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○149「人間は地球の破壊者だ。でも、我々は経済行為は避けて通れない。だから、車を作る」
★世の矛盾を振り切る勇気。
★★リンゴってお腹に優しい、体にいいというイメージしかなかったが、食べ続けて大丈夫なんだろうか。。。そんなに農薬漬けとは。。。失敗学。。。そこから学べる強み。人間の浅ましさ。。暖かさ。
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20代前半より農業を始め、当初は農協の指導に沿った通常のリンゴを栽培していたが、家族のために徐々に農薬を減らし堆肥を使用する減農薬・有機栽培を始めた木村秋則。不可能を可能にした偉業の陰には津軽の男たちの"友情の絆"があった。個人的には、プロフェッショナルの「奇跡のリンゴ」の方が好みでした。農業に関してというよりは本当に人間関係がメイン。どこでも世間の冷たい目ってあるんだなって思ったのが一つ。そして同じように志を理解してくれる温かい人もいるってこと。ただ本人たちから寄せられた文もあるせいか、ちょっと強調しすぎかな・・・と思ってしまった面もありました。私がそこまで面と向かって言えるような性格じゃないせいもあって、読んでて引いてしまう。でも木村さんの周りの人の支援があったからこその成功でもある、ということはしみじみ伝わります。
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リンゴをつうじてみんなと協力することの大切さや、最後まであきらめずやりとおすことの大切さがわかるお話しだした。
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【~プロと言うのは、「命を賭けたことがある人」のことです。命を賭けるくらい打ち込まなければ、技術は磨けたとしても、心が伴ってきません。無から有を生み出すのは、それはものすごい困難を伴います。前例もマニュアルもまったくない世界ではなにかを成し遂げようとするとき、時には誰かを犠牲にしたり、自分の命を落としそうになることもあります。】
文章が読みやすくさくさく読める。
死を覚悟したとき、ようやく道がひらけ、無農薬で奇跡のリンゴができるようになる。。また、木村さんの姿勢が非常に印象的。人間一人ではリンゴの実すらつけることはできない。感謝せよ。仏教に通じるのかな。
とにかくぐっときた。やはりどん底を経験しないとその先には進めない。
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結局、最後は人間同士の絆なんだ、と感じた。
自分も周りの人を大切にしていこうと思うことが出来た一冊でした。
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「私はこの地球上で一番幸せな男です」
この言葉は、きっとすべてが終わった後に、すごく辛かったけれども、振り返ってみたら、いつも側に誰かいた。それを表す言葉なのではないだろうか。
本当にしんどい時って、もう、真っ暗になってしまうけど、
落ち着いたときに後ろをを見たら、きっと光り輝いているんだと思う。本当に大変なときに側にいてくれた人間は、ものすごい光で
光り輝くのだから。
闇夜にうかぶ星たちはあまりにも美しい。
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チェック項目6箇所。この本を手に取っているあなたにとって、「親友」とはどんな存在ですか? 「親友」と聞いて、誰の顔が思い浮かびますか? いなくなったら困る、無二の存在はいますか? どん底を経験した私だからこそ、見えたものが「真の友情」です、そんな関係は、「絆」という見えない強い鎖で結ばれているのです、「絆」があればどんな局面に際しても、関係が切れない。日本で一番農薬が使われている地方自治体は青森県です、そしてその3分の1が、日本のリンゴ生産量の半分弱を占める津軽地方で使われています。リンゴを作るために自分や家族が農薬で身体を壊すなんて、それを食べる人間の身体にもいいはずはない、そんなリンゴを食べて、誰が幸せになるのでしょう。眼下に広がる弘前市街地の夜景、どん底の自分にも、平等に美しい光景が見えるのです、生きているって、素晴らしいことだと思いました、死んだら、いっさい終わり、生きていれば、どんな状況であれ、美しいものを見られる、生きている限り、諦めなければ、チャンスはあるかもしれない。普通では考えられないことが、私の身の回りで起こるのです、たいてい銀行は3ヶ月と返済を待ってくれません、ましてや10年なんて、ありえない年月です、サラ金など、1週間と待ってくれません、けれど、私の夢を応援してくれて、待ってくれました、みんなの力を借りて、今までやってこれたのです、私はこの地球上で一番幸せな男です。木村さんがリンゴの木に行なっている「声かけ」について、声をかけない木が枯れてしまったという理由も、まだ解明されていません、しかし、最近では植物は我々の想像以上のコミュニケーション能力を持っていることが科学的に分かってきています。「米を作っているのは人間ではありませんよ、稲や土です。みなさんの身体の中に米粒がひとつでも実りますか? 実らないでしょう」
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映画を見たのでほとんど内容を知っていてサラっと読めました。
その他レストランの方や、ナチュラルハーモニーの方もつながっていたのですね。