必読の箇所。少々難解ですが。
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今、日本がどうなっているのか?日本人の立場について思い知らされました。しかし目を背けずきちんと向き合っていかないといけないと思いました。
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新書のくせに分厚い。まさに社会学者宮台真司版「日本の論点」。
現代日本社会が直面する問題を<現状→背景→処方箋>の三段ステップで網羅しながら解説した本。政治哲学も入るが、人文科学の理論を交えて本来あるべき<正統性>の有無に絡めつつ論を展開している。
社会学の専門用語がちりばめられているせいか、書き方は平易ではない。しかしながら、各分野の問題点の要所・論点をきちんと押さえている。そんな本書が主張する地平は、郊外化とコミュニケーションの断絶によって社会の<包摂性>が喪失し「社会の底が抜けた」状態から、「普遍主義の不可能性と不可避性(それぞれ、「これが普遍的だと言えるものはない」とする考え方と、「どういう理由であれ、残虐性を見て見ぬ振りをすることは許されない」とする考え方)」を自覚した上で各人が<利他的>に行為し、社会の<包摂性>を強化することだ。
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クレーマーが主張する部分的最適化を上回る全体に関わる合理性があるならばそれを一通り説明し、なのでクレームはおうけできませんというしかない。
早期教育をやろうがやるまいが「地アタマ」はさしてからない。
「本当に凄い奴」とそうでないやつの違いは、初期ギリシャの言葉で言えば(プラトン)、ミメーシス(感染的模倣)を生じさせるかどうかでわかる。ミメーシスというのは、まねしようとして真似るのではなく、気がついたときには真似てしまうようなものです。
藤原和博 人生の教科書(よのなか、ルール)
後期高齢者医療制度 本人1現役4公費5で負担
環境問題は政治ゲーム 何が真実かというより何が真実だという話になっているかがはるかに重要
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あとがきに「本書に難解なところがあるとすれば、それは記述の難しさではなく・・・」とありますが、それって、そのままま、記述が難しい・・・かもねって、言ってるようです。
実際、内容的にはたいしたこと言ってないのに、言い回しばかりが難しいですね。