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食を通じての人間観察、といった趣のエッセイ集。書かれた時代(バブル崩壊前後)を反映しているのか、何を今さら感の箇所が所々に。
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食とその周辺についてのエッセイ。
女、東海林さだお、的な読み物。
余り物のカレーを食べるとき。
いつものカレー皿を使わずに、普通のお茶碗に入れると
なおさら美味しく感じる、という箇所。
日本の立食パーティーが何故カッコ悪いか、については
割り箸を使うことが間抜けな雰囲気を醸し出してしまう、の
ような鋭い視点も満載。
デパートの売り子の仕事がつらくて、あ、登校拒否の子供はこんな
感じになるんだと実感するところなど、美味い読み物は
自分の実体験を上手に出してくる。
やっぱり酒井順子は、文章がウマい。
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食欲の奴隷、自分が今そんな感じなのでタイムリーな本でした。可笑しくて読みながら声を出して笑った。分かるなぁってことがいっぱい。