投稿元:
レビューを見る
◆前代未聞の魔女&犬コンビ、ナコとボンボン。ライバル魔女・シャナたちのたくらみを食い止めるため、今日も元気に呪い破りの修行中。先生が出した、最終試験のカエルの呪いも解いて、大成功!と思ったら、突然シャナたちが現れて『月の城』へと連れさられちゃった!そしてついに、シャナたちのおそろしい計画が明らかに…。絶対止めてみせるんだから!ナコとボンボン大ピンチの、ドキドキ☆クライマックス!小学中級から。
*ガラスの森へ
*四つの魔力
*呪いのカエル
*月の城
*約束
(^^)<Comment
この4巻以降もシリーズが続いているので、まさかこの巻で、ナコ&ボンボン(太陽)とシャナ&ルーニス(月)の戦いにピリオドが打たれるなんて、思ってもいなくて…。
読んでいくうちに、結末を迎えてしまってビックリ!
話の設定の壮大さで言えば、もっと引っぱれそうなのに、あっさり幕を閉じてしまって、意外でした!
でも、読み応えは十分な感じです。
ナコたちは、呪い破りの魔女としての訓練を受けるために、その道の第一人者の先生のところへ、修行に出ます。
家を離れたことがなかったナコは不安で仕方がなかったけど、ボンボンと一緒だったから、次第に不安も吹き飛んで。ナコとボンボンは、本当に良いパートナーだよね~(^^*)♪
1人と1匹で、先生の出す課題に懸命に挑戦していきます。
呪いを破るときには少なからずダメージ(痛み)を受けるんだけど、呪いの力から身体を守り、自分の魔力を強めるアイテムを身につければ、そのダメージをかなり減らすことができる。
そこで、ナコとボンボンは、そのアイテムを作るための材料探しに出かけたりも。
そして無事に、火のマニュキア・水のマニュキア・土のマニュキア・風のマニュキアを作ることに成功するの!
呪いにはそれぞれ属性があるので、その属性に強いマニュキアを塗って呪いに触れると、その力を半減することができて、呪い破りもしやすいのだそう。
それから最後に、自分の魔力を高めるためのマニュキアを作ることになって、太陽と月の力を秘めたものどちらかを選ぶことができるんだけど、ナコは迷わず、太陽を選び、太陽のマニュキアを完成させます♪
そこで、先生からの最終課題を出され、苦労しながらもナコとボンボンはその課題に見事クリアするんだ!
ここからが急展開で。
実は最終課題をナコたちにやらせたのは、本物の先生じゃなく、月の魔女を目指すシャナが化けた姿。
しかも、ナコたちは、犯罪魔女モルガナの復活のために、一役買っていたことに。。。
そして、本当の黒幕はやっぱりルーニスだった!
ありきたりな展開なんだけど、ボンボンがすごく頑張っていて、勇敢で誇り高くて、きゅんとした~★
ナコとボンボンの説得と活躍で、モルガナの復活は阻止できたし、シャナとルーニスのピンチも救われて、シャナは記憶を失ったルーニスと、普通の魔女と普通の魔女猫として生きて行く道を選んだの。
この巻は、1期の最終巻だけあって、全部の章が1連の流れの中��進んでいく長編という形になってました。
ボンボンの振る舞いがいちいちかわいすぎて、「かわいい…」「やーん!」と言いながら、読み進める危ない大人でした…(笑)