投稿元:
レビューを見る
人類資金の最新刊。
いよいよクライマックス。
小説ならではですね。
高遠美由紀と暢人のこれまでのストーリーを描きつつ、暢人の視点ではどう考えてたのか何てことも。
映像かは難しいだろう。
亡国のイージスを彷彿させるアクションシーンも見ものです。
投稿元:
レビューを見る
前巻から続く物語の背景説明と主要な登場人物の女の心情が切々と語られる前半の展開から、後半、クライマックスに向けて、やっと物語が動き出す。単なるトラブルメーカーで終わるとは思わなかったやくざも重要な場面で再登場し、絶望的な状況からどう話を収束させるのか、本当にあと1巻で終わるのかと思うが、ここからを期待したい。いまだにルールがルールである以上、劇的な展開は望めないが、先に希望が見いだせるような終わりを期待したい。しかし、相変わらず中年が恥ずかしくなるぐらい熱く語るセリフは気持ちいい。
投稿元:
レビューを見る
全てこの世は金次第と思いたくない自分がいる。何をするにもお金が必要だけど、金と力を増やすためだけに使うのは違うと思う。心の中の大切なものを守り育てるために使うことが出来るのだろうか
投稿元:
レビューを見る
本巻は全てが幕間。どうなることやらと途方にくれながら読み進めたが、最後はやはり盛り上がってきた。人物像も色づいてきて、チープな感じはしつつも期待させる展開になった。次巻が最終巻というのは心寂しいが、楽しみにしたい。
投稿元:
レビューを見る
戦後日本がとうとか、
資本主義がどうとか、
日米関係がどうとか、
小難しい筋はこの際どうでもいい。
キャラクターの過去が描かれて魅力が増し、
前2巻くらい落ち着いていた物語が
アクションを交えて動き始める感覚が気持ちいい。
どのように完結するか、夏が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
冗長だ・・・。
ぶっちゃけ、映画とシンクロさせて物語を進めるため、必要以上に情景描写を行って、かさ増ししているよね。普通に書いたなら、上下二巻程度になるのではないかと思おう。
投稿元:
レビューを見る
毎月刊行のはずが、間隔が空いたため、最終巻が発売されてから、やっと手に取った。
モノローグが続き、少しダレてしまったが、最後はドンパチの大活劇。やっぱりエンターテイメントは、これがなきゃ。
投稿元:
レビューを見る
終結に向かって過去を振り返り”M”と周囲の人間との関わりを明らかにする。
最後にジャンプするために力をためた巻という感じ
人類資金はどうなるのか?
既存の金融市場の外で育ちつつあったビットコインの取引所の破綻というNewsも流れる中、金融資本主義が今後どうなっていくのか、どんな終結になるのかすごく気になる。
投稿元:
レビューを見る
2016/11/23 Amazonより届く。
2022/7/26〜7/28
拉致された暢人を救出しようと真舟、石が動き出し、とうとう美由紀までルールの外に。舞台が大きく動き始めていよいよ分厚い最終巻へ。
投稿元:
レビューを見る
幕間という目次の通り、今迄いっきに走ってきたストーリーを補完すべく、背後にあった過去が語られる。最終巻の目前に、一度クールダウンさせてくれた。
人類資金の真の目的とルールとの間に揺れる笹倉家、それを見てきた本庄、美由紀。資本主義の矛盾をついた本作もいよいよラストが近いということだ。
投稿元:
レビューを見る
暢人が捕らえられたのを黙って見送るしかなかった石、人生最後の猶予を与えられた本庄、帰国と同時に拘束された真舟。絶体絶命の男たちは暢人を救うため、そして「人類資金」を未来につなげるために、ある戦いに挑む。
毎月1冊ずつ刊行されるが、あまりに作者の思い入れ部分が過剰で鬱陶しく、読む方は疲れる。最初のころと違って人物描写に厚みがなく、作品全体の魅力に乏しい。最終巻は夏頃に刊行らしいが、もう読む気がなくなっているかも。
(D)
投稿元:
レビューを見る
・やさぐれた中年
・純粋だが影のある若者
・血の呪縛
を鍋に入れて煮込むと福井節が完成。
マンネリかもしれないが自分はそれでも楽しめるから問題ない。
彼の物語ではウンザリする現実世界の様相を説教臭く延々と提示されるが、それに対して「だが、それでも」と抗う主人公たちの姿が物語の本質だと思う。
投稿元:
レビューを見る
捕らわれた暢人を救い、「人類資金」を未来につなげるために、巨大な敵に3人で立ち向かう。
これまで敵と味方に分かれていた3人が紆余曲折を経ながらも一人の命と未来のために闘うことを決心するストーリーは、小説の王道ですが、そこに現代の資本主義に対する問題提起が投げかけられ、ただの小説にとどまらないところに読み応えを感じました。
次巻の最終巻が初夏に刊行ということで、ここまで盛り上がってきた展開がどのように結末を迎えるのか、今からとても楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
まさに大詰め。本庄・暢彦・高遠の心情。また、今までの明かされなかった過去を振り返り、最終巻にむけ一度ワンクッションいれた回では…。とにもかくにも次で完結!
投稿元:
レビューを見る
かなり後半、盛り上げてきますね~
次でラストですか!
どんな結末に仕上がっていくのか!
期待が膨らみます!!
終戦から今の時代背景になぞらえながら世界の仕組みを描写。
どこまでが真実なのか虚実なのかは
わかりませんが
なかなか面白いですわ