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松岡圭祐による千里眼新シリーズ第9弾の下巻。
上巻からダビデの持つ能力の凄さの一端は見えていたが、下巻ではさらに上を行く。まさに、歴史を作っていたと自負する男の物語であり、本作のタイトルである「優しい悪魔」が意味するところも明らかになる。
それにしても、ある側面では悪魔のような所業により人の命を奪うことに躊躇しない男が、こんな一面をも持っているとはと驚かざるを得ないが、それが物語として過去の作品も含めきちんと整合性が取れており、納得がいく筋立てになっていることに、作者の力量を感じる。
それにしても、「中の人などいない」って、、、、面白すぎてつい吹いてしまった。
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メフィスト内企業、マインドシーク・コーポレーションのジェニファー・レインは、本社から最後通告を突きつけられていた。美由紀を亡き者にしない限り自身の命はない。ジェニファー最後の48時間カウントダウンが始まった!一方、活発化するノン=クオリアの動きにより、ついにメフィストにも史上最大の危機が忍び寄る。絶体絶命のダビデのとった方策は?そして美由紀の決意とは?
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順番を間違えてしまった。
最後に読まなければならない優しい悪魔上下を最初に読んでしまうとは。クラシックシリーズを読み終え勢いで、何も考えず選択してしまった。
まあ、これからThe Startを楽しもうと思う。