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2009/9/13 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2012/12/25~12/29
三津田信三さんのホラー短編集。これは、怖い。レベの高い作品が目白押し。
最後の短編には、死相学探偵シリーズの弦矢俊一郎も登場する。このシリーズ、読むか読まないか迷っていたが、面白そうなので読むことにしよう。
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ホラー短編集。変な感動とか社会派とかそんなもんは入れずにピュアリーにホラーですうはは。携帯の会話だけの話とか超怖い。素晴らしい。
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まず...アートワークのイラストが怖い(笑)。まんまなだけに
イヤーな感じですよねー。
全編が家や館に纏わるホラー短編集。なんとなく怖いので
基本的には家の中では読みませんでした。
作中には三津田氏自身が登場したりして、どこまでが
フィクションなのか分からないような恐怖体験仕立てに
なっており、そういう意味での身近な恐怖談としての
怖さがジワリ...と背中を這い上がってきますねー。
相変わらずヘンな擬音の使い方が怖さを増すんですよねー。
各ストーリーもなかなかに逸品で個人的には
合わせ鏡の地獄がツボでした...。実際のカプセルホテルの
洗面台ってそんな感じだし...。
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みつた氏は短篇のほうがおもしろいのでわ??
と思わせる秀作でした。
刀城言耶シリーズは、はじめのころは面白かった気が
しますが、最近はぐだぐだと読了できない・・
死相学探偵は八雲の二番煎じな気がするし・・
ホラー作家の棲む家系のメタ・ミステリー(ホラー)が
大好きだったので、最近はどおも・・と思ってましたが
やはりこの人は館モノが秀逸ですねーーー
スラッシャー・・おねがいだからそろそろ2を読ませてくだたい。
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どの短編も異形コレクションなどで読んでいたのに、改めて読み直してみると、こんなにも怖かったなんて・・・!! 「赫眼」だけでなく「よなかのでんわ」や「後ろ小路の町家」も、不気味で、いいです。。。それに、実話怪談を挟むことで、一層、虚実が入り混じって、怖さ倍増。
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表紙に釣られた。
くっきりとした赤と黒と白。
不気味に微笑む妖艶な少女。
インパクトが強い。
これはなかなか怖くてよかった。
短編というのが良かったのかもしれない。
純粋に「どうしようもない恐ろしいもの」を描いただけであるところが、シンプルで良いのだろう。
『よなかのでんわ』はぞっとした。
途中から完全にオチが読めるけれど、そういうこととは関係なく、怖い。
よくある怪談話と似通ったモチーフのものもあったけれど、怖さを感じられたので満足。
ホラーとして求めた部分に関して、充分応えてくれた作品だった。
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怖かった…。ホラーを読んで気持ち悪っ!と思ったのは始めてかもしらん。あとは死相学探偵が好きです。シリーズ物らしいので気になる…。
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こちらに書きました。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2009-09-29
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粗筋(アマゾン引用)
目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥―そこには、あまりにも禍々しい何かが横たわっていた…(表題作)。合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは(「合わせ鏡の地獄」)。書下ろし掌編を含む、悪夢のような傑作十二編。
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じわじわとした恐怖を感じさせられる、怪奇小説短編集。「異形コレクション」に掲載された分は読んでいましたが、並べて読むと繋がりがあったんですね。そこに気づいてまたぞくりとした恐怖が湧いてきました。
お気に入りは表題作「赫眼」。情景描写も美しくって、目の当たりに浮かんでくるようです。だけど怖い。結局正体が何なのか、はっきりしないところも怖く。ラスト「死を以って貴しと為す」に繋がるところで恐怖倍増。
「怪奇写真作家」も怖かったー。でもサイモン・マースデン好きなので。この写真も見てみたかった気がします。
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短編集の文庫…完全になめてた。背筋が薄ら寒くなるコワさを満喫できた。最初の短編『赫眼』を読み終えたとき、苦笑いしながら「うひぃぃぃ…流石は【三津田信三】!!!」と唸ってしまった。ただ、同じパターンの終り方が数編あったのが気になるところ。今、死相探偵シリーズ・三津田信三シリーズを読みたい気分。
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読んでいるうちにどれが現実で、どれが虚構なのか分からなくなってしまいます。そういうところは上手いなぁと思いました。
個人的に一番怖かったのは「後ろ小路の町家」です。ねっとりとした恐怖を味わえます。擦りガラスって、どうしてこうも怖さを感じさせるんだろう…。あと、「よなかのでんわ」は最後の一文、()が「」に変わる瞬間が何とも言えず、ぞっとしました。
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表紙の絵に惹かれて。
なんだか怖そうな感じだったので、初ホラーです。
この方の作品は初めて読みましたが、なかなか面白かったです。
作品中に作者本人が現れることもあるので、それがより現実味のある描写にしていますね。
『赤眼』も面白いですが、『灰蛾男の恐怖』が個人的にお勧めです。最後の老人の一言が、なんとも。
ただ、残念なのは空間の説明がなんか複雑に思えて、人物がどこのどういう位置に居るのか、やや想像しにくい気がしました。
蛇足で簡素化しても良い部分もあったし、逆に説明不足に感じる部分もあった気がします。
個人的なネタバレ
ほうっ・・・ほうっ・・・が一番怖かったな。
あの一言の怖さはなんなんだ。
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おどろおどろしい雰囲気の得意な作家が、
おどろおどろしく書いたホラー短編集。
一言で言うと大満足です。
元々はホラーミステリの作家さんですが、
いわゆる和製ホラーのうす暗さをテンポ良く書ける方なので映画を見る様にさくさくびくびくドキドキできます。
学校の怪談系や本当にあった~系が好きな方は絶対好きだと思われます。
ところで作中作への言及で作者御本人は金田一シリーズと著作を一見似ているが異なるものとされている事を知りちょっと反省。
確かに民俗学的なアプローチの仕方は三津田氏の方が現代的なのですが…読み込みが足らんかな??
ともあれ冬の夜をさらに寒くなりたい方にオススメの一冊。
私は怖くて電車の中でしか読めませんでした…
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こいつはおもしろかった。
旅行用にと購入した一冊。
旅先で読みとさらに恐怖が増す・・・・・
灰蛾男の恐怖なんて温泉にぴったり。 「ほうっ」
「ほうっ」「ほうっ」この描写がたまらない。
赤眼は最高だった。巻末最後の死相探偵の短編なんか
ぞくぞくしたよ~。