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紙の本
時間の流れは幻滅を招く
2015/09/17 15:19
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ザクィトエ・アナンシと反鏡乱舞という二つのアーティファクトを手に入れたイルミ・ミルウィックは、キャロライナ・ギルスベインやサクヤ・サクラと共に、マルビナ・ヒロマーエ侯爵が領主を務めるガルツハーンへ帰還していた。その帰り道、彼らは隣国リンフィールドの巫女セラフィーナを拾う。
リンフィールドは大国の思惑により資源を乱獲された小国であり、先代の巫女であるフェリシアはその政争の犠牲となって暗殺された。かつて巫女の護衛をしていた魔術師見習いであったクリスフォード・アスロックは、その後、アリス・フィン・ノンマルスに拾われ、価値観を変えられたのである。
そしてアリスに忠誠を誓ったクリスフォードの前に、11年前に死んだはずのフェリシアが現れ、リンフィールドでクーデターを起こしたと告げる。彼女の目的は、祖国を食い物にした大国に復讐することだ。
しかしもはや過去の忠誠から切り離されているクリスフォードには、フェリシアに従う義理はない。だがフェリシアは、アリスの攻撃すらも受け付けない、超常の力を身に着けていたのだ。
主人公はイルミのはずなのだけれど、そちらはラブコメメインで進行し、ファンタジーパートの主人公はクリスフォードが務める構成となっている。敵側なのに、主人公サイドを食っちゃう成長を見せているなあ。
見せ場は全部クリスフォードにとられてしまったが、次巻ではその座をアシュトが取り戻す展開となりそうだ。
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