電子書籍
わかりやすい!
2018/01/04 23:07
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投稿者:ウキウキさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話し方ってセンスだよな、と思ってきました。でも、何かヒントがあるかな、と話し方の本をいくつか読みました。悪い本を選んだのか、話し方の本をみていて理解しがたい。これは僕の理解力が足りなかったのか、話し方は知ってても書き方を知らない著者だったからなのかはわこりません。
でも、パックンの話はすごく頭に入ってきました。
入門書としても抜群です。
紙の本
エトスが一番
2016/04/06 17:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とおやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディベートのように相手を打ち負かすのではなく、実際は相手を説得して、共感してもらうことが、日日の仕事やプライベートでも大切であり、そのためのエトスと言われる人格に関わるところの信頼感が最も共感頂くために必要ということが、あらためて納得のいく内容であった。
そのうえで、より共感してもらうために、伝わる技術としての事前準備(伝えたい人のコモンプレイスと言われる響く常識のレンジの理解)と、臨機応変のウィットがひらめくような感じ方を鍛錬することが大切に思った。
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話術は磨くもの。生まれつき話がうまい人なんていない。アメリカ人はそういうトレーニングを受けている。
自覚、自信、自己主張
レーガン大統領が歴代の中で一番うまかった。
ディベートの85%は見た目で決まる。
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とてもよかった。アメリカに住んでいて感じるコミュニケーションの大切さ、日本のそれとの違和感などを、本書で整理でき、今後どうしたらよいかの指針をもらえた。他のkindle本と比べ、この内容で720円は非常にお得。
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パックンの芸名で知られている著者の、それなりに本格的な話術の本だった。
価値観や信頼にかかわる「エトス」、感情にかかわる「パトス」、そして論理の「ロゴス」。それらに訴えるためのテクニックが囲みにまとめられ、また本文中でも意図的に使われていて、なおかつネタバレもしているので面白くかつ分かりやすい。
合言葉の「自覚、自信、自己主張」をもって、実際に活用しようとしなければ、やはり身につかないものだとは思う。
14-80
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コミュニケーション能力の有る人を見て「自分の性格的なものに起因している」と考えてしまい、自分には無理だと思ってしまう人が多いが、実はコミュニケーション能力や話術は訓練すればだれでも上達する。と説いている。
著者が日常的に日本人の話し方に触れて「ディテール」と「ストーリー展開」が特にかけていると感じている。
これを意識して話をすると周りから「随分話が上手になった」と言われるだろうと言っている。
説得力をために必要な要素
エトス:人的なものに働きかえる説得要素。話している人を信用しようと言う気にさせる様な表現を指します。
人格が優れている、品格がある、人柄が良い、センスが良い、面白ろう、価値観が自分と一緒等その人自身の信頼性信憑性などがエトス度を上げる
パドス:感情に働きかける説得要素。怒り、喜び、愛国心など聞いている人に特定の感情を抱かせるような表現が説得する上で大きな役割を果たします。
ロゴス:頭脳に働きかける説得要素。その人の言う事を頭で考えて理解し、納得すると言うようなもの。だから論理性がある、理論的であると言ったことでロゴスは高まります。
エトス度を上げるために
・しゃべり方を考える
自信を持って解決策を提案するぞと言う雰囲気で話す
・資格を考える
この問題についてしゃべる資格や立場にある事をアピールする→伝えたい内容と同自分が関係しているのかを盛り込んで話す
・相手を考える
相手の立場や興味、知識、ニーズ等を考慮して独りよがりにならない様に注意する。
・面白さを考える
パドスを利用するには
・狙いたい感情を決める
・ディテール込のストリーを使い目的を引き立てる
・けなし文句よりもストーリー
ロゴステクニックの要点
・論理学、ロジックに頼り過ぎないようにする
-簡潔な言葉で言い切る
-3の法則を使う
-韻を踏む、対比する、5・7・5長などでリズムを作り出す
-常識、固定観念をひっくり返す
-関心を惹きつける為に質問などの「呼びかけ」をする
-強調したり記憶に残り易くするために「反復」する
-大事な所を際立たせるために比較する
-より具体的に例示をする
-理解を深めるために別の物事に置き換える比喩を使う
-複数のものを並べて対象化できるように列挙する
・ロゴステクニックを使い分ける
気に入った言葉
There are no stupid questions. The only stupid question is the one not asked.
