投稿元:
レビューを見る
血なまぐさいのがニガテな人にはおすすめできませんが、東京の高円寺と中野を舞台に、でもワールドワイドに繰り広げられるヒーロー冒険活劇っ!ぬいぐるみなのにかっこいい!キャラの個性が際立つ盛りだくさんでエンタメな一冊。ひねくれているけど不思議なほどまっすぐな物語でした。
投稿元:
レビューを見る
ぬいぐるみと合体できたりぬいぐるみに意志があったりする時点でわたし的素敵ポイントがかなり高い。プラス大槻ケンヂ以外が書くと寒い気持ちになる「まっとう」な感覚のぶつかり合い。可愛いだけのようで中身はぎっしり。昔大事にしてたワンピース着てた黒猫ちゃんと雑巾色のテディベアのペピちゃんを思い出した。
投稿元:
レビューを見る
http://plstcblog.blog59.fc2.com/blog-entry-245.html
投稿元:
レビューを見る
ノンストップSFバトルアクション。魅力ある異常なキャラクター達。
オーケンの小説で今のところ一番の傑作だと思ってる。
特に後半の見せ場である、ブースカの決め台詞と歌詞とのリンクに思わず鳥肌…
頭の中は終始ヌイグルマーが流れてました。笑
そして、ラストを読み終えた時の気持ち良さといったら!
投稿元:
レビューを見る
ちょっとバイオレンスな箇所も見受けられますが話自体はハートフルな物語です。ブースケ、チャーリー、ダメスケのかっこよさにしびれました。EDの終わり方がオーケンの性格ぽくてにやりとしましたねw
投稿元:
レビューを見る
命をかけて、ぬいぐるみが君を守る!糸ほつれ、綿もはみで、布やぶれ、体もげてさえ―綿いっぱいの愛と勇気を!ぬいぐるみのヒーロー、縫製人間ヌイグルマーが、プライドと友情をかけて今、巨大な敵に立ち向かう!大槻ケンヂが描く、かわいくって残酷な長編アクションファンタジー。
投稿元:
レビューを見る
最高にくだんないんだけど、最高にかっこいい。最高にアツい!!!
小さい頃に可愛いがってくれた姫子を悪の組織から守るため、
縫製人間のくまのぬいぐるみブースケが仲間と力を合わせて戦うお話。
ストーリーめっちゃくちゃなんですが、出てくるキャラクターが面白くてさくさく読めました
高円寺行きたくなります。
糸ほぐれ 綿もはみで 布破れ 体もげてさえ...
投稿元:
レビューを見る
筋肉少女帯Vocalオーケンの文庫化最新作。
歌詞では表現し足りなくて、でも万人に伝えたい想いを小説にした、という感じ。
反グローバリズム(思想の一律化という定義)、マイノリティへのエール、とアツい想いは確かに伝わってくるけど、やっぱり本業じゃない以上文章は下手だし、話としていまいち面白くなかった。
読み手を選びます。
投稿元:
レビューを見る
本当にくだらなく、本当のヒーローの話
高円寺、中野とサブカルど真ん中の場所を舞台に
世界を守るために ヌイグルマーは戦うのであった!
