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農学博士の著者が、野菜における名前の由来や栄養素について解説する本。2008年。普段私たちの食べている野菜がどれほど優れた食材かを、野菜の歴史を踏まえながら紹介してくれる。トマトがなぜ赤いのか、なぜサプリメントだけではだめなのか、など身近な食材を取り扱ってくれるため、非常にわかりやすく野菜に対する関心が、これまでよりも深くなった。
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食育を取り入れようとされている保育者の方々や
保護者の方々にお勧めしたい一冊です。
農学博士の稲垣栄洋先生が、
すべての人にとてもわかりやすく書かれているので、
楽しく読めます!
野菜の花に注目して、
野菜のことを詳しく学ぶことができます。
また、各章の間にキッチンでできる実験のコラムや
野菜に関するクイズが織り込まれているので、
お子さんとともに野菜の不思議について学べると思います。
私は文中には歴史上の有名人が愛した花の中には、
野菜の花があることをこの本で学びました。
ウンチクも増えるので、
食育に興味がある方はぜひ読んでもらいたいです。
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[ 内容 ]
サプリメントでは、なぜダメか?
生きている野菜のパワーを再発見。
[ 目次 ]
第1章 野菜に咲く花、どんな花?(キャベツも花が咲くの? ダイコンは白い菜の花 ほか)
第2章 植物のどこを食べている?(花を食べる カリフラワーの意外な親戚 ほか)
第3章 野菜はどこから来たのか?(二千年後の野菜 二千年前へタイムスリップ ほか)
第4章 ちゃんと野菜を食べなさい!(どうして野菜を食べるのか? 自動車を動かすのに必要なもの ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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子どものころ、「肉だけじゃなく野菜をたべなさい!」と言われた経験のある方も多いはず。ではなぜ野菜を食べなくてはいけないのでしょう。また私たちは野菜のどこの部分を食べているか知っていますか? 大根だから根の部分を食べていると思ったら大間違い! 根は下の部分で、大半はかいわれ大根の胚軸とよばれる茎の部分が太ってできたものを食べているのです。野菜について「こんなに知らないことがあったのか!」と読むとスッキリした気分になれる一冊です。
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通常あまりお目にかかれない野菜の花、野菜の可食部はどの部位か、など観察する際に役立つ知識から、野菜の原産地や栄養の観点から野菜の役割の考察など、色々な観点から野菜に関する豆知識を紹介。雑学目的でなく野菜との付き合い方を考えるのに重要な視点を提供してくれます。
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野菜は若いうちにとり、花が咲くまで置いておかないものが多く、その花の形が想像しにくくなっています。
可食部は似ている、レタスとキャベツ、ごぼうと大根と人参、それらは実は似てもいない花を咲かせるまったく別の種だという話から始まり、
ライオンやコアラは偏食なのに人間は何故様々なものをバランスよく食べないといけないのか、を進化の過程からみる話まで内容は幅広く楽しめます。