紙の本
仮初めの、本当の絆。
2007/05/17 20:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:放浪紳士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
千年前に現れ、滅ぼされた破壊の化身『閻禍』による最期の言葉。
それは「千年後に自分の>が世界に絶望をもたらす」という、呪詛の言葉だった。
そして一つ屋根の下に集められた人々——即ち。
凰火、凶華、銀夏、千花、優歌、帝架、雹霞、月香。
普通の人など殆どいない。
彼等に与えられた、世界をかけた大作戦。
それこそが、『なごやか家族作戦』!
前文が長くなったが、日日日(アキラ)氏著のライトノベル、狂乱家族日記 1さつめ。
上で説明したように、フィクション街道まっしぐらな作品だ。
一見すれば所謂『萌え系』なのだが、意外や意外。
随分とアクション要素が盛り込まれたハードな作品。
予想をいい意味で裏切ってくれる、日日日氏の味がよく出た逸品だ。
コミカルながらもハードで、笑い・涙・熱さの三つを同時に満たしてくれるだろう。
『運命』とは何か?
『家族』とは何か?
『絆』とは、何か?
それぞれのキャラクター達がそれぞれのカタチでその問題に立ち向かう。
傲岸不遜でありながらも、誰よりも暖かく、格好よく、そして優しい凶華の姿は必見だ。
紙の本
ハイテンション★★★
2007/05/28 05:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本でこの作者が好きになったくちですw
ある意味、他のシリーズに比べると特異というか、たぶんこの作者さんの持ち味とはじゃっかんズレた位置にある作品なんでしょうけど、明るく楽しくテンションだけでつっぱしるこれがいちばん面白いのはなぜでしょう?
まったくの他人の(人じゃないのが多いけど)七名が集まって、世界を救うために家族をしちゃう。その理由や世界を救う方法が面白くって面白くって終始笑いっぱなしw
久しぶりに読み終えて大好きって思えた、この本に出会えて幸せです! アニメ化しないかなー。
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作者買い。日日日ですから。
えーと、家族もの。終わり。さよなら。
だって億劫なので。カロリーが勿体無い。あ、だからってくれなくてもいいです。いらないので。むしろ譲ります。格安で。
「神様家族」のキャラを大気圏飛んで銀河系遥か彼方光速で拡大する宇宙の端越えたナニカの範囲あたりまで飛ばしたあと、ニュートリノの友人を作ってあげた、みたいな。よくわかりませんが。
つーか、ここまでやりますか。まー、ここまでやらんと今は斬新とも言えないかもしれませんけど。
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▼な、なんか破天荒なキャラばっかり出てきて面白かったような気がする。『孤独人形』て名称のセンスはどうよとか、悪い奴らの集団だからストレスたまって娘を虐待しちゃうっていうのは世間の悪い奴らに失礼ではないのとか、『この娘も被害者なんだ』→家族になろう! ってちょっとちょっと待って待って流石に能天気過ぎない!? とか、キノコ雲はまずいでしょう中の人数十名は完璧死んでるから!! など言いたいことは多いのだけど、目をつぶります。▼一回がーっと読んで「ふー面白かった」→終了 というお手軽さが魅力的です。読んでる間はまあ、退屈しないでしょう。
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著者の名前を見て、「は?」と思ったのは私だけではないと思います。なんか名前が面白かったので買ってみると意外にもヒット。個性的なキャラがとても印象的。ただ、家族として馴染むのが早すぎるかと・・・。
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サクッと読み終わった。いや、楽しくて切なくて痛くて痒い本だね。(褒めてんのか?)文章はライトノベル独特の壊れ方をした感じで設定やら登場人物なども、世界系キャラ小説の枠内なんだが、個性が出ているのはやはり言葉の選び方だろうなぁ。物語としては違うのだろうけれど、文章から時折匂ってくる文学性が面白い。主題が「家族愛」って所から匂ってくるのだろうと思うのだがね。しかし、「ちーちゃんは悠久の向こう」でも書かれていたけれど、DVの描写に何故か気合が込められていて、イタイんだよね…。秋くらいに続巻が出る予定だったはずなので、ちょっと楽しみにしながら、次へといきましょ。次は同じく日日日で6月頭に2冊同時発売されたもう一方「アンダカの怪造学−ネームレス・フェニックス」を読み始め〜。
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ギャグあり感動ありのライトノベルです!!