投稿元:
レビューを見る
「変な映画を観た!!」を読んでオーケンの好きな映画を知ってると、この小説読んでなるほどなー、と感じる。
少年少女には立ち上がらなきゃいけない時があるんだ。若者たちに綿いっぱいの愛を。
投稿元:
レビューを見る
つっこみどころ満載ではちゃめちゃだけどそこがいい。厚めの本だったのにすぐ読み終えてしまいました。ちょっとグロテスクな描写もありますがそれも物語を上手く引き立てているものだと思います。
投稿元:
レビューを見る
なんかもうハチャメチャですね。
ぬいぐるみの戦闘シーンはなかなか好きですけど、まぁそれだけって感じでした。
投稿元:
レビューを見る
「縫製人間ヌイグルマー」
愛する人を守るぬいぐるみ。
本作は、一言で言うならヒーロー小説である。簡単にあらすじを説明すると、
滅亡の危機にあったはるかかなたの惑星「ドムホ」に住む「綿状生命体」が、銀河放浪の末に地球にたどり着いた。タイのサマイ島に降り注いだ彼らは、地球上での生息場所としてぬいぐるみの中を余儀なくされる。
日本に住む森野姫子はクリスマス・イヴの日に、プレゼントとして黄色いテディベアを選んだ。そのテディベアには綿状生命体のドムホ最強の戦士「ドウ・マア」が住み着いていた。
同時期、アメリカの田舎町では失業した父親と暮らす少年フィルは、クリスマスプレゼントとして黒いあみぎるみを買い与えられた。そのあみぐるみをチャーリーと名をつけ自分の弟としてかわいがっていたが、このあみぐるみにもドムホの戦士「デ・パルザ」が潜んでいた。
世の中では、マクドバックス社(MB社)が世界を牛耳ろうとしていた。表向きはジャンクフード会社として。また、裏では世界を不幸で平等にする為、生物兵器を次々と作り出す悪の組織として。
その計画に、アメリカ大統領が賛同し、まずは、日本征服が進行していく。その戦場に巻き込まれるブースケとチャーリー。彼ら2人は、一方は征服を止める側として、もう一方は征服を進行させる側として対峙する。
と言った、悪を正義が倒すヒーローのお話。ジャンルはSFバトルアクション。
登場人物はハチャメチャだ。ブースケとチャーリーは、地球外生命体である。悪役のMB社は赤ちゃん人間、片腕ロリータ、超能力者、狂人サンタ等異常な奴らばかりを揃えている。更に、赤ちゃん人間を製造する機械や死体をゾンビとして操るマッドサイエンスを踏まえると、登場人物にはSFが感じられる(気がする)。
バトルアクションとしては、十分それと言える仕上がりになっている。例えば、ブースケとチャーリーは、綿で出来ている体だけに、糸を駆使して戦う様はまるでスパイダーマン。しかし、アメリカのヒーローと違い、彼らは非常にグロテスクな戦いを好む。もう血塗れは当たり前で、如何にグロテスクに殺すかに挑戦しているかの様だ。
また、忘れてならないのは、アメリカ大統領だ。こいつは人造人間16号をより殺人的にした感じ。
設定も、アルカイダのテロを模したり、高円寺の阿波踊りがキーになっていたり、色々ごちゃまぜになっている。
こんだけごちゃまぜになりながらも、ヒーローアクション(グロテスクだが)の肝である“勇気、友情、愛は悪に勝つ”はぶれずに抑えている。
例えば、ダメスケなんか上手いキャラクターだと思う。ダメで逃げ腰だけど、愛の為に逃げずに戦おうとする。見直したぞ、ダメスケ!と言っちゃう。
ボリュームはもう少しコンパクトに出来たと思う。内容を考えたら500ページは多いかなと。また、描写に関しても?が多かった。しかし、それらを差し引いても面白かった。
因みに、本作を原作とした映画が��開されたけど、内容は全く違うのでご注意を。
投稿元:
レビューを見る
ヌイグルマー! それは、愛する者を守るためにぬいぐるみと合体した勇者たちの、熾烈なる戦いの伝説。(裏表紙の宣伝文より抜粋)・・・・・表紙のインパクトの強さに惹かれました。オーケンさんの本は、ずっと以前にエッセイを読んで以来です。いや〜、イロイロと才能のあるヒトだなー。オールナイトニッポン聞いてましたよ〜!。とても突拍子もないストーリーですが、そこかしこに笑いがちりばめられ、そして熱くなり、そして泣かせます。2巻以降の予告っぽいモノがありましたが、ホントに続くんかいな〜?まぁ、期待せずに気長に待つとしよう。
投稿元:
レビューを見る
分厚い本だけどあっという間に読み終わった。
バイオレンスだけどポジティブで読んで明るい気分になった。
充実感のある作品。