馬鹿な質問なんかない、唯一馬鹿な質問は聞かなかった質問だけ
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パックンが語るコミュニケーション術。
アメリカからやってきて漫才師になって、今は大学で講師。なかなかこれだけ面白い経歴の方はいません。
アメリカと日本のコミュニケーションの違いを対比させつつ、日本人の話し方の良いところ・悪いところの紹介もあり、具体的なテクニックもあり、軽いタッチで書かれた書でありながら、基本から応用まで、幅広く網羅されていますので、何度も読み返し、実践したい1冊です。
・日本人の話で欠けているのは、ディテールとストーリー展開
・キケロが説いた相手を説得しようとする時の目的「気持ち・考え・行動」
話術をちゃんと活かせば、相手の気持ちや考えを変え、行動するように説得できる。行動が話術の最終的な目標
・説得力を上げるファクター
①エトス:人格的なものに働きかける説得要素
相手を思う気持ちがあるか、人として誠意を持っているか
しゃべり方を考える、資格を考える、相手を考える、面白さを考える
②パトス:感情に働きかける説得要素
相手の感情に共感すること
狙いたい感情を決める、ディテール込みのストーリーを使い目的の感情を引き立てる、けなし文句よりもストーリー
③ロゴス:頭脳に働きかける説得要素
エトス>パトス>ロゴス 論理的に正しくてもエトスの信憑性とパトスの感情力を伴わないと説得力がない
論理学・ロジックに頼りすぎないようにする、ロゴステクニックは使い分ける
・日本のコモンプレイス(共通認識):安全性・元気・マナー
アメリカのコモンプレイス:自由・自立性
・思考の4タイプ:直観的・分析的・事実的・規範的
<この本から得られた気づきとアクション>
・話し方、話術というとどうしてもテクニックから入ってしまいがちだが、重要視されるべきは、エトスからである
・相手に訴えるための話術が満載なので、いろいろな場面で読み返し、実践に役立てたい
<目次>
■第一幕 理論編 話術の基本テクニック
・第一章 話術は「習って慣れろ! 」
・第二章 あなた自身でツカむ「エトス」
・第三章 「感情」によってツカむ「パトス」
・第四章 「言葉の力」でツカむ「ロゴス」
・第五章 相手の懐に入り込むには
■幕間対談 パックン×池上彰 対話で学ぶ「ツカみ」の極意
■第二幕 実践編 現場で使える「ツカむ! 話術」
・第六章 心を打つスピーチ、プレゼンの技術
・第七章 話し合いの場での話術
・第八章 騙す話術の見抜き方
・第九章 これが「ツカむ! 話術だ」
付録 「ハーバード流」自己紹介
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話術はトレーニングで上達していくもの。アメリカではコミュニケーション能力を身につけさせる教育に力を注いでいるという文面に、はっとしました。
言われてみればそうですよね。
生まれ持ってコミュニケーション能力の高い人だっているかもしれないけど、だいたいにおいて周囲の指導や自分の努力で身につけ、上達していくものですよね。
アメリカと日本の両方をよく知っているからこそ、日本のよい面は認めながら、不足しているところを指摘しています。
ビジネスにも使えるし、日常生活でも使えるコミュニケーション術で、身につけることができれば強みになると思います。
そのためには、知識としてこの本に書かれていることを理解する必要もありますが、なにより実践してコツをつかんでいくことが大事なようです。
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20140719読了。
パックンによる話し方本。
何冊も読んだり勉強している方からすればもう知っている内容ばかりなのかもしれないが、今まで話し方やプレゼンの仕方について全く勉強したことがない私からしてみると、わかりやすく参考になった。
話をするにしても思いついたままに話すのではなく、わかりやすく論理的に。
アリストテレスのエトス、パトス、ロゴスが大切だとパックンは書いていたが、私が心がけようと思ったのが話にストーリー性をもたせるということ。すぐにはできないが、まずは意識してみようと思った。
それにしてもパックンは本当に頭がいいんだな。
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面白かった!
