紙の本
ふたつの顔を持つ人たち
2020/08/15 22:07
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しくも儚げな双子の姉妹に、亡くなった後も翻弄されています。生者のために生きる決意と、死者のために捧げる祈りが感動的です。
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sideAからいきなり時間が進んでsideBが始まりました。
ちょっと時間が進みすぎて把握しづらかったです。
正直言って、sideBはsideAほどのめりこめなかったです。
と言うか、ただの上下巻で良かったんじゃないかと思いました。
むしろ、一冊にまとめてしまってもいいんじゃないの?とも思うくらい。
せっかくテーマはいいもの選んでいるのに、もったいないなぁ。
水穂や尾崎さんの話ももっと深く書いてほしかった。
バーのオーナーの話は中途半場に書かないでほしかったかな。
sideAが結構良かっただけに残念。
真夜中の五分前というタイトルに負けているような気がしました。
番外編で水穂の話や尾崎さんの話なんかも読みたいかな。
登場人物はみんな魅力的だったので。
次回作に期待してみようかな。
文章の感じなんかはすごく好きなんで。
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自分は今まで当たり前の事を当たり前のように見過ごしていたんだと気づかせてくれる一冊。
それは、例えば、突き抜けるような青い空、道端にひっそり咲く花。
明日からもっと周りのモノに目を配ってみようと思う。
side Aを先にどうぞ。
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side-Aから連続で読んだものの、まず設定の時間が空きすぎていてつかむまでに時間がかかった。全体的にわかりにくかったかな。。。。
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ぼくがもしも双子だったのなら、
どっちがどっちかわからないだろうか。
自分たち自身でさえも。
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side-Aに続き読破。
いきなり、こんな展開になってるとは・・・って思っちゃいました。
side-Aの終わりだけでいいかな〜って私は感じます。
でも、水穂の話がside-Aよりあったので、そこは良かったかもw
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読み始めていきなりこう展開するか、と思いましたね。最後はこうなりましたか。バイトの子のたとえ話のように占い師は恋をして幸せになりましたとさ。だといいんだけど。
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かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside‐Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。
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side-Aが面白かったので購入。冷静と情熱〜みたいな、男サイド女サイドかと思ってたから意外。ひたすら哀しい話だった。もぅちょっと救われて欲しいなぁ…。
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sideAより内容は濃い。
やっぱりさ、男も女も仕事以外の楽しみ見つけるべきだね・・・。
だからって割り切って愛のない仕事をしてもいいってわけじゃない。
かつて本意じゃない仕事、流してやってたことを反省したりして・・・。
双子の恋人がどうのこうのって言う下りはあんまり興味もてない話だったけど・・・。
1時間ぐらいで一気に読むとカンドーします(笑)
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いきなりの展開で始まってちょっとびっくり。私は誰なのかというような認識について少々考えさせられた。ラストの主人公のあの選択のおかげで、作品がより良いものになった感じがする。
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【10/15】同じく古書店で仕入れたまま積読されてた本。急展開の設定がしばし掌握できなかったけど、さくさくと一気に読んでしまった。2分冊でなかったら、もっと戸惑ったかも。side-Aが陽なら、side-Bは陰…読後にじわじわと効いてきます。
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saide-Aの続編。付き合い始めてからかすみはスペインの電車の脱線事故で死んでしまった。生き残った双子の妹・ゆかりの夫、尾崎は「本当にゆかりなんだろうか」という事に悩まされてしまう。ゆかりは本当にゆかりなのか。かすみは本当に自分を愛していたのか。
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気になった台詞を抜き書き。主人公の転機に関わる店のオーナーの台詞。いかにも核心っぽい顔をしているけれど、ミスディレクションかもしれない。
「流れた時間に敬意を払った方がよい。それと今流れつつある時間にも」
「好きな自分になってみようという気は?
そう言うことに時間を費やすことが正しい人生の過ごし方だと思うんだけどね」
本多孝好「真夜中の五分前」裏面こと「SideB」を読了。さすがに通り一遍のミステリではありませんでしたか。小説としては、ことに恋愛モノとしてはそれなりに綺麗にまとまっているのだとは思うけれど、個人的には釈然としない思いでいっぱいでございます。主人公は自分だけで昔の死んだ恋人の面前で何やら解ってしまって、心がほどけてしまったりなんかしておりますが、これは「SideA」でかすみさんの面前で解けたのとは違う次元なのか。主人公は仕事をやめて、かすみ=ゆかりからも離れて、何がどうなったのやら。かすみ=ゆかりを突き放したとしか思えないのだけれど、真相はいかに。ラストのまとめ方は帯に曰く「恋愛小説史上かつてない、切なく美しい幕切れ」だというけれど、本当にそうなのか。今の自分と、今愛する人なんて勝手に独白されても、全然放置され、釈然としない気分になってしまうのは私だけなのか。流麗な本多孝好体で綴られているがために、逆に最後の数頁に納得がいかない。これが不二恵が恋愛小説に感じる憤りと等価なのかは解らないけれど、今のところは本作を「お気に入り」に出来ない私でありました。きっと、子供だから…なんでしょうね。大人になってから読み返せば、得心がいくこともあるのでしょう。
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side-Aから連続で読んだものの、まず設定の時間が空きすぎていてつかむまでに時間がかかった。全体的にわかりにくかったかな。。。。