紙の本
この巻で完結でもそれはそれであり
2015/08/25 17:12
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
例えデススターを登場させてもまんねり感はぬぐえず、またさすらって闘っている間はおもしろくても薄っぺらだが、故郷の政治家のパワーバランスに巻き込まれると面白さが深みを持つ、今回は善意の人々が現れて異星人たちの権利を代弁して結局あんなことになってしまうが、今の世の中に対する風刺としてはもう少し突っ込んでほしいところだね?人類の故郷の惑星に待ち受けていた頓珍漢な連中ももう少し扱いを増やしてほしかったが、次回から絡んでくるのかな?そこまでいくと風呂敷を広げ過ぎな感もないではないしこの巻で完結でもそれはそれであり?
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シンディックの妨害を排除して拿捕したスーパー戦艦と友好的なスパイダーウルフ族の艦とともにアライアンス宙域に無事帰還。
そしてカンザスに行かねばならないというスパイダーウルフ族とともにドーントレス単艦で地球へ。
一応終わりのような、続くのような微妙な終わり方
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外伝で寄り道をしたけれど、戻ってきました。そして艦隊も。異星人のばかでかい戦艦(それも何やら恐ろしげな仕掛けがありそう)を引っ張っての旅路はろくなもんじゃないし、くわえて、なにやら軽やかな飛び方をする別の異星人の船もいっしょで、もちろん戦闘も。そして帰ってみれば例によって政治闘争みたいなことも待ってるし。元帥の苦労は終わりません。相変わらずちらちらと女性に苦労している気配もあるし。
そしてそして、あらたな旅の先は…。
んー、やっぱりあのゲームがちらちらしてしまうなあ。
ちなみに夏には外伝2が出るんだとか。たたみかけますねえ。
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とうとう太陽系へ。
ベア=カウ族は予想通り……。人間は自分が認めたいものだけを見る、って言うのは良く言われるし、このシリーズでも主人公の立場と対照的なものとしてかなり良く使われてるけど、ちょっと自分の態度や視点を省みさせられる気がする。(おおげさ?)
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ようやくアライアンスへ帰還すれば当然のように政治抗争が待ち受けている。
そしてドーントレスは単艦で新たな任務へ。
一見それは栄誉ある儀礼的な任務であるように思えるのだが……という本巻ラスト部分へと続いていく。
先祖崇拝をしている彼らにとって、太陽系(地球)というのは特別な存在なんだな、というのがよくわかる。
今までの敵とはひと味もふた味も違う一方、異星人のように意思の疎通が難しいわけではないしメンタリティもほぼ同一なので、それはそれで面白い展開になるのかなと期待。
その中でダンサー族がなにゆえ地球の、特定の地域へ行きたがったのかという理由がわかるところは、ちょっと涙ぐむシーン。
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展開ができすぎだが面白くなってきたので許そう
表紙 7点寺田 克也 月岡 小穂訳
展開 5点2013年著作
文章 7点
内容 606点
合計 625点