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ブックカフェで沖縄の話やからと、ふと手に取った作品。
アヤノが破天荒で、荒削りな作品。
時間もなかったので、読むのをやめてしまった。
だけど、
後から来る、読みたい気持ち。
破天荒で、荒削りだからこそ、どう書くんだ?!と続きが気に成る。
荒削りなのはこれがデビュー作やからと知る。
それは仕方が無い。
買いはせんけど、またブックカフェで読む!
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先に「カジマヤー」を読んでしまったのだが、それに比べると「直球勝負!」って感じで、また違った好感がもてた。う~ん、この作家の女性、怠惰な怠け者の魅力に溢れている。珍しいパターンだなあ。
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沖縄恐るべし。いや、この作品そのものの世界だとはさすがに思いませんが、根底にあるパワーに揺さぶられます。世俗的で生臭い、ユタになれと夢枕に立つ神様に、御獄(うたき)の主。それが、現世のあるがままを受け入れる姿勢を象徴してるようです。伝承や信仰が生活の中に当然のこととして組み込まれている。こういう「何でもあり!」な展開が似合ってしまうのは、沖縄だからでしょうねぇ。
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19歳の綾乃が大親友のオバァ、オージャーガンマーと共にユタになるまでのとても笑える話、習慣なども学べる。
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読みにくかった…オキナワコトバが多用されてるのもあるけど、そもそもの文章自体が苦手。残念。でも沖縄のプリミティブで神秘的なヒューマニズムは素敵。
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働きもせず島でぼんやりオバァと過ごす綾乃。きれいなせいか周囲の人からも注目はされているよう。
ある日夢に出てきた神様が
「ユタになれ」
という。
最初は、全然話も聞いていなかったのに幼い頃に亡くなった友人の姿を見たらそれもいいかもと安易に飛びつく。
結果、それらしいユタに成長してくのだから不思議なもんだ。
素質のある人が選ばれているということか。
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色が浮かぶ。人が浮かぶ。島のお話。最後の顛末が始めからわかりきったもの以外の事件が起こらなかったのが残念。もっと裏切られたかった。
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那覇空港の書店で『石垣島出身』として紹介されており、機内の暇つぶしに購入。ふだんは手につけないジャンルだが、旅先の気分も手伝ってなかなか面白く読めた。メインのテーマではないが、島が日本(ヤマト)的価値観に侵されていくことへの主人公の抵抗感には、とても共感できるものがあった。
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お気楽なわが道をいく不良娘が神様の啓示を受け、ユタになる話。
前半の彼女と神様のやりとりなどわらえるところあり、後半、ユタになる決心をしてからは拝むということの大切さは心が切なくなるものがありました。
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沖縄出身の作者が紡ぐ、ユタになることを運命付けられた少女を巡るファンタジー。ウチナーグチを多用して空気感を演出。全体的にややライトな中で亀甲墓の下りなんかは作品における御獄のような存在。沖縄特有の深遠なものを感じるわ。
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何年も前のことだが、
この本を読もうと手に取ったのに
郷愁にかられて、途中で読めなくなって
読み進めるのを諦めたのを覚えている。
でも今ならまた読める気がします。
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沖縄の島でゆるーく遊び暮らしている19歳の娘 綾乃。ある日夢の中に神様が現れ、ユタ(巫女)になれと命じられる。
島の雰囲気、暮らし、伝統、その気温までも感じられる。
少女がユタになる成長物語というよりは、沖縄の島の雰囲気を味わう本だと思う。
それにしても、オージャーガンマーが可愛らしい。
忍耐を忍耐とも思わず、ゆっくり受け止め、執着することなく、いつでも楽しく暮らす。なんてすごいんだ。
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高校生の頃、偶然図書館で出会って、非常に面白かったので文庫で買って持っていたのを久々に再読。
(今ではすっかりその本も古くなり、日に焼けて茶色になってしまったのでもう一度買おうかな。)
面倒くさがりで定職に就こうとしない美貌の不良少女・綾乃と、彼女を見守る老婆オージャガンマーの、沖縄の美しい自然を背景にした友情コメディであり、綾乃がユタ(巫女)になるまでの成長物語でもある。綾乃の極端な性格と、オージャガンマーの天然ボケの絶妙な会話に吹き出さざるを得ない。
私もこんな風に自由に生きられたら、と綾乃を羨ましく思ってしまうとともに、読んでいると沖縄のゆったりした時間に包まれて、なんとも豊かな気持ちになる。
(すごく面白いのだが、やはり3回目で読むよりも初めて読むほうが新鮮な気持ちになれるから、話の内容を一度忘れたいくらいだ。)
とにかく、この物語は私の宝物である。
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慣れないタイプの書き方・ストーリーでかなり読みにくかった。
おすすめとして貸してもらった本じゃなければ、途中でやめちゃってたかも。
後半慣れてきて、話も好きな感じになってきたので結果としては全部読んでよかった。
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軽くて読みやすいけれど、取り立てて中身は語るほどでもないかな、と感じてしまいました。
解説では南国ファンタジーが新鮮で良いと書かれていましたが、後付けの理由かなーと。
響かなかっただけで、決して退屈ではないです。
南国育ちの方は郷愁に包まれるかも。