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電子書籍
妊娠
2023/04/15 18:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
妊娠するって難しいことなんだなというのを、この本を読んで改めて知りました。生殖医療のことも知れて良かったです。
紙の本
内容紹介
2004/11/17 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝日出版社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもができないと悩むカップル……7組に1組。病院に行く前に知っておきたい、不妊治療のすべて。
「私はこうして授かった」——治療を受けたひとたちの声を多数紹介。
もうひとりで悩まないで。出口はきっと、見えてくる。
不妊に悩む、ひとりひとりのこころとからだをサポートする。
*いまやカップルの「7組に1組」といわれるほど増えている不妊症‘‘その原因・治療法をわかりやすく丁寧に解説します。語り手は、30年にわたって不妊症を診てきた東京大学医学部 産婦人科の堤治教授。患者さんの篤い信頼をかちえている斯界の第一人者です。
*不妊治療で悩んでいるひと(カップル)、いま治療を受けているひと(カップル)、治療を受けないという選択をしたひと(カップル)‘‘さまざまな立場の読者を想定し、「どんな治療をどこまで受けるか」を丁寧に解説します。実際の治療例を多数紹介していますので、きっとあなたの役に立ちます。不妊治療の現場からみえる、新しい生命の授かり方。
‘卵巣の破裂——子宮内膜症を乗り越えて子を授かる
‘精液中に精子がゼロでも、自分の子をもつ可能性はある
‘10年間におよぶ不妊治療を打ち切ったあとの自然妊娠
‘60以上の子宮の筋腫を切除——三度の手術後に授かる
‘毎年1万人が体外受精でうまれている
‘受精卵を凍結保存する
‘なぜ増える? 子宮内膜症
‘子ども選ぶ?——出生前診断
こころとからだにゆっくり効く、不妊症を乗り越えるための「処方箋」です。
[著者から]
「医術が進むことによって、一昔前までは妊娠することが不可能だったひとでも、子どもをもつことが可能になりました。…(中略)…また、生殖医療技術の進歩によって、これまで起こりえなかった問題が生じています。…(中略)…技術として可能なことでも、実際にその技術を適応すべきかどうかは簡単に答えの出ない難題です。生命とは何か、ひいては親子、家族の関係とは何かと疑問はひろがります。
本書は、単なる技術解説に留まらず、現代人が子どもをもつということ、あるいは近年社会問題になっている生殖医療の適用範囲(代理懐胎、着床前診断など)についても考えていきたいと思います。「科学技術と倫理」の葛藤は、生命の誕生の場面に色濃くあらわれるからです。社会の多くの皆さんに生殖医療の現状と問題点をご理解いただき、これからの生殖医療をどうしていくべきか、その考えを深めるためのお役に立つことができれば幸いです。」
‘「まえがき 不妊症に悩んでいる方へ——安心して不妊治療を受けていただくために」より
[患者さんから著者宛てにいただいたお手紙より]
「先の見えないトンネルの中にいるようで、いつになったら明るい出口に出られるのだろうと不安な気持ちになるときもありました。…(中略)…病院に行って先生に会うと、“よし、またがんばろう”という気持ちになれました」
[目 次]
1章 変わりつつある「生命の始まり」 ——妊娠成立のシナリオと生殖医療
2章 見えてきた生殖の壁 ——子宮内膜症/子宮筋腫/性感染症/環境ホルモン
3章 子をもつ希望と倫理の狭間で ——複雑化する家族/クローン/出生前診断
[付録]
・不妊治療をおこなっている全国医療施設/医療情報リンク集
・用語集
・治療を受けた患者さんからのお手紙
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