エトス、パトス、ロゴスを意識してみようという気になった。
仕事において、お客さん以外へのプレゼンにもすぐ試せる内容。
プレゼンの際には読み直したい。
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別の本でも分析手法としてでてきた、エトス、パトス、ロゴスの概念でスピーチや会話を魅力的にしようという。
なかなか、人前やそんなに親しくなかったり、世代差や、女性との会話は緊張してしまう。話術を鍛えることで、緊張は無くならないだろうな。考えながらしゃべる余裕が必要です。
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東工大での講義を活字化したものだそうです。
確かに、アカデミックに理論化されていて密度が濃い。
“東工大白熱講義書籍化”というキャッチに納得。
他人のスピーチを分析したり、自分がスピーチする時の理論、という感じで、理論的・学問的に話術を学問しています。
しかし、これを読んですぐに実際の会話・雑談に活用できるかというと、また違うような気がします。
即効性を考えると、齋藤孝先生の一連の雑談術の本が即効的・実践的という気がします。
中間部に、池上彰先生との対談が収録されています。
対談のお手本となりそうな面白い対談です。
この対談で、東工大での授業では、毎回ワークを実践してもらっていると書かれています。
この実践練習が効くのだと思います。
だから、授業が活字化されて、それを読めば授業を受けたのと同じ効果があるのかというと、やはり実際に授業に出て実戦練習を体験する方が圧倒的に身に付くのではないでしょうか。
そういう意味で、実際の授業風景をワークを含めて映像化して頂くと、雰囲気が分かって良いのではないでしょうか。
そういう意味で、斉藤先生の「15秒で自分を伝える「会話」の授業」では、実際に授業で行うワークの方法も記されていて、授業の一端が分かって、実践的な気がします。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140808/p1
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週刊日経トレンディで取り上げていて気になって、読んでみようと思いました。
キャッチコピーが本当にキャッチー。「合コンからプレゼンまで!「効く」話術」
トレンディの渡辺編集長のオススメの仕方にも心惹かれました。「コミュニケーションが苦手な人はもちろん、自然と出来ている人も、自らの手法を改めて確認できる」(みたいな事を…)
こういうジャンルの本(自己啓発?ビジネス?)はちょっと苦手で、時間がかかってしまいました…。
期待値が高すぎて、読了感としては今ひとつ。
テクニック本としては図形やチャートを使った説明が少ないし…。まぁ読み物としては有益だったと思います。
面白かったのが、章間にある池上さんとの対談とあとがきです。
説明の文章よりも、パックンのお話しの方がたのしーなー。
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パックンこと、パトリック・ハーラン アメリカの教育と文化 話すこともスキルの集積 コミュ障 ボキャ貧 カンバセーション会話 スピーチ一人喋り ディスカッション話し合い プレゼンテーション説明 ネゴシエーション交渉 ディベート討論 催し そこまでして盛り上がらなかったら、その人は放っておけばいい。パーティ会場はよい実験の場であり、実践を積むことができます。
かんかん‐がくがく侃々諤々=正しいと思うことを堂々と主張するさま。また、盛んに議論するさま。「―と意見をたたかわす」
習って慣れろ! スパイスを求めて航海に出た 自分で考えて答える習慣 マイケル・サンデル、対話型、問答型 流れもあって、ディテールもある。 キケロ話術3K気持ち考え行動 エトス人格 パトス感情 ロゴス頭脳 池上彰 子供ニュース 元東京都知事 暴走老人 ストーリーの中で悲しみ、怒りを煽る レトリック巧みな言いまわし ブッシュ 悪の枢軸 きのこ雲を伴った形 狙いたい感情を決める→ディテール描写込みのストーリーを使って煽るのがパトスアピール 皮肉やユーモアのセンスが秀逸 常套句を避ける 東工大 コモンプレイス 好きな素数 10%から5%になりました=50%減りました コミュ障 ボキャ貧 ユダヤ系ドイツ人 独裁者ヒトラー ディベート 驚異的視聴率 理想の見た目を頭に置きながら鏡の前で練習 英語でしゃべらナイト いろんなパターンを覚えて引き出しをどんどん増やしていく ツッコミは結局笑えるポイントを説明してくれている テロ警告Levelが上がるとブッシュの支持率も上がるから 恐怖度と支持率が連動 合言葉は3J自覚、自信、自己主張! 日本人3Sと揶揄される
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簡潔で分かりやすい実用書の良い例である。エトス、パトス、ロゴス。この三つを押さえることでコミニケーション力を増やすというのが本書の趣旨である。
作者は、あのパックン・マックンのパックンなのだが、ハーバード卒という頭の良さと、コメディアンとしての場数がうまくかけ算され奥深い。我々がどう表現しようかと考えがちなところを、相手が自分をどう感じるのかに着目し、その見え方を紐解き、そして実践する事で強化が必要と述べている。
他の本に比べて説得力が異様に高いのは、それこそ、食べていくために必死に考え、練習、さらには客からのフィードバックを元に改良を加えて結果なのだと思う。それ故、コンパクトで読まやすい。
異分野の書き手の本は新たな発見に満ちており面白い。