紙の本
この表紙、やばい泣けてくる。
2015/12/19 23:05
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山崎ぶたぶた氏。バレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみ。
ぷにぷにした感触、ビーズの点目、片耳が折れてる。
思わず抱きしめたくなるような可愛い見た目。
だが、心はれっきとした人。しかも中年男性…!?
今回はちょっと悲しい女性を救います。
生きる勇気をちょっぴり分けてもらえるお話です。
紙の本
ぶたぶたさん、お久しぶりっ! 相変わらずの癒やしパワー、なつかしかったっす。
2009/12/19 10:32
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
外見は、バレーボール大のぶたのぬいぐるみ。色は、桜色。黒ビーズの点目に、突き出た鼻、右の耳がそっくり返っている。かわいらしいことこの上もないんだけれど、声はおっさんで、性格は心優しき中年という取り合わせが絶妙なんだろうなあ。山崎ぶたぶたさんの一挙手一投足に目をまん丸くし、唖然とする人たちの様子を見ているだけで、癒やされるシリーズです。
最新刊の本書には、次の五つの書下ろし短篇が収められています。
小学校の先生になった男が、十年ぶりにぶたぶたと会う・・・・・・「再会の夏」。
ホラー作家が、ぶたぶたを主人公にしたホラー小説を書く・・・・・・「隣の女」。
ぶたぶたが警官として、立てこもり犯と接触する・・・・・・「次の日」。
ぶたぶたの、小学校一年生の下の娘が活躍する・・・・・・「小さなストーカー」。
おばあちゃんとぶたぶたとの一週間の同居生活を描いた・・・・・・「桜色七日」。
なかでも、おばあちゃんが作る玉子チャーハンが美味しそうで、ぶたぶたさんと一緒に食べたくなった「桜色七日」。ホラー短篇の作中作に、中島らもの逸品というべき「耳飢え」(『人体模型の夜』所収)を思い出した「隣の女」。この二篇が、特に面白かったですね。
久しぶりに本文庫で、山崎ぶたぶたさんが周りの人たちを癒やす話を読みながら、彼のモデルになったろう、桜色のぶたのぬいぐるみを思い浮かべました。それは、とあるオフ会で、作者の矢崎在美(やざき ありみ)さんを囲んでの話に花が咲いたときのこと。椅子にちんまりと腰掛けて、鼻をもくもく動かしていた(ような、あれは気のせい?)ぶたぶたさんの、いや、かわいかったこと! 今でも忘れられません。
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いままでのぶたぶたのスピンオフ作品と、あとがきで作者が言っているように、文章も初期のころの感じで。
あ~ぶたぶたさんに会いたいなあ~。
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ぶたぶたさんの新作。今までの作品のあの人や、あの人が出てくるスピンオフ。だから「再びの・・・」なんですね。
なんと言っても、あのチャーハンがまたまた食べたくなっちゃいました。
どんなときも、どのぶたぶたさんでも、ぶたぶたはぶたぶたであるところが凄いなぁと思いました。
ラジオドラマ聞きたかったぁ!!
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例の、ブタの縫いぐるみ(中年男性)の、ほのぼのもの。
過去の作品のスピンオフ集。
ファンは垂涎かも。
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これまでに読んだ、ぶたぶたの中の話から派生した5つの短編作品。
ぶたぶたが刑事だったり、料理作ったり、娘さんが出てきたり。
元のストーリーが把握できてないのですが、これだけ読んでも十分楽しめます。
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見た目はぶたのぬいぐるみ、中身はおじさん、その名は山崎ぶたぶた。このシリーズ好きなんですよ。所謂ハートウォーミングストーリーなんですが、作為的になるギリギリのラインを漂う感じが何とも好きなんですね。
作者曰わくテーマはスピンオフ。なので過去作品に関わりのある人物が出て来たりして楽しいです。しかしこのシリーズ、話によってぶたぶたの生活設定が違うんですよ。ある時は家族思いのお父さん。ある時は一人暮らし。またある時は刑事、などなど。その上でのスピンオフだから、どこまで世界が広がるのか。しかしどうであれ、ぶたぶたはぶたぶたなんですね。だから安心して読める訳です。それは作中で誰の話もしっかりと聞いてくれるぶたぶたに通じますね。
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スピンオフなのに、元ネタが記憶の彼方で
愉しさ(というか、嬉しさ)2割引で★4つ。
読み返そう。。。
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今回は「スピンオフ」がテーマらしいが「桜色七日」の元ネタは読んでないな。
いつも思うが、食べ物の描写が凄くおいしそう。卵としょうゆだけのチャーハンがほんとにおいしそうだった。
相変わらず和みます。
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やっぱりこのシリーズはお腹が空く。
チャーハンが食べたくなったので食べました。
あと、あとがきと解説にあるラジオドラマは自分のイメージとちょっと違っていました。
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この最新作で『ぶたぶた』シリーズも11作目ですって@@
コミック化されたり、FMで朗読されたり・・・・と
結構メジャーになって嬉しいような寂しいような。
ピンクのかわいいぬいぐるみ・山崎ぶたぶた。
見た目と違って中身はおじさん。
最初は驚くけれど 次第に癒されていく人間たちの様子を描いた作品が5編。
私はぶたぶたの娘が出てくる話『小さなストーカー』と最後の話『桜色七日』が好きかな。
久しぶりに川で石投げてみたくなった。、
そして信江さんが作る卵だけで作る美味しいチャーハンの美味しそうなこと@@
今回もぶたぶたのほわわ~~~んとしたお話に癒されました
・・・が内容は★3つくらいです^^;
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最新作は過去作品からのスピンオフやら続編やらで、ぶたぶたさんの職業は色々変わってます。やっぱ「熱血!」春日署の刑事ぶたぶたが登場するのは熱いですね(^^)「癒し」って言葉を安易に使うのは大嫌いなんだけれど、やっぱ癒しの小説です。何と言っても登場人物が癒される快感ですね。
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テーマは「スピンオフ」。
基本的に毎回登場人物が変わるぶたぶたさんシリーズで、好きな登場人物の再登場はかなり嬉しい。分からない話もあったので、それは今度読もう。
『ぶたぶたの食卓』にも出てきた信江さんとぶたぶたさんのお話が特に良かった。
「再会の夏」も「隣の女」も「小さなストーカー」も楽しく読めた。「次の日」はちょっとこの中では重さが他と違う。
ぶたぶたさんはただ優しいだけじゃなくて大切なことはビシッと言ってくれる人。
本当に尊敬します。
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今回は怒り狂うぶたぶたさんや子供にひきずられる(でもホントは手を繋いで歩いてる)ぶたぶたさんと新たな一面が読めて楽しかったです。が、「隣の女」怖かった~。ぬいぐるみ食べちゃうの!?と目むいちゃいました。さずがホラー作家ぶたぶたさんの感想や如何に?
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「再会の夏」が印象的。
再会の夏では、子供にも自身の世界観や約束ごとが存在していたことを思い出した。
大人から見たら何も考えてないような無鉄砲な行動。
だけど、彼らからしてみたら、少ない人生経験の中でいかに濃い思い出を作るか考えての行動(冒険)なんだよね、と幼い日を思い返しながら読んだ。
大人になるとつい忘れがちだが、子供にだってしっかり考えというものがあるって思い出せた。