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マーイなの?いや、かなり好きだった
2002/12/10 14:15
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投稿者:A-1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
渡辺憲一は進学高校一年、真面目な勉強一筋の根暗少年(連載当時真面目イコール根暗だった)。学校と往復だけの日々。でも、俺だって息抜きがしたい!!ってことで、親にも誰にも内緒でこっそり買ったホンダMVX250(デリケート(渡辺談)というより液もれが。形はSFっぽくて格好いい)。
予備校に通うと偽り、こっそりバイクに乗ることでうさ晴らし。
これが俺の生き甲斐なんだー・…って、あれ? なんかエンスト? はわーっどーなってんの?
そんな楽しい息抜きの相棒を、てめ、シゲル勝手に乗りやがって!!
なに? 落ちてた? そんなわけないだろ? それは俺が…いやその、
俺が追いつける分けねえって? 馬鹿なこと言うな! 真面目で言ってんじゃない。俺が必死で手に入れたそのバイク返せってんだよクソタラーっ!!
「何っ? お前のなのかよこれっ!?」
という経緯で昔なじみのシゲル(田川)にバレ、いもづる式にまわりにそれがバレて行くのだが…
一緒に走ろうぜ! つまんない喧嘩なんかしてるよりか、お前と楽しくバイクで楽しみたい。
というシゲルや清水を仲間に、クラブ「カルーチャ」は発足したのだったが、そのシゲルや清水が暴走族の幹部候補生格だったことから話はこじれてゆく。
そこら辺一帯を制圧する暴走族FFH(フェルトヘレンハレ)のコマンダーのヤチ(坂上)が憲一と公道でひょんなことで出会った事で、彼らのナイーブさと、ヤチを慕う幹部達によってイザコザは増していく。
このイザコザがつらくて連載当時は読みにくかったんですが。
マーイだ…(これってイマイチってコト? 未だにこの意味がわかんね(笑))
プレスライダーかな子さんの一言ずばりで(バイク乗りの)性格を論破するのがなかなか面白かったり、
修学旅行に行く途中の新幹線の中でやってるカードゲームで、一人勝ちする憲一が「確率と統計だよ」という名言を吐いてみたり、
シゲルが一筋に思っている佐倉えみ子が憲一を好きらしいと気が付いて、イライラしたり、憲一と結婚しちゃう自分の夢を見てあたふたしたり、
クラブ「カルーチャ」に後輩(カズイとか)が出来たり、
東大理工科を目指してた憲一が浪人したり、Z会(難易度高い一般人が手を出しては火傷する通信教育)でがんばってたり、
レディース「ハニービー」のヘッドとは知らずに、ユニコの家に家庭教師に行った憲一が、教団の誘惑を断ちきったこと(セーキマツの曲を無理にヘッドホンで聴かせる攻撃をバイブルならぬ参考書(受験生のバイブル)で防御(笑))とか、カブでコーナリングしてるのを目撃されて、思いを寄せられたり、
ヤチさんの妹がドイツからやってきてみたり、マキがふらふらしたり、
それでFFHがばらばらしてきたり、
「渡り鳥の群の隊列を崩すのは同情」という憲一。
頭良すぎて、忠告が難解すぎだヨ。(爆)
つまり、隊が大事なら過去を振り返るなちゅー意味なんでしょうか?
まるで、隊にもう居ないヤツのことなんか切り捨てちまえと言わんばかりにも聞こえますけれど…
いろんなエピソードが織り交ぜて、結局は単にバイク好きなヤツらの青春群像なんでしょう。
実際、彼らの乗っているバイクのモデルを取っかかりに乗ってみたというバイク好きになったファンも多いみたい。
私はサスとかリアとかスロットルとか未だにわかんないんですけど、乗ってみたいと思わされました。
文庫本化も完結して、最近「ペリカンロード2」とかの連載も始まってるみたいで1ファンとしては嬉しい限りです。
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