紙の本
関心の持ち方一つ
2014/08/17 15:41
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投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
身の丈ワイルドライフを自称する著者のコミックエッセイ。
相変わらず理解できない人には、全く面白さが伝わらないタイプのマンガ。
そんなマンガであっても、16巻目に突入。
1巻の出版が2006年であるから、かなりの長期連載のマンガとなっている。
ドラマチックな展開がないからこそ、ここまで続いているのだろうか。
日常生活にドラマチックな展開が、たくさんあっても、それはそれで疲れてしまうが・・・。
毎回、感じるのは、作者の観察眼の鋭さ。
いつもの日常だとしても、関心の持ち方一つで、見慣れた光景でも新鮮なものに見える、といういい例だろう。
翻って、自分は、どれほどのものを見過ごしているのだろうか、と少し不安になる。
ところで、今回の巻では、カルガモ親子の話題が出てくる。(全体のほんの一部だが)
今年は、自分もカルガモ親子の観察ができたので、その姿が重なった。
描かれているチビカモの様子を見ると、作者の暖かい眼差しまでもが分かるような気がする。
暑いと昼間は外に出る気力さえなくなるが、朝晩、「秋の気配」を感じるか、ちょっとだけ気にするようにしたい。
無論、見たり、聞いたりするだけでなく、味わう方でも。
紙の本
生きとし生けるもの
2016/07/30 17:15
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投稿者:こけさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
野鳥を扱うマンガ。野鳥だけにべったりふれあうということはない。しかし、それが人間と自然の生き物と付き合うときの正しい態度であるように感じられる。野鳥など自然の生き物から見たとき、私たち人間は異質な存在なのだ。それを思い知らせてくれるような気がして、毎回本が出る度、買ってしまう。
紙の本
地方人の日常エッセイ漫画
2017/11/20 16:17
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気ない、飾らない、等身大の著者の日常の話を集めたシリーズ。主に鳥を中心に生き物たちのエピソードが魅力的。
紙の本
鳥は好きですが
2016/07/23 00:59
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投稿者:ルイス - この投稿者のレビュー一覧を見る
野鳥が大好きで読み続けているとりぱん。
夏になると虫話が多くなるのが少し苦手です。
最近は特に虫話が多く金魚の話ももっとあればいいのに。
玄関前の大きな蜘蛛の巣はさすがに無いなと思ってしまう。
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生き物好きにはたまらない本です。絵がうまく動物ネタなので後味がイイ!全巻読んでますが、どこにそんなねたがあるの?とゆうくらい面白いです。
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ちょっとパターン化してきたかなと思ってしまった。この人の周りの状況に愛着が湧いている人ならいいのかと思う。
区切りでなんだか詩人になってしまう、あのノリについていかれず、そこだけ避けて読むことにした。どうしても肌に合わないのだから、しょうがないかな。
虫とトカゲの話はおもしろかった。
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東北地方のとある県にて、身のまわりの動植物(特に野鳥。でも昆虫や植物まで様々)の様子や変化の観察記。
本巻では、初期に登場していたメイン・キャラクター:ボンちゃんことアオゲラが登場しなくなり、変わってアカゲラの登場が多くなった。毎年工夫され、変化(進化?)を遂げるご自宅でのエサ台も面白い。
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「とりぱん(16)」とりのなん子著、講談社、2014.05.23
129p ¥650 C9979 (2018.11.21読了)(2018.11.15借入)
2013年10月ぐらいから2014年4月ぐらいまで雑誌に掲載された分が収録されています。
蜘蛛の話が結構出てきますね。そういえば、家の周りや物置などのあちこちに蜘蛛の巣がありますね。時々取るけど、蜘蛛を捕獲したり殺したりしていないので、いつの間にかまた蜘蛛の巣だらけですね。
スズメバチなどのハチの話も何度か出てきます。家の周りをうろうろされるのも怖いですし、軒下などに巣を作られるとさらに大変です。昨年は、通風孔から屋根裏に巣を作られて、業者に頼んで撤去してもらいました。
鳥のはなしでは、カラスとシメの登場が多かったかな。シメはちょっと怖い顔をしてますよね。
【目次】
第405羽
~
第418羽 うおぱん
~
第426羽 名探偵鳥野難子2
~
第432羽
おたよりコーナー(随所)
あとがき
☆関連図書(既読)
「とりぱん(1)」とりのなん子著、講談社、2006.03.23
「とりぱん(2)」とりのなん子著、講談社、2006.09.22
「とりぱん(3)」とりのなん子著、講談社、2007.05.23
「とりぱん(4)」とりのなん子著、講談社、2007.10.23
「とりぱん(5)」とりのなん子著、講談社、2008.05.23
「とりぱん(6)」とりのなん子著、講談社、2008.11.21
「とりぱん(7)」とりのなん子著、講談社、2009.05.22
「とりぱん(8)」とりのなん子著、講談社、2009.11.20
「とりぱん(9)」とりのなん子著、講談社、2010.05.21
「とりぱん(10)」とりのなん子著、 講談社、2010.11.22
「とりぱん(11)」とりのなん子著、講談社、2011.06.23
「とりぱん(12)」とりのなん子著、 講談社、2011.12.22
「とりぱん(13)」とりのなん子著、講談社、2012.07.23
「とりぱん(14)」とりのなん子著、講談社、2013.03.22
「とりぱん(15)」とりのなん子著、講談社、2013.10.23
「野鳥ガイドブック」志村英雄・山形則男・柚木修著、永岡書店、1990.04.05
「ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑」久保田修著、新潮文庫、2010.04.01
(2018年11月29日・記)
内容紹介(amazon)
好評・女性漫画家4人の珍道中シリーズ(?)は15巻の「台湾編」に続いて「東北温泉編」を収録。今回のメンバーは作者と、レギュラー(?)の青木幸子氏&伊藤静氏、そして和央明氏。今回も伊藤氏がいい味出してます! 腰空蜻蛉、安松飛七節、山椒魚、薮雨、懸巣、蝙蝠、狐…漢字で書くと漢方薬みたいだけど、いつも以上にいろんな生き物登場。読むとのんびりしたくなる、北東北ベッドタウン・生き物みっしみしエッセイ漫画!
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そして16。
初っ端から、蜘蛛多め。
玄関扉については、頭いいw と感心してしまいました。
ちょいちょいある投稿ネタの、雀のスライドが
大変な状態なのでしょうが、笑えました。