家族愛が素敵すぎる・・ww
2、3冊目も欲しいですねぇ。
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登場人物:
絵のとおり性格最悪猫耳少女が主人公です。
その他に、情けない男、孤独人形の幼女、極道のオカマ美青年、最強サイボーグ、誇り高きライオンそして謎のクラゲ
設定:
上記のとんでもない登場人物が擬似家族をつくり、交流を深める話。
世界観:
現代の日常です。
特殊設定として、日本政府に超常現象対策課が存在します。
超常現象は政府によって認定されています。
展開:
とんでもない家族が集まっているのでとんでもない事件が起きるのを想像するに難くないでしょう。
交流を深めようとする家族がトラブルに巻き込まれ、性格最悪猫耳少女がそれを引っ掻き回して騒動をさらに大きくします。
その他:
ジャンルは、ギャグ&家族愛
文体も簡単で楽に読めます。
奇天烈家族の狂乱な日々をご堪能!
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どんな恐ろしい話なのかと興味半分怖いもの見たさ半分で読んでみたらとっても素敵な話だったっていう。家族っていいよなあって素直に思えるお話です。清々しいまでに破壊の限りを尽くす凶華様万歳。
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「その醜くも穢れきった指先で凶華様のたおやかな御腕を摑むという冒瀆的行為を今すぐやめろこのユダ的背徳者」―――本文より抜粋
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第6回えんため大賞<佳作>受賞作品。ある日、凰火が出会ったのは、罵詈雑言をまき散らすネコミミ、尻尾付きの少女であった。そして凰火を襲う最悪の運命とは?凰火とおかしな家族との馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の大人気問題作!!
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超常現象対策局に務める青年・乱崎凰火は、ある日ネコミミとシッポを持った愛らしい少女に出会う。しかし彼女は自分以外の全てを下等生物としか思わない、自己尊厳&自己崇拝の塊のような性格だった。迷惑極まりないこの少女と凰火、対策局の指令によって何と結婚させられてしまう。しかしそれは世界の破滅を望む存在「閻禍」の遺した子供を見つけ出すため、「子供候補」として集められた者達を一つ屋根の下で住まわせ穏やかに発見しようという、対策局の任務だったのだ。
かくして「なごやか家族作戦」は狂乱の幕を開けることとなる−−−。
家族達は一癖も二癖もある変人奇人揃い。おまけに人間以外の生物まで家族入りし、とても穏やかな家族とは呼べない家ではあるものの、家族を思う気持ちは世界一と言っていいでしょう。血の繋がりがなくとも、精一杯家族を愛すること。家族愛の素晴らしさを教えてくれる作品です。
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続いてます。いやぁ楽しい楽しい。凶華さんのオレ様キャラ最高です。出てくるキャラが個性の強いこと。現在ものすごいことになってる。時間を忘れて読み込める本です。
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正直期待は全然なかったけど(ていうか猫耳に期待しろっていう方が無理!)面白かった。凰火が後半天然キャラに移行?
雹霞よいですね。おみやげとか。可愛いよ。続き読みたい。
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おもしろかった。
基本は個性的過ぎるキャラクタの馬鹿馬鹿しい話なのだが、途中シリアスになりちょっといい話になりつつも、最後も馬鹿馬鹿しい話で締めくくる。と。
移動中に読むラノベが無くなって何の気無しに手にした一冊だけとアタリだった